
映画監督としておなじみの、ティム・バートンさん。
彼は、映画監督ではありますが、その昔は、
ディズニー・スタジオでアニメーターをされていました。
その後、数々のヒット作をうみだしてきたのです。
『ピーウィーの大冒険』、『ビートルジュース』、
『バットマン』、『シザーハンズ』、
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
(この時期には観たくなります)などなど、
ユーモラスで、ファンタジックで、ダーク。
わたし(ゆーないと)は、ティムさん監督作品は、
とにかく、ちょっとあまめな目で観てしまうほど、
好きです‥‥!
彼の落書きのような絵から、大きな絵、映像作品、
立体作品など、約500点(!)の作品が
展示されるという、
「ティム・バートンの世界」展が、
六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーにて、
行われているのは、ご存じですか!
わたしはこの展覧会が
ニューヨークのMoMAで行われたのを観たひとに
「すごくよかった。行ったほうがいい」
と言われて、思わず「ヘイタクシー!」と、
成田または羽田まで、
タクシーをかっとばそうかと思っていたのでした。
その夢も叶うことなく、年月は過ぎ。
ついに日本で開催されることになったのです。
作品が日本に来てくれるだけでもうれしいのに、
それを生で観られるのでもうれしいのに、
今回は、MoMAになかった作品も150点ほどあったり
かなり大きな規模の作品展だそう。
さらにさらに。
ティムさんご本人も、いらっしゃってるそうで!
超ミーハー気分で、行ってきましたー。フォー!
テンション高めで、失礼します。
▲社内のティム好きメンバー。
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、
、
。
社長をはじめ、
他にも行きたいというひとがいたのですが、
都合がつかず、みんな涙をのんでいました。
「何の映画が一番好き?」
「『ビッグフィッシュ』だなー」
「『ナイトメアービフォアクリスマス』よ!」
「あたしは『ビートルジュース』」
「『アリス・イン・ワンダーランド』だね」
それぞれに、全部好きだけど、
お気に入りの1本というのはあるようです。
ティムさんの映画は、仕掛けがたくさんあって、
何度観ても、たのしめます。
オープン当初はかなり混雑していたようですが、
いまは土日で、最大70~80分ほどで
入れるそうです。
公式サイトでは現在の混雑状況もチェックできるので、
そこで確認するのもオススメですよ。
もちろんぜひぜひ、その目で本物を観ることが
一番ですが、
どんなものなのか、チョロっとだけ、ご紹介しますね。
▲まず入った入り口。
こちらは展示されているティムさんの蝋人形
‥‥ではありません。
▲本物のティムさん!!
うしろには、主にレストランの紙ナプキンに描かれた、
ドローイング作品をはじめとした、
たくさんの絵の数々。
ああ、感動。ご本人も感動だし、絵もひとつひとつ、
かわいいです。
▲うん、たしかに紙ナプキンだ。
ティムさんは、どうやら生活の中で、
常に色々手を動かして、描いているようです。
細かっ!
絵の他にも、立体物の展示も。
▲あ! 映画『マーズアタック』の宇宙人だ!
ティムさんのショートフィルムが上映されていたり、
▲その中の1シリーズ『ステイン・ボーイ』。
そのアニメに出てくる、お家が再現された、
立体物の展示も。
▲ステインボーイのお家。
窓からのぞくと‥‥!(行ったらのぞいてください)
ああ、いちいち、かわいい!
あ! あ! あれは!
そうです、そうです。
両手がハサミがゆえに、孤独な人造人間エドワード。
映画『シザーハンズ』の主役です。
これは、非常にせつなくてせつなくて。
若い頃の、ジョニー・デップがその人造人間を
演じています。
ああ、そういうスケッチで作られた映画だったのかー。
じーーーん。
あ、ここにもかわいい立体物が。
▲べっかむ3と、『チャーリーとチョコレート工場』の
ウンパルンパ。
どっちも、かわいいなぁ。
▲若い頃の作品もあって、
いちいち、じっくり見てしまいます。
もーーーー、たのしい!
