こんにちは、ほぼ日のです。
ほぼ日にはカロリーメイツという
食いしん坊3人組がおります。
私はその一員です。
これまで台湾、金沢、銀座デパ地下、九州、
シンガポールなど、
さまざまな場所でさまざまなおいしいものを
食べてきました。
これまでほぼ日以外の活動はほとんどなかった我々ですが、
このたびマガジンハウスの
雑誌「Hanako」京都特集号において、
京都で好きなものを食べていいんやで、という
すごいお話が舞い込みました。
むろん、即「やります!」と答えた私たちであります。
もちろん3人とも、これまで
京都に旅したことはあります。
私などは、18歳まで住んでいたほどです。
でも!
知らなかった。
知らなかったよ!
知らなかったよぉ~。
京都がこんなにも、
おいしく進化し続けていたなんて。
京都はぜんぜん力をゆるめない街だった、
それが心の底からわかりました。そんな旅でした。
くわしくは2017年9月7日発売の
Hanako「ひみつの京都。」特集号を
ごらんいただくとして、
京都の食の進化のすごさを少しだけ、
このコーナーでお伝えしたく思っております。
少しだけといいながら、
マガジンハウスさんにお許しいただいて、
朝から夕まで訪れたお店をすべて公開します。
(ぜひみなさん行ってみてくださいね!!)
今日明日と、前後編に分けてお伝えいたします。
みなさんもそうだと思うのですが、
幸せ感は、行き先をどこにするか練るときから
はじまりますよね。
我々の場合はたいてい、
しょっぱなのテンションが高まりすぎてしまい、
動向がおかしくなってしまいます。
当日の朝、どれだけ空回りしていたかといいますと‥‥。
1軒目 まるき製パン所
最初に訪れた「まるき製パン所」で、
肝心のパンの写真を撮り忘れてしまったほどでした。
(「Hanako」の掲載写真は
カメラマンさんが撮ってくださったので、
ちゃんとポイントおさえて載ってます。ご安心ください)
まるき製パン所で食べたパン、
ぜんぶおすすめなのに、実にしまった。
(ちなみに、私たちが食べたのは、
「ハンバーグサンド」「ウインナードッグ」
「エビプリカツロール」です)
「まるき製パン所」のロールパンは、
香りがよくてやわらかくしっとりしていて、
具材と渾然一体となります。
そして、具材のほうも、
渾然一体感が増すよう工夫されています。
たとえば、ソーセージドッグは
キャベツがいちど炒めてあり、
味と噛みごたえとパンによりそいます。
しかも、このお値段! 値段は味に含まれている 。
なお、エビプリカツロールは添付のレモンをチッチッと
カツに塗って食べるのを必須でお願いいたします。
このお店、会社の近くにあればいいのに !
以上、出だしで最高のお店に出会ったのに、
気持ちが飛んでしまったこと、おわびいたします。
気を取り直して、次!
恒例のダブル朝ごはん です。
行き先は有名店のスマート珈琲店です。
寺町三条のスマート珈琲店はすでに
ご存知の方がたくさんいらっしゃるかもしれません。
私たちが向かったのは、太秦店です。
2軒目 スマート珈琲店 太秦店
スマート珈琲店は、
ホットケーキとたまごサンドが
評判のお店なのですが、
Hanako編集部のみなさんの情報によると、
さらにフレンチトーストもグー、のこと。
さらさらしたメープルシロップをかけていただきます。
ホットケーキの「たまごっぽさ」に
シブヤは驚いておりました。
そして、編集部おすすめのフレンチトーストへ移行。
Hanako編集部の方にお教えいただかないと、
私たちはここでフレンチトーストを
オーダーしなかったと思いますが、
これをここで食べなかった自分たちを思うと
かわいそうでなりません 。
なぜならこれ、
ふつうのフレンチトーストと、ちと違うと思うのです。
フレンチトーストって、だいたい、
バターで焼いたバター風味ですよね?
このフレンチトーストは、なんだか
香ばしい油感があるんです。
ちょっぴりあげパンのような感じ。
それでいてふわふわなんです、不思議。
とにかく、んまかったー。くせになる味です。
いまも食べたいわ、ほんとに。
ここで、恒例の「白いお皿フォト」 が撮れたので、
ようやくメイツの一句を詠むことに。
いまんとこ
パンはぜんぶがふわふわだ
まるきスマート
都のジェントル
カロリーメイツ、
京の都のパンやホットケーキは
やさしくてほどよくて、
これはいくらでも入ってしまいます、の句。
まるき製パン所と併せて詠ませていただきました。
ごちそうさまでした!
次はダブル朝ごはんのあとのおやつです。
京都にも住む糸井重里が、
おすすめのコロッケ屋さん(お肉屋さんのコロッケ)を
教えてくれたのです。
そこはスマート珈琲のある太秦から近いので、
ピュッと行くことにしました。
3軒目 中村屋総本店
お店はいわゆる「お肉屋さん」で、
期待が高まります。
そして、このコロッケは、
各自のかぶりつきがあまりに速業で、
食べるシーンの写真は撮れませんでした。
「Hanako」には載ってたらいいな。
食べ終わった袋で、また一句。
衣ザクッ
やさしいなかみが
またふわり
カロリーメイツ、
中身のやさしさと衣の力強さのギャップに感動の句。
中身がとろっとあまくやさしいのに、
衣がザクッとしてて、3人はかなり好み。
本気で10個くらいは食べられます。
どうやら京都は、
やさしくてクリーミーな味が得意なのでは?!
糸井さん、教えてくれてありがとう。
そして、ここからぐいっと東へ移動します。
ジャンボがどうしても食べたい! と主張した
甘味のお店、大極殿栖園へ向かいます。
4軒目 大極殿栖園
琥珀流しは、寒天のお菓子です。
味は月替りで、これは「ぶどう」の琥珀流し。
上に乗っている干しぶどうが
ほどよくシロップになじんでいて、
寒天がみごとなまでにつるりとして、さわやか。
おいしいものは食べるほどにおなかがすきますね。
寒天は
つるり腹ペコ
消えちゃうよ
カロリーメイツ、
おいしくてすぅっと入る寒天は、
よけいにおなかがすくので食間が吉、の句。
そして次!
昼食前のトリプルおやつに突入です。
5軒目 麸嘉
京都の台所、錦小路をぶらぶら歩きしまして、
フラッと吸い込まれたのは
生麩と麸まんじゅうが人気のお店、麸嘉です。
こしあんと、
つるつるでみずみずしい麸の相性が
天井知らずのレベルです。
メイツ見合わせ、目をパチクリ。
言うことありません。
来て食べる
空気といっしょに
味わうよ
カロリーメイツ、
現地の空気を吸って、名産を食べるのが
自分たちの活動の根幹であることを自覚す、の句。
京都の空気や錦の町並みを見ながら味わう
できたての麩まんじゅうは、格別の味。
笹が巻いてあるのも、
あのみずみずしさを逃さないためでしょう。
そしてようやく6軒目で、
待ちに待った、おひるごはんでございます。
(後編に続く。おひるごはん、おいしいぞ~)
ほぼ日にはカロリーメイツという
食いしん坊3人組がおります。
私はその一員です。
これまで台湾、金沢、銀座デパ地下、九州、
シンガポールなど、
さまざまな場所でさまざまなおいしいものを
食べてきました。
これまでほぼ日以外の活動はほとんどなかった我々ですが、
このたびマガジンハウスの
雑誌「Hanako」京都特集号において、
京都で好きなものを食べていいんやで、という
すごいお話が舞い込みました。
むろん、即「やります!」と答えた私たちであります。
もちろん3人とも、これまで
京都に旅したことはあります。
私などは、18歳まで住んでいたほどです。
でも!
知らなかった。
知らなかったよ!
知らなかったよぉ~。
京都がこんなにも、
おいしく進化し続けていたなんて。
京都はぜんぜん力をゆるめない街だった、
それが心の底からわかりました。そんな旅でした。
くわしくは2017年9月7日発売の
Hanako「ひみつの京都。」特集号を
ごらんいただくとして、
京都の食の進化のすごさを少しだけ、
このコーナーでお伝えしたく思っております。
少しだけといいながら、
マガジンハウスさんにお許しいただいて、
朝から夕まで訪れたお店をすべて公開します。
(ぜひみなさん行ってみてくださいね!!)
今日明日と、前後編に分けてお伝えいたします。
みなさんもそうだと思うのですが、
幸せ感は、行き先をどこにするか練るときから
はじまりますよね。
我々の場合はたいてい、
しょっぱなのテンションが高まりすぎてしまい、
動向がおかしくなってしまいます。
当日の朝、どれだけ空回りしていたかといいますと‥‥。
1軒目 まるき製パン所
最初に訪れた「まるき製パン所」で、
肝心のパンの写真を撮り忘れてしまったほどでした。
(「Hanako」の掲載写真は
カメラマンさんが撮ってくださったので、
ちゃんとポイントおさえて載ってます。ご安心ください)
まるき製パン所で食べたパン、
ぜんぶおすすめなのに、実にしまった。
(ちなみに、私たちが食べたのは、
「ハンバーグサンド」「ウインナードッグ」
「エビプリカツロール」です)
「まるき製パン所」のロールパンは、
香りがよくてやわらかくしっとりしていて、
具材と渾然一体となります。
そして、具材のほうも、
渾然一体感が増すよう工夫されています。
たとえば、ソーセージドッグは
キャベツがいちど炒めてあり、
味と噛みごたえとパンによりそいます。
しかも、このお値段! 値段は味に含まれている 。
なお、エビプリカツロールは添付のレモンをチッチッと
カツに塗って食べるのを必須でお願いいたします。
このお店、会社の近くにあればいいのに !
以上、出だしで最高のお店に出会ったのに、
気持ちが飛んでしまったこと、おわびいたします。
気を取り直して、次!
恒例のダブル朝ごはん です。
行き先は有名店のスマート珈琲店です。
寺町三条のスマート珈琲店はすでに
ご存知の方がたくさんいらっしゃるかもしれません。
私たちが向かったのは、太秦店です。
2軒目 スマート珈琲店 太秦店
スマート珈琲店は、
ホットケーキとたまごサンドが
評判のお店なのですが、
Hanako編集部のみなさんの情報によると、
さらにフレンチトーストもグー、のこと。
さらさらしたメープルシロップをかけていただきます。
ホットケーキの「たまごっぽさ」に
シブヤは驚いておりました。
そして、編集部おすすめのフレンチトーストへ移行。
Hanako編集部の方にお教えいただかないと、
私たちはここでフレンチトーストを
オーダーしなかったと思いますが、
これをここで食べなかった自分たちを思うと
かわいそうでなりません 。
なぜならこれ、
ふつうのフレンチトーストと、ちと違うと思うのです。
フレンチトーストって、だいたい、
バターで焼いたバター風味ですよね?
このフレンチトーストは、なんだか
香ばしい油感があるんです。
ちょっぴりあげパンのような感じ。
それでいてふわふわなんです、不思議。
とにかく、んまかったー。くせになる味です。
いまも食べたいわ、ほんとに。
ここで、恒例の「白いお皿フォト」 が撮れたので、
ようやくメイツの一句を詠むことに。
いまんとこ
パンはぜんぶがふわふわだ
まるきスマート
都のジェントル
カロリーメイツ、
京の都のパンやホットケーキは
やさしくてほどよくて、
これはいくらでも入ってしまいます、の句。
まるき製パン所と併せて詠ませていただきました。
ごちそうさまでした!
次はダブル朝ごはんのあとのおやつです。
京都にも住む糸井重里が、
おすすめのコロッケ屋さん(お肉屋さんのコロッケ)を
教えてくれたのです。
そこはスマート珈琲のある太秦から近いので、
ピュッと行くことにしました。
3軒目 中村屋総本店
お店はいわゆる「お肉屋さん」で、
期待が高まります。
そして、このコロッケは、
各自のかぶりつきがあまりに速業で、
食べるシーンの写真は撮れませんでした。
「Hanako」には載ってたらいいな。
食べ終わった袋で、また一句。
衣ザクッ
やさしいなかみが
またふわり
カロリーメイツ、
中身のやさしさと衣の力強さのギャップに感動の句。
中身がとろっとあまくやさしいのに、
衣がザクッとしてて、3人はかなり好み。
本気で10個くらいは食べられます。
どうやら京都は、
やさしくてクリーミーな味が得意なのでは?!
糸井さん、教えてくれてありがとう。
そして、ここからぐいっと東へ移動します。
ジャンボがどうしても食べたい! と主張した
甘味のお店、大極殿栖園へ向かいます。
4軒目 大極殿栖園
琥珀流しは、寒天のお菓子です。
味は月替りで、これは「ぶどう」の琥珀流し。
上に乗っている干しぶどうが
ほどよくシロップになじんでいて、
寒天がみごとなまでにつるりとして、さわやか。
おいしいものは食べるほどにおなかがすきますね。
寒天は
つるり腹ペコ
消えちゃうよ
カロリーメイツ、
おいしくてすぅっと入る寒天は、
よけいにおなかがすくので食間が吉、の句。
そして次!
昼食前のトリプルおやつに突入です。
5軒目 麸嘉
京都の台所、錦小路をぶらぶら歩きしまして、
フラッと吸い込まれたのは
生麩と麸まんじゅうが人気のお店、麸嘉です。
こしあんと、
つるつるでみずみずしい麸の相性が
天井知らずのレベルです。
メイツ見合わせ、目をパチクリ。
言うことありません。
来て食べる
空気といっしょに
味わうよ
カロリーメイツ、
現地の空気を吸って、名産を食べるのが
自分たちの活動の根幹であることを自覚す、の句。
京都の空気や錦の町並みを見ながら味わう
できたての麩まんじゅうは、格別の味。
笹が巻いてあるのも、
あのみずみずしさを逃さないためでしょう。
そしてようやく6軒目で、
待ちに待った、おひるごはんでございます。
(後編に続く。おひるごはん、おいしいぞ~)
カロリーメイツ用語集
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2017-09-06-WED