ニュースのご近所。 あの出来事、近くで見るとこんな感じ。 |
第90回 スウェーデンは、さすがに寒い。 こんにちは!!! たくさんの天候(寒さ)メール、ありがとうございます。 今日もひきつづき、いくつかを、お届けいたしますね。 まずは、スウェーデンから。 すごい寒い新潟よりも、更に寒いようです!!! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・遙か北方スウェーデンからです 東京から引っ越して、 こちらで迎える初めての冬ですので、 今後どのようにすごい寒さが待っているのか、 未知数なんですが、とにかく ものすごく寒くなってきました‥‥。 毎朝気温をチェックしてから家を出ますが 最近の平均は2〜3度。7度くらいあると、 「おっ今日は、あったかいじゃん」 などと思ってしまう自分が居ます。 息はもちろん白く、 夜行のスキーバスで到着した朝の感じ。 ふやけた肌に北国の風が心地よく突き刺さります。 それでもまだマイナスの気温を見たのは1度きりです。 車のフロントガラスが初めて凍ったのが9月末、 子供たちの通学のため家から一歩外に踏み出して 「ぴきーん」という冷たい空気に瞬間的に思い出したのは 紅白終わって夜中の初詣で食べた酒饅頭のことでした。 9月にですよ‥‥! 寒さよりもさらに恐ろしいのが暗くなることです。 既に日の出は朝の7時半、日没は4時頃。 5時には真っ暗です。 冬至の頃には3時には日が沈んでしまうとか。 「うつ病を予防するために家の中を明るくしましょう。 500ルクスが目安です」 なんていうアドバイスもいただきました。 暗く寒いムーミン谷のような冬‥‥。 (ムーミンはフィンランドですが) つらいときは「たのしめ」で乗り切ります! (ぽっぷ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 最後近くの 「うつ病を予防するために家の中を明るくしましょう。 500ルクスが目安です」 というあたりが、リアルですねー‥‥。 午後3時に日が沈むなら、ほんとにそうなのでしょう。 お次は、あたたかいところからのおたよりを、2通どうぞ! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・オランダです。今年はあたたかです。 郊外は薄氷が張った日もあるようですが 私の住んでいるところはまだです。 気温は朝8時で6℃。 もっとも日曜日にゴルフに行った夫は、 「1℃だった」と鼻水をたらしながら帰ってきました。 暖冬のせいで年々ゴルフシーズンが長くなっています。 先月の暴風で大きな木がたくさん倒れ 落葉樹の多いこのあたりでは、 一気に葉が落ちて空が広くなりました。 もともとまっ平らで、 空の広く年中にわか雨の降るこの国では 完全な半円のすばらしい虹がしょっちゅう見られます。 景色の前に虹の脚が地面から生えている! (ぶっちー) ・私のいなかは新潟県魚沼地方。 いまは、南の島に住んでいます。 今年はずいぶん早く雪が降ったのですねぇ。10月て。 うちのおとぅはのんびりだから、 きっとまだ雪囲いもしてなかったんじゃないかなぁ。 まあ、5センチ程度じゃ雪囲いもまだ必要ないけど。 おかぁはもう菜っ葉洗いおわったかな。 秋の冷たい水で菜っ葉を洗うのは、 「よいじゃねえ」ことなのですよ。 私が南の島在住なのは、寒いのがイヤだからなんです。 もうすぐ2度目の寒くない冬を迎えようとしています。 年中あったかいこっちの生活は、とても快適。 でもたまに、日本の四季が恋しくなります。 きちんと季節がある風景っていいものです。 帰りたいなぁ。ちょっとでいいから。 あ、でも今帰ったら寒いから、春になったら。 明日、おかぁちゃんに手紙書こっ。 (taeco) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ オランダの人のこの「ゆったり」加減と、 北欧のかたとのメールの体温の差、すごいです!!! 参考までにおとどけしました。 最後に2通、日本国内から、 「雪を見て、うれしかったんです」 という、ちょっとホクホクした感じのおたよりと、 冬の寒さを、じょうずにたのしんでる方からのメールを。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ・全国各地からの寒いのメールを読んでいて、 私の場合は寒くはないのだけど 今日とてもいいもの見たなぁと思ったので お便りしちゃいました。 私の住んでいる岡山県の県北に 奥津町と言うところがあります。 そこの森林公園に行こうと、今日母と車で出かけました。 紅葉が色濃くなってきて 「わーきれいきれい」なんて言ってたら、 路肩に雪が残っているようになって 「おー!すごーい!!」と感動していたんです。 岡山県南では滅多に積雪なんて、 お目にかかれないですから。 そんな悠長なこと言ってたら、 だんだん路肩の雪が道路に降り積もる雪に変わり、 森林公園に近付く頃には 轍が残るだけの銀世界に変わって行ったのです。 もちろんノーマルタイヤで四駆でもない車ですから、 恐かったですよー。 森林公園には観光客の人も殆どいなくて、 紅葉を期待して来た私たちは 冬山に遭遇してしまったのでした。 そして、帰りは奥津温泉に寄って帰ることにして そこに向かって行ったのですが、 こちらはもう、紅葉が今を盛りに美しいこと! 観光客も平日だと言うのにとても多くて驚きました。 標高のちょっとの違いで こんなにも秋と冬に分かれるのかと驚きました。 でも何だか得したような一日でした。 途中の道の駅で食べた、さばの味噌煮定食も とっても美味しかったし。 (n) ・「ニュースのご近所」での 佐渡在住23歳のpさんのお便りを読んで、 冬の匂い、思い出しました。 (夏の特集で「夏の音」がありましたが、 冬は「冬の匂い」に、記憶が蘇りませんか?) 祖母の家では、コタツに豆炭を使ってました。 豆炭の匂い。 あと、火鉢の炭の匂いも。 寒い早朝、祖母は誰よりも早起きをして コタツの火をおこしてくれてました。 今はもう、豆炭炬燵も火鉢も見なくなりましたけど、 電気炬燵よりも掘り炬燵の方が 寒がりのわたしでさえ、 ジックリと体の芯から温まリました。 それに、コタツに入って 冷えたミカンやアイスを食べるのも 冬のささやかな喜び♪ 寒いなりの、寒さ逆説的な楽しみ方もあったりして。 (ムツコ) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ なんか、たのしそうなメールだったので、 ご紹介いたしましたー! では、次回のこのコーナーで、またお会いしましょう!! さまざまな、日本国内や海外からの ニュースのご近所のおたよりは、 件名を「ご近所ばなし」として、 postman@1101.comまで、ぜひどうぞー!!! |
2002-11-13-WED
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