ほぼにちわ。でおま。
秋‥になってまいりましたね。
天高く馬肥ゆる秋。うっかりするとひょっこり太る秋。
(ひょっこり?)
さて、そんな秋ともうしますと、
栗、柿、さんま、そしてきのこです!
2010年の秋に、北海道は阿寒湖にいきまして、
「阿寒きのこの森。」というコンテンツを
きのこ写真家の新井文彦さんと一緒に作ってから
、、と私は
「きのこチーム」を結成、
秋というと、あのときの阿寒の森のきのこを思い浮かべ、
うっとりすることになっています。
ささっとうっとりしたい場合は、
このコンテンツの一番最後にアップした
動画的スライドショーを
ぜひごらんください。
京都発の兄弟バンド「キセル」の音楽とともに
うつくしいきのこと、
阿寒のうつくしい風景が次々と現れます。
つらいことがあった日々のその後に、
薬のようにみるのもおすすめです。
そして、その後きのこへの愛が収まらなかった私たちは、
新井さんにお願いをして、
毎週菌曜日に「きのこの話」として、
うつくしい阿寒湖の周辺や、
新井さんがなじみの東北の山中に
にょきっとでてくるきのこの写真ときのこにまつわる
小さな話の連載をしていただいています。
もう、連載回数は今週で183回にもなりました。
この連載では、まずはきのこの写真をご覧いただき、
それが、「食べられる」のか「食べられない」のか
クイズになっています。
「食べられない」それすなわち「毒」です。
野生に何の気なしに生えているきのこが、
時として自分の命をあやうくする力を持っているという
当たり前の事実は、人のなにかをくすぐる気がします。
人は‥‥時として危険なものに魅力を感じてしまうのです。
それら、人類にとって危険なきのこをあつめたものが、
このたび出版される新井さんの書籍
『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』なのです。
ここには43種類の毒持ちのきのこが
新井さんの写真とともに解説されています。
もちろん、どんな毒でどんな症状がでるのかも。
いやはや、そのバリエーション豊かな毒の種類は、
驚嘆に値します。
頭痛、めまい、胃痛から、
幻覚、視覚障害、内臓組織の破壊まで。
恐怖の毒バリエーションではありますが、
その姿は可憐であったり、力強かったり、
どれもそれぞれとてもうつくしく写真に収まっています。
まるでそれはきのこのブロマイドのようです。
ん‥‥語りすぎか?
このあたりで、著者である新井文彦さんに
ご登場いただいて、
著書についての解説をいただいたほうがよいですね。
皆さま、ほぼにちは。 さて、わたくし、このたび、 よりによって、毒きのこの本ですよ、毒きのこ。 きのこ、と言えば、 そこを何とかしたい! 写真も、文章も、編集も、監修も、営業も、 きのこは食べ物、という固定概念を、 毒があっても、きのこはかわいい。 ほんの一瞬でも、そう思っていただけたなら、 数々のベストセラーを世に送り出している、 書店などで見かけたら、ぜひ一度、 何はともあれ、今後とも、 新井文彦 |
新井さん、解説をありがとうございました。
そして、そして。
11月5日には、トークショーが。
『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』 新井文彦さんと、書籍の監修を担当した |
さらにさらに。
新井さんから『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』5冊を
プレゼント用に頂戴しました!
ご希望の方は、下記の囲みをよくお読みになって、
メールでご応募くださいね。
書籍『毒きのこ』を ご希望の方は、9月25日11時(日本時間)までに、 当選の方にはメールでお知らせとともに |
最後に猛毒かつたいへん美しい姿のきのこ、
「ドクツルタケ」のお写真でお別れしましょう。
もちろん書籍にも収録されていまして、
その毒の記述を読むと肝が冷えます。
(おしまい)
|