ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第34回 長野県からのメール。


石原都知事の娘をかたる詐欺事件についてを
前回にお届けいたしましたが、
昨日は長野県知事選挙あけ、ということもあり、
やはり長野県にお住まいのかたから、
メールをいただいています。さっそく紹介です!







・ここのところ、私の住む土地は
 御代田町の「亜麻色の髪の乙女詐欺」事件
 上田市の「都知事の娘詐欺」事件など、
 あまりよくないニュースのご近所となっております。
 特に、上田市材木町は母校の目と鼻の先で
 例の会社の階下にある美容院も、隣にある整骨院も、
 さらにその隣にあるローソンも
 道路を挟んでその向かいにある書店も、
 私は大変お世話になっています。


 長野でいまタイムリーなニュースは、やはり知事選です。
 昨日は地元地方紙のサイトで開票速報を確認しましたが
 21時前には田中氏に「確」の文字がついていました。
 その時点の得票数では下位の方でしたが、
 こんなに早く当確しちゃうんだ〜と驚きました。
 9月1日は、県内各地で市長選など
 複数の投票が同時に行われていました。
 (ひつじ)

 
 



長野県、たしかにたくさんの事件が起きていて、
ニュースのご近所になりやすい土地なんですね!

では、次は福岡からの、
「ニュースには、なっていないかもしれないけど、
 いま、わたしが目撃したことがありまして……」
というメールを、お届けいたしましょう。







・darlingさま、スタッフの皆さま。
 いま、すこしドキドキが静まりましたのでメールします。
 いまから10分前ほどに
 福岡上空の飛行機のニアミスらしき光景を目撃しました。
 旅客機とセスナ機らしきものが
 接近して交差していったのです。

 余りの近さに、そばにあったデジカメに収めようと
 14階のベランダから狙いましたが、
 瞬く間にセスナ機が視界から去ってしまい、
 シャッターチャンスを逃しました。
 (本当に高度差がさほどなく感じましたし、
  着陸体制に入っている飛行機と
  十字に横切る飛行機なんて、
  いままで見たこと有りませんでしたから……)

 日ごろから、ここは眺めが良く、私自身飛行機が好きで
 眺める機会がとっても多く、着陸の失敗?(やり直し)を
 見てきたり、離陸後の飛行機を見てて
 機体の調子が悪いのではないかと疑いたくなる、
 そんな飛行機もたびたび見ます。

 ここ福岡は、空港のアクセスが良いかわり
 高層ビルが建てられなくて、14階以上の建物は
 数えられるほどの数しかありません。
 ですから、わたしのマンションも最上階の14階で、
 ここから、夏の風物詩の
 花火大会が7個所も見えたりします。

 天候の悪い日で、雲が低く垂れこんでいた日には、
 飛行機がスッゴク低く飛ぶし、
 飛行機のお腹がくっきり見えます。
 少し前に、韓国の旅客機が、悪天候で
 空港近くの山に激突しましたよね。
 わたしは、直ぐに、
 福岡空港と地形がそっくりだと思いました。
 その後のニュースで、
 その共通点を示唆したものをやってました。
 ちなみに、以前福岡空港にて
 ガルーダ航空のデンパサール行きが離陸に失敗して
 死者を出した時も、見ていましたので……。


 でも、これって。
 ニュースにはならないですよね。
 旅客機に乗った人が、
 窓からセスナ機が自分に向かって来ていて
 ヒョイと、上を越していった!
 などと騒がない限り……ですよね。
 また、空中で激突もしくは
 急に進路を変えたために起こるケガ人が出ない限り。

 福岡で離発着時に起こった場合の事故は、
 他の空港より大惨事になること間違いない
 空港だと思っています。
 ほんと!大丈夫〜?航空会社さん!
 航空券が激安になる代わり、
 それが事故にはつながりませんよね。と言いたい。

 飛行機が交差した時間は
 本日(9/2)13:02ごろ、
 旅客機はその後13:05ごろ福岡空港着陸。
 セスナ機らしきものは熊本方面に去りました。
 ここに記させて頂きます。
 (KYOKO)

 
 



ニアミスっぽく見えた
「ニュースにならないであろうニュース」を、
お届けいたしました!

福岡空港が、いかに都市部にとても近くて、
それを「KYOKO」さんがどう捉えているか、
についても、読んでいておもしろかったです。
福岡空港の持つ構造も、とてもよくわかりました。

では最後は、弟さんが、
「風貌などのせいで、
 ニューヨークで捕まりそうになった」
という話をお届けいたしましょう。







・窃盗犯に間違われた弟の話です。
 N.Y.ってところが、現実味を帯びていて、
 今思い出してもおかしいけど恐ろしい・・・。

 当時3ヶ月ほどバイトしながら
 N.Y.に滞在していた弟。
 実の姉の私が見ても、
 ちょっと近寄りたくないような、
 スキンヘッドと、黒人風の服装、身長約180センチ。
 そんな彼が友人(ボクサー崩れの日本人)と
 バイクを二人乗りしていたそうです。
 その日のN.Y.は寒く、
 弟は『目だし帽』をかぶっていました。
 二人乗りだけでも充分問題だったんでしょうが、
 大方そのナリのせいでしょう、
 窃盗犯に間違われたようで、
 パトカーに追いかけられました。

 で、その友人一旦バイクを止めたので、
 弟はてっきり観念したものと思い、
 後部座席から弟が降りたとたん、
 なんと走り去ってしまったそうです。

 警官から見た二人:仲間割れした窃盗犯

 ものすごい勢いで路上に押さえつけられ、
 当時英語があまり話せなかった弟は
 『ポケットになにが入っているんだ?』
 という警官の言葉に返答すらできず、
 ウォークマンだよ、と取り出そうとしたところ、
 銃を突きつけられたそうです。


 幸い仲間割れした(?)友人が
 すぐに戻ってきて説明したところ、
 事なきを得たということですが……。

 そんな弟は今もN.Y.です。
 今はドレッドをかけ、
 ひげも伸ばし、ますます犯人風・・・。
 (ケロロン)

 
 



「お姉ちゃん」から見た「弟」という視点なので、
実際はかなり迫力があるであろう弟さんの行動が、
ぜんぶ、かわいらしく見えてきますね。
銃を出された、というところが、とてもリアルでした。
おもしろかったです。

では、次回のこのコーナーで、お会いしましょう!!


さまざまな、日本国内や海外からの
ニュースのご近所のおたよりは、
件名を「ご近所ばなし」として、
postman@1101.comまで、どうぞーー!!

2002-09-03-TUE

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