ほぼ日ニュース

新しい年のはじまりに読みたい、
2019年の「ほぼ日」。

こんにちは。読みものチームのタナカです。
「ほぼ日」は記事が多すぎて‥‥。
ときどき、そんな声をいただくことがあります。

そこで今回、「ほぼ日刊イトイ新聞」を
見たことがない人や、しばらく見ていない人向けに、
2019年の人気記事やおすすめ記事を
ピックアップしてみました
(Twitterでも、みなさんからおすすめを
教えていただきました。ありがとうございました!)。

「ほぼ日」の読みものが、
新しい年を元気にはじめるきっかけになれば、
とても嬉しいです。
2020年、いい年になりますように。

====================

■ 2019年、とくに人気の高かった記事。

====================

1.
スティル、現役。
矢沢永吉×糸井重里 対談

【記事を読む】

<本文より>
だから、いまはわかる。
もう、70の手前まで来てるわけですけど、
いまはわかるんだな。
やっぱり、俺は、金じゃなくて、
やりたくてやってる。

昔から「ほぼ日」のいろんな節目に
登場してくださっている、矢沢永吉さん。
このときは創刊21周年のタイミングで
糸井と話しにきてくださいました。
このときも、晴れ渡る空のような
カラッと気持ちのいいエピソードや、
元気をもらえる名言がたくさん。
まずは、リード文のすぐ下にある
ダイジェスト動画からどうぞ。

====================

2.
誰かを応援してますか。

【記事を読む】

<本文より>
ぼくらは、全員を応援したい。
いじめてるやつも応援したいんです。
だから言う。
君の命を無駄にするなよ。

東日本大震災のときに
「スコップ団」として活動していた
平了(たいら・りょう)さんは、
現在「青空応援団」という
社会人の応援団の団長をされています。
だけど、平さんたちはなぜ
「応援団」をされているのだろう?
平さんと、副団長の佐々木良さんに、
ほぼ日のスガノが話をうかがいました。
おふたりの胸にひびく言葉を、ぜひどうぞ。

【Twitterのおすすめコメントより】
青空応援団には大いに泣かされました(ホーロー)

====================

3.強さの磨き方。
二重作拓也×糸井重里

【記事を読む】

<本文より>
みんなそれぞれ違いますが、
やってるのはぜんぶ人間なんです。
そこは絶対に変わりません。
ぼくにとっては、
そのへんにすごく興味があります。

格闘技ドクターであり、
『プリンスの言葉』の著者でもある
二重作拓也(ふたえさく・たくや)さんと、
糸井重里が対談をしました。
このときの話のテーマは「強さ」。
二重作さん自身が
「考え方が基本的にプレイヤーなんです。
空手少年がまちがえてドクターになった
結果がぼくなので(笑)」
と語るように、格闘技と医学という
2つの視点を持つかただからこその
興味深い話を、たくさんしてくださいました。

====================

4.
世界をつくってくれたもの。
鴻上尚史さんの巻。

【記事を読む】

<本文より>
「自分は10年先から戻ってきたんだ」と考えましょう。
未来の自分が何かの理由で
「10年前に戻してください」と強く願ったのです。

幼少期から現在に至る足取りをうかがう
人気シリーズの第3弾。
登場くださったのは、演出家で作家の
鴻上尚史さんです。
鴻上さんが、どんな子供時代を経て、
「何ごとにも疑問を持ち、自ら考えようとする」
姿勢にたどりついたのかを教えてくださいました。
また、抜き出したことばは、最終回の
「第7回 10年後の自分に頼まれて」からのもの。
時間のないかたは、この回を読むだけでも
おもしろいと思います。

【Twitterのおすすめコメントより】
学校や社会、世間とどう闘っていくのか。
正面から闘ったりうまくやる方法を身に付けたり、
今の子達も頭を使う必要があるよなぁと感じました。
(恵麻)

====================

5.
岩田さん
<本の半分を無料公開します>

【記事を読む】

<本文より>
物事って、やったほうがいいことのほうが、
実際にやれることより絶対多いんですよ。
だから、やったほうがいいことを全部やると、
みんな倒れちゃうんです。

任天堂の元代表取締役社長の
岩田聡さんのことばを集めた本が『岩田さん』。
岩田さんの考え方や生き方が伝わってくる、
読むたびに数多くのヒントをもらえる1冊です。
たくさんの人に読んでほしくて、
「ほぼ日刊イトイ新聞」上で第1章~第3章の
無料公開をしています。
また、岩田さんのそのほかのコンテンツは、
こちらのページにまとめています。