観たことがある映画のスケッチは、
もちろんたのしいのですが、
知らない映画や、オリジナルキャラクターのものも
たのしいです。とってもたのしい。
とにかくこの映画監督は、
絵を描くことが好きなんだということがわかりました。
会期中に、またゆっくり行こうと思います。
あ、もちろん、ミュージアムショップでも、
じっとりと端から端まで商品を見てしまった、
わたしたちです。そこももちろん楽しめます。
最後にいっしょに行った乗組員の感想を
ご紹介します。
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会場内に何ヶ所か、短編の映像作品が観られる コーナーがあるんですけど、ぼくのおすすめは2つ。 まず無名時代に撮ったという 謎の東洋人キャストによる「ヘンゼルとグレーテル」。 実写です。 グリム童話のあの残酷な オリジナルストーリーに忠実なので、 だれもが知っている展開ながら、 もう演出がたっぷりどっぷり、 ねっとりとろーりのティム風味です。 ちょっと長いけど(35分くらいある) 会場内のミニシアターみたいな 暗闇の中で観るのがけっこう楽しいので、 ぜひ座って(床でもいいし)観てください。 あと、出口近くの壁に でっかく投影されていた アニメーション「ステインボーイ」。 みじかい6話が連作になっているんですが、 どれもイイ~。 とくに、ステインボーイの出生の秘密を 描いた作品がたまらんです。 すっかりステインボーイのファンになって 帰ってきました。 そうそう、ステインボーイは、 ジオラマもありますよ。 けっこう酷いシーンの。ふふふ。 (シェフ) |
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ティム・バートンの映画はとっても好きだし、 元々、映画のメーキングを観るのも大好きなので、 それ以前の、あたまの中にあるアイデアの元のような、 ラフ・スケッチやメモ付きイラストが、小さな紙に さらさらっと描かれているのを観るだけで、 すでに興奮! 壁一面にぎっしり並んだスケッチは、どれも、 「これだけでももう作品だよ!」って感じで、 『ビートル・ジュース』に出てくる、 レアなサブキャラを見つけては、ひとりほくそ笑み、 人気の『シザーハンズ』のエドワードや、 『バットマン』のジョーカーやペンギンマンなど 有名キャラクターを見つけては、 これが映画ではああなったのかあ、と感心したり。 あと、見たことないけど、いかにもティム的な、 「おもしろかわいそう」なダークキャラクターも、 ひとつも見逃したくないなあ、と思いながら、 時間の許す限りじっくりと、まじまじと観ていました。 会場の所々にあらわれるキャラクターのフィギュアも 映画にそのまま使われてたのか、完成度がすごくて、 特に自分は、『マーズ・アタック』に出てくる、 残虐な火星人に、思わず惹きつけられたんだけど、 今まで映画では観たことなかったオリジナル作品の 「バルーン・ボーイ」や、「ロボット・ボーイ」も、 サイズやら仕掛けやら、あそびごころが満載で、 やっぱり、ティム・バートンっていいなあ、と再確認。 さいごに、他のみんなも言ってると思うけど、 特別上映の短編『ヘンゼルとグレーテル』は、 内容や映像、登場人物も、たのしいんだけど、 昔から、こんなことばっかり考えてるんだなあ、 というのがおかしくて、ティムの原点っぽくって、 必見です! (べっかむ3) |
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ティムの頭の中を 覗けたような気がして とてもわくわくしました! ささっと描いたであろうスケッチにも 一枚一枚きちんと物語がみえたりと、 かなり見応えがありました。 展示の最後、みんなで釘付けになってしまった 「ステインボーイ」 。 かなりダークでぎりぎりなキャラ設定だけれど なんだかほっとけない物悲しさみたいなものもあって、 とても印象に残っております。 (杉本) |
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紙ナプキンにするすると描かれたスケッチから始まって、 いろんな映画やキャラクターのためのイラスト、 映像、オブジェ… この展示には、とにかく膨大な量の作品が 飾られています。 どれもこれもどこか悲惨で奇妙でブラックで、 なかなかに不謹慎な表現もたくさん。 いつもの自分だったら避ける要素ばかりなのに、 どうして嫌な感じがしないんだろう? …そうか、ティムさんはいろんなものに 「愛嬌」という魔法をかけて魅力的にしちゃうんだ! どんなに悲惨でも不格好でも、 チャーミングだったら好きになっちゃうかもしれない。 それって、いろんなものにチャンスがあって、 自由で豊かでたのしいなあ。 展示後もしばらく考えて出てきたのは、こんな結論。 勝手に考えたことだけど、何だかうれしくなりました。 これから何かを見たり作ったりする上で、 「愛嬌」と「チャーミング」は わたしの大切なキーワードになりそうです。 (星野) |
はー、おなかいっぱいです。
たのしかったーーーーーーーー。
1月4日(日)までやっていますので、
このティムワールドに、
よろしければぜひぜひ、つかってみてください。
のぼせるなよぉ~~~っ。
2015年1月4日(日)まで 会期中無休 会場:森アーツセンターギャラリー (六本木ヒルズ森タワー52階) 2015年2月27日(金)~4月19日(日) 会場:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ |