ニュースのご近所。 あの出来事、近くで見るとこんな感じ。 |
第30回 地方紙ならではの記事。 ドイツのゴールキーパー、カーンさんの情報が 「ほぼ日」ではかなり頻繁に寄せられるのですけれど、 そんな国際的な情報にしても、 「日本国内では、札幌にいなければ手に入らない」 なんてことが、起きたりもするんですよ。 ……それは、なぜだと思いますか? ではさっそく、いただいたメールを紹介します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・この前、8月20日の北海道新聞に カーンのことがデカデカと取り上げられてました。 札幌市とドイツ・ミュンヘン市が 姉妹都市堤30周年を迎えたということで ミュンヘン地元の有名人の カーンの記事が載っていたというわけです。 その新聞には、 「ドイツの誇り カーン、迫力プレー」 という大きな見出しで、記事では 「コーチが繰り出す猛スピードのシュートを 全身をバネにキャッチし、 どっと地面に落下するカーン」や 「後輩GKに対しては 言葉と身ぶりで優しく指導するカーン」とか 練習中のカーンの記事が書かれてました。 試合中ではなく、 情報の少ない練習風景の記事なので カーンファンは喜びそうな記事なのですが、 いかせん見出しの大きな写真が、 素人目な私が見ても面白くないのです……。 『腰を押さえて顔をしかめて映ってるカーン』 の写真なんです! カーンとグランドを写したいのか、 新聞記者の方がカーンが恐くてちかよれなかったのか、 はたまた世界最高のGKが目の前にいるせいで 手が震えて写せなかったのか、 「もっとかっこいい写真を!」と、願ってしまう写真。 実際他のカーンが載っている雑誌では 「金髪が日の光りに透けて、 キラキラ光ってる王子様みたいなカーンの写真」とか 「本当におまえか?!みたいな 満面な笑顔のカーンの写真のハガキ」とか 「ゴール前でおしりをつきだしてる、 いろいろな意味で良いカーンの写真」などを 掲載しているのですから。 まぁ試合でもないのに、 北海道新聞に掲載して頂けただけでも、 カーンファンの私にはうれしいんですが・・・。 (ふじさんパンチ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「姉妹都市だからこそ特集」 という記事も、あるんですねー! 札幌のみならず、ここの地方新聞だからこそ 載っているニュースというのも、 みなさんから伺ってみたい気がしました。 そして、北海道新聞8月20日づけの、 カーン写真も、いただいたんですけれど、 たしかに、シブくて、ある意味いい味の写真でした。 キャプションが 「公開練習中のオリバー・カーン選手。 右手の指にばんそうこうが見える」 ですもの……ばんそうこうが、写真の中心だよ! (カーンさんのレア情報を知りたい ほぼ日としては、大満足の記事でしたけれど) では、次は、住宅事情についてのメールを紹介です。 おとといの「ほぼ日」表紙の『今日のダーリン』に、 「ちょっとくらい交通が不便でも、 緑情報摂取量の多い地域に住居を持つというのは、 これからの不動産価値の大きな要素になるんじゃないか」 と書いてあったことに対して、 アメリカのワシントンDCでの住環境について メールをくださった方がいらっしゃいました。 日本とどう違い、どう同じなのでしょう? ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・私は通勤地獄に耐えられず (それ以外の理由もありますが)、 米国首都に移り住んでます。 ここは、緑が豊かなんです。 DCのど真ん中のアパートに住みましたが、 徒歩圏内にいくらでもゆっくり散歩できる 公園や静かで緑に覆われた住宅街があるんです。 通勤も徒歩でした。 でも、所得税が全米でも指折りに高く、場所がないので 家賃も上がる一方、で、今年、郊外に移りました。 すごく後悔です。 車に乗らないと スタバにも行けないし、仕事にも行けない。 交通渋滞もものすごい。 建売住宅のオンパレードで、緑がどんどん壊されていく。 DC市内に戻りたいけれど、 これから子供を作ろうかと思うと 恵まれた教育環境や広い家は捨てがたい。 悲しいかな、結局、日本にいた時と 同じような状況に陥ってしまっています。 なんとかならないんでしょうかねー。 やっぱり、周りにたくさんいるアメリカ人のように、 一生懸命金儲けの方法を考えるべきでしょうか(笑)。 (こ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ なるほど!と思って拝読しました。 ありがとうございます。 ワシントンDC中心部は、かなり快適そうですね。 各地(たとえばヨーロッパとか南米とか)の 住環境についても、みなさんに伺いたいところです。 「わたしが住んでいるところは、こんなだよ」 というのがありましたら、 遠慮なくほぼ日までメールをくださいませ! 最後に1通紹介するのは、 好評なのか、なぜか届くこの種類のメール…… 昨日、おとといに続く「気さくな刑事シリーズ」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・そういえばうちもピッキングされたんです。 同じ日に、同じマンションで2件。 近所でもう1件。 お巡りさんが3組ぐらい時間差で来て 同じことを聞かれました。 最後の組のお巡りさんの一人の方が 鑑識セットみたいなので指紋を採ってました。 「テレビと同じ!!でもぼろい」 と思わず言ってしまいましたが 「あれはセットだからね〜」 と若い気さくなお巡りさんは 笑顔で答えてくれました。 その後は隣にしゃがんで 「粉が何でできてるのか」とか 「どうやって落とせばいいか」との質問に 丁寧に嫌な顔せず答えて頂きました。 それを見ていたもう一人の方が笑いながら 「もう1件の奥さんは 一人でいるのが怖いって泣きそうだったけど」 と笑ってました。 そりゃ怖かったけど滅多に無いことだから。 最後にもし犯人がまだいたら 丁度買ってきた長ネギで、殴ろうとした私に、 「危ないからそういうときは外で警察に電話してね。 もし犯人が刃物持っていたら、 ネギじゃ勝てないと思うよ。 せめて傘ぐらい持たないと……」 とやさしく教えてくださいました。 6人いらしたお巡りさんはみんな優しい方でした。 お巡りさんが帰った後、 ドロボーが散らかした以外が あまりにも散らかっていたので いつお巡りさんが来てもいいように部屋を片づけました。 (taka) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ このシリーズのメールって、 なぜか、読んだあとに落ち着くんですよねぇ。 おまわりさんが来てもいいように 指紋セットの質問のやりとりが、おもしろかったです。 それでは、次回のこのコーナーで、お会いしましょう。 さまざまな、日本国内や海外からの ニュースのご近所のおたよりは、 件名を「ご近所ばなし」として、 postman@1101.comまで、どうぞーー!! |
2002-08-30-FRI
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