テレビ番組やインターネットのニュースでも
取り上げていただいたので、
すでにご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、
あらためて、ご報告します。
株式会社ほぼ日は、2017年3月16日、
東京証券取引所のJASDAQ市場(スタンダード)に
上場いたしました。
そして、同日、糸井重里と乗組員が
東京証券取引所にて行われた
上場セレモニーに参加してきました。
自分たちのうれしいニュースを
こうして記事にするのは
なんだか手前味噌で恐縮ですが、
めったにない機会ですので、
記録として残しておくことにします。
写真とともに一日を振り返りますので、
よろしければお付き合いください。
3月16日。
この日は、午後から東京証券取引所にて
上場セレモニーが行われます。
糸井重里と取締役、
そして管理部のメンバーを中心とした
ほぼ日乗組員が参加することになりました。
会場ロビーに入ると、
東証の担当の方が迎えに来てくださいました。
ロビーでは、先に来ていた糸井とも合流できました。
しかし話をする間もなく、
糸井と取締役は15階にて
東証役員の方々との懇親会に参加し、
そのあいだ、ほかの乗組員は2階で待機しておくとのこと。
なかなか来れない場所なうえ、
しかもめでたい日、ということもあって、
やや浮足立つ私たち。
待ち時間には、
さまざまな場所で記念撮影をしました。
にいたっては、
「自撮り棒」持参です。
「ハワイで買ったんだけど、
こういうときこそ使いたいなと思って‥‥」
さて、私たちが記念撮影に興じている間に、
糸井や取締役たちが15階から降りてきましたよ。
これから「上場通知書贈呈式」がはじまります。
さて、このあとは鐘を鳴らす
「打鐘」というセレモニーがはじまります。
そう、上場といえば、鐘!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
東京証券取引所には、
大きな鐘が設置されていて、
上場セレモニーの最後に
企業の代表者が5回鐘を鳴らすという伝統があります。
「どうして5回なんだろうね」と
みんなで話していたら、
タイミングよく、
東証の方が説明してくださいました。
「なぜ5回かと言いますと、五穀豊穣に由来しており、
企業の繁栄を祈願するという意味があります」
へえーーーー!
なんでもちゃんと理由があるものですね。
小槌を勢い良く振り上げて‥‥
「カーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!」
なんというか、やっぱり感動する瞬間です。
「カーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!」
遠くまで響き渡る、いい音です。
ほんとうに上場したんだなぁ、と実感します。
無事に打鐘を終え、
これにて上場セレモニーは終了です。
このあとも、糸井は記者会見など、
まだまだやることがあるようでしたが、
私たちは解散となりました。
オフィスに戻って、
人数の都合で参加できなかった
ほかの乗組員にセレモニーの写真を見せたり、
取引先の方からお祝いにいただいたケーキを食べたり。
長年かけて準備をしてきたことが実現した日、
ということもあり、あちこちから
「なんだか落ち着かない」「そわそわする」
なんて声が聞こえてきつつも、
全員がどこか晴れがましい表情をしていた一日でした。
でも、こんな非日常感も、きっと一時的なもの。
翌週には、乗組員総出で取り組んでいるイベント
「生活のたのしみ展」もはじまりますし、
その準備に追われつつ、
平常運転になっていくことと思います。
そして糸井は、3月16日付の
ほぼ日コーポレートサイトの「社長あいさつ」のなかで、
上場について、こんなふうに記しました。
最後にはなりますが、
今回の上場にあたり、
お祝いの言葉をくださった皆さま、
どうもありがとうございました!
これからもたのしくがんばります。
今後とも株式会社ほぼ日、ならびに
ほぼ日刊イトイ新聞を
どうぞよろしくお願いいたします。