ほぼ日ニュース

2018年をふりかえる、ほぼ日ニュース(2)

みなさまこんにちは、
昨日にひきつづき、ほぼ日のスガノです。

ほぼ日乗組員にとって今年が
どんな年だったのかをお伝えしつつ、
読みもの制作チームが厳選した珠玉コンテンツを、
本日もご紹介していきたいと思います。

えーっと、誰に話を訊こうかな‥‥。

みなさん、クイズです。
今年、新しくほぼ日という船に乗り込んだ新人は、
何人いたと思いますか?
答えます。なんと26人です。
顔アイコン(こういうやつね→キムユリ)を
描く手が追いつきません。
人事のちょうちょう
そうとう忙しい年だったはずです。

ちょう
「今年は、ステージが変わった年でした。
去年は、ほぼ日が上場したでしょう? 
とにかくそのことにみんなが力を尽くした年だったし、
また2017年は、生活のたのしみ展という、
ああいうスタイルの大きな販売のお祭りを
はじめて開催した年でもありました。
人事としても、大勢のアルバイトさんたちに
出会いました。
とにかくやるべきことに向けて、
頭も体もフルで使ったのが、去年。

そこから今年は、次の一手、
はたしてどう出るのか、
それが問われた1年でした。
私たちは、こういう方向に行くんだ、
こういう成長をしていくんだ、
それをどうにか示せた年だったんじゃないかな
と思います。

かといってですね、
来年の第2歩目をどうしようか、
まったくわかってないんですけどね。
どうしましょうね」

「2」はよけいにわからないですね。
「1」で決めた方向に行けばいい、と思うのですが、
きっとそれは違うのです。

ところで、ここで気になったことがあります。
これまで4人に「2018年はどんな年だったか」を
訊いてまいりましたが、
誰ひとりとして「ほぼ日が20周年を迎えたこと」に
言及する者がいない。
しかし、この人ならきっとコメントしてくれそう。
ほぼ日商品企画チームの総長、あやや大古株あやや。
2018年は、どういう年でしたか?

あやや
「2018年? そうですね、
体重半減。
人生も自分も、シェイプアップ!」

え? 半減?

「気持ちは、です。
気持ち上は、体重半減です」

まぁ、あややはたしかにシェイプアップしましたね。
みんながすごいって言ってます。
これからは健康の時代ですね。

「やっぱりね、これに象徴されるように
(目をキラッとさせて)すばり今年は
変化&アクションの年だったでしょう!」

ありがとうございました。
勢いとマジモード半々で言い切り、
去っていってしまいました。
でも変化&アクションって大事なことかも。

誰も20周年のことを言ってくれません。

そうだ、この人ならば。
ほぼ日黎明期からアルバイトとして入り、
現在は物流チームの若き生き字引という
わけのわからない存在になっている
西田くん西田です。
西田くんにとって、今年はどうでした?

西田
「今年ですか? 
今年。‥‥‥‥言っていいですか」

なんでも言っていいですよ。

「特になにもないです。
例年どおり

ありがとうございました。
みなさん。
私はちっとも驚いちゃいませんよ。
西田くんはこういう人なのです。
できることならずっとユーチューブを見ていたい、
もしも許されるなら勤務中だって見ていたい、
ユーチューブを見るためにバス通勤している、
そんな彼が文鎮のように
物流チームにいてくれる心強さったら
ないんですよ。
私のようにフワフワした人間だらけのほぼ日です、
意外と一枚岩じゃないのが会社です、
普通っぽい人もひと皮むけばすべて変わった人ばかりの
世の中です、
こういう世界だからこそ、うまくいく。

それでは本日も、おすすめコンテンツを
ご紹介していきましょう。
冬休みにぴったりのナイスな読みものを
本日もキチッと取りそろえておりますよ。

いのくまさんのこと。
猪熊弦一郎と猫、そしてその生活。
(全5回)

猪熊弦一郎さんは、1902年生まれの画家。
1938年(太平洋戦争前)にフランスに渡り、
アンリ・マティスに学んだ人です。
このコンテンツは、今年2月22日の猫の日に際して、
ほぼ日の藤田と猫班が
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の学芸員の古野さんに
お話をうかがいにいったときのものです。
藤田の地元愛もあって、とてもていねいに
やさしくまとめられています。
「ん?」と思ったことは質問しているし、
猪熊弦一郎という芸術家について
しみこむように親近感を持つことができました。
猫に対する愛情はもちろん、
疎開先にピアノを持っていったり、
軍に従事したときにも
オルゴールを持っていったりした猪熊さんの、
いつも「明るく」いようとした信念に胸打たれたなぁ。
いつか丸亀にも行ってみたいです。

わたしの言葉で書く、しゃべる。
秀島史香+糸井重里 トークショー
(全6回)

ラジオDJの秀島史香さんと糸井重里の対談です。
9月に銀座ロフトで開催したトークイベントを
収録したものなんですが、
ふたりの会話がものすごく正直なんです。
FMっておしゃれなイメージがあるし、
秀島さんは大人気のうえベテランだし、
私もはっきり言って好きです。
その方がですよ、
「じぶんの言葉でしゃべれよ」
とおっしゃるんですよ。
読んでて震えました。
ぜひみなさんも、震えてください。
この読みものの担当は、
今年数多くのコンテンツを編集してくれた
ミッドナイト・平野くんでした。

頭がすっきりする風邪の話。
(全12回)

神戸大学病院感染症内科の
岩田健太郎先生にうかがった、
風邪についてのインタビューです。
前もってみなさんからいただいていた
風邪についての疑問をたくさんもって出向きました。
岩田先生がバッサバッサと答えてくれて、
風邪に対する思い込みがポロポロはがれていく。
痛快です。
担当は、ほぼ日のヒットメーカーじゃないふりして
ヒットメーカーの、田中まくんでした。

ではみなさん、
明日は大晦日! 
おせち作りましたか? 私は作らないです。
掃除はしました。
年越しはうどんの予定です。
明日もお会いいたしましょう。

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