ニュースのご近所。 あの出来事、近くで見るとこんな感じ。 |
第85回 空き巣に入ったけど、収穫ゼロ。 こんにちは!! ほんと、寒くて寒くて、という日々が 続いていますが、いかがおすごしでしょうか? 北海道からも、「寒くなってきた」という おたよりが届いていますよー。ご紹介します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・北海道はずいぶん寒くなりました。 北海道の小学生の冬の体育の授業は、 体育館で球技などの他に、 スキーやスケートがあります。 地域によってスキーかスケートに分かれるようですが、 私の住んでいた道南地方はスケートでした。 夜になるとPTAの父母や学校の先生方が ほぼ毎日、総出でグラウンドに水を撒き、 徐々にスケートリンクが出来てくるのです。 私たちは、出来上がったスケートリンクで 思う存分滑りまくりました。 冬休みもヒマさえあれば 学校にスケートしに行っていた記憶があります。 滑って転んで顔面直撃した友だちが、 鼻血を出しながらすべっていました。 リンクには凍った血が点々としていたのを覚えています。 ‥‥その出来事は、なんてことはなくて、 ただ覚えてるだけなんですけどね。 (どさんこ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 最近、気がつくと「寒い」って話になりますし、 宅急便のお兄さんとさえ、 「寒いですねーマジで!」などとしゃべるぐらいですから、 日本国内での会話の話題が「寒さ」になっている率は、 もしかしたら、けっこう高いのかもしれません。 あなたの住んでる地域の寒さは、いま、どんな風ですか? 日本国内、国外を問わず、教えてくださるとうれしいです。 どんなにふつうの地域でも、共感を呼ぶので、大歓迎だよ。 メールは、postman@1101.comまで、送ってくださいね。 (南半球の人の、暑さレポートも、待っております) では、次には、 「会社が空き巣に入られたけれども、 お金を一銭も置いていなかったんだ」 というメールを紹介いたしまーす。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・昨日、ニュースのご近所になってしまいました。 会社に空き巣が入り、 自分がその第一発見者になったんです。 ぼくは早朝に出勤。まだ真っ暗でした。 明かりをつけると書類がとっ散らかってる。 「うわ〜〜。すげ〜〜散らかってるな〜〜‥‥」 まだ寝ぼけているので 事態を把握できず、「〜」が多めです。 よく見ると、引き出しが全て開けられ、 散らかり方も普通じゃない。 ロッカーもこじ開けられたように軽く曲がっている。 この時点で「空き巣だ」って言う結論は頭にあるけど、 「またまた〜」って、なぜか認めたくない自分がいる。 でも勝手口のガラスが割られているのを見て納得。 もう否定する材料がない。 でも困った。出かけなきゃならないのに、 通報したら、現場検証に立ち会わないといけないだろうし。 悩んだ末、近くの交番に寄って事情を説明。 後輩に電話してAM8:00に出勤してくることを 確認して、後は任せました。 その後、現場検証に立ち会った後輩からの電話で、 指紋を取りに警察に行く事になっていると聞き 夜中に出頭(イヤな言葉だ)。 採取した指紋から、会社の人間の指紋を除外するためです。 ちなみに関係者指紋って言うようです。 まず、右の指それぞれ個別に採取。 続いて親指以外の4本を指先をそろえて。 最後に手のひら。左も同じく。 朱肉の代わりにロウを使うんだけど、 指を捕まれてグリグリされます。 よくつくように、自分の意思で指につけようとすると 「自分で動かさない!指紋の山谷がつぶれるから」 そう静かに、しかし有無を言わせぬ何かを 感じさせるように諭される。 そしてなすがままグリグリされたのでした。 これはちょっと怖いというかイヤーな気分でした。 ちなみに会社の現金、小切手、手形類は 週末に本社へ持ち帰っていたんです。 割られたガラスやゆがんだロッカー、 書類がめちゃめちゃになった以外は特に被害なし。 会社にあった現金は小銭が合計約100円のみ。 床に散乱してました。 空き巣も空き巣で、そうとうアタマにきたんでしょうね。 みなさんどうぞ戸締りにはご注意を。 (し) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 何も盗むものがなくて、 空き巣に入った人、腹が立ったんでしょうねぇ‥‥。 大規模な被害じゃないこともあって、楽しく読みました。 最後に、イタリアからの、なごめるニュースのご近所です。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・お昼にTVを見ていたら、 イギリスのチャールズ皇太子が イタリアのフィレンツエを訪問した、 とニュースが流れていました。 アナウンサーが何度も 「カルロは・・・」 「カルロがヴィーナスの誕生を見学した」 と言っているのですが、 TVに映っているのはチャールズ皇太子。 カルロって誰なんだろう?と不思議に思い、 イタリア人の主人に聞いたら 「なにいってんだよ、カルロ皇太子じゃないか!」 とびっくりされました。 そう、チャールズはイタリア語で 「カルロ」と言うそうで‥‥イタリアのTVは チャールズ皇太子をカルロと呼んでいます。 「勝手に名前を変えないでよ!」と言ったのですが、 気がつくとエリザベス女王も 「エリザベッタ」と何だかベタベタした名前で呼ばれ、 ポール・ヤング(歌手)も 「パオロ・ジョヴァニ」と呼ばれていました。 信じられないなぁ。 人の名前には敬意あるべきじゃないのか? とびっくりしました。 (在イタリア サマンタ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 「エリザベッタ女王」「カルロ皇太子」‥‥。 ちょっと、人なつっこくなって、かわいいですね! 外来語についての小ネタでした。 では、次回のニュースのご近所で、またお会いしましょう! さまざまな、日本国内や海外からの ニュースのご近所のおたよりは、 件名を「ご近所ばなし」として、 postman@1101.comまで、ぜひどうぞー!!! |
2002-11-08-FRI
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