【Twitterのおすすめコメントより】
実を言うと、このまま出版されないのではないか、
って想像してたので、発売の報を聞いたとき、
本当にうれしくて、ありがたかったです。(きみよ)

====================

6.
いつか来る死を考える。
小堀鷗一郎 糸井重里

【記事を読む】

<本文より>
81歳のすることじゃないと思うよ、
それをやったら死ぬと決まってりゃ、やりません。
けれどもなんとも感じないんだから、
やるしかないじゃないですか。

人生の終わりの時間を自宅ですごす人びと
のもとへ通う仕事をされている
(「在宅医療」や「訪問医療」とも呼ばれるものです)
医師の小堀鷗一郎先生に、
糸井がお話を聞かせていただきました。
いつのときか、どの人にもやってくる
「人生をしまう時間」について、
すこし考えを深めることのできる対話です。

====================

7.
ふつうの絵を描いてた少年が、
ルーカスフィルムに呼ばれて
ハリウッドで活躍するまでの話。
──コンセプトアーティスト田島光二の冒険。

【記事を読む】

<本文より>
恵まれてないほうがチャンス。
危機感が持てるから。
だって振り返って考えたら、ぼく、
なにも恵まれてなかったんで。
環境も、才能も。
恵まれているのは身長だけ。

『ブレードランナー2049』『ヴェノム』など、
VFX技術をつかった最新作品の多くに関わる
若手トップアーティスト、田島光二さん。
池谷裕二さんの絵本
『生きているのはなぜだろう』
作画を担当くださったことをきっかけに、
田島さんのこれまでについて、お話を聞きました。
第一線で活躍する人は、どんな考え方で、
今の自分にたどりついているのか。
そのあたりを知ることができる、
みずみずしい雰囲気のインタビューです。

【Twitterのおすすめコメントより】
田島光二さんのインタビューが忘れられません。
いくら待っても神童エピソードが出ない。
つまり、どんな子供にもすごい可能性が
眠ってるってことでもありますよね。(タナボタばんざい)

====================

8.
犬と猫にまつわる32のエピソード

【記事を読む】

<本文より>
ふと母に「ロン」という名前の由来を
尋ねてみました。
すると母がこう答えました。
「あのとき、いまの家を建ててる途中だったでしょ。
だからローンのことがずっと頭にあって‥‥」

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の著者、
松本ひで吉さんと糸井重里の対談をきっかけに、
犬と猫にまつわるエピソードを募集したところ、
かわいいお話がたくさん集まりました。
そのなかから、特に読みごたえのある
32エピソードをご紹介したコンテンツがこちら。
読むだけでニヤニヤできる、
気分転換にぴったりの読みものです。

【Twitterのおすすめコメントより】
思わず笑顔になってしまうようなものから
ちょっとうるっとくるものまでいろいろあり、
楽しかったです。(へも)

====================

9.
ネパールでぼくらは。

【記事を読む】

<本文より>
長い長い、長い、連載に、
最後までおつき合いくださって、
ありがとうございます。
不思議なコンテンツでした。
とんでもない読み物でした。
また、なにか、やりたいです。

全100回以上ある、弩級の超ロングコンテンツ。
『嫌われる勇気』の古賀史健さん、
『読みたいことを、書けばいい。』の田中泰延さん、
作家の浅生鴨さん、ほぼ日の永田泰大の4人が、
みんなでネパールを訪れたときのことを
4者4様の視点で綴りました。
また、この旅には写真家の幡野広志さんも同行。
大量に撮ってくださった美しい写真を、
贅沢に使わせてもらっています。
みんなの目的は、ほぼ日にも以前登場してくれた、
シャラド・ライさんが母国に作った学校を見に行くこと。
分厚い旅行記を1冊読むような気持ちで、
じっくり、のんびり、おたのしみください。

【Twitterのおすすめコメントより】
複数の目線が紡ぐ旅のストーリーは、
大袈裟な表現をしていないのに、
鮮やかな色彩で脳裏に焼き付きました。(すぎこ)

====================

10.
ほぼ日の学校長だより

【記事を読む】

<本文より>
古典とは、私たちにとって何でしょう?
それは単なる情報、知識ではありません。
人生を深く見つめるヒントとともに、
生きる意欲を与えてくれる体験そのものだと思います。

よく「ほぼ日」を訪れている人にも
「見逃していませんか?」とお伝えしたいのがこちら。
古典を学べるほぼ日の通学講座
「ほぼ日の学校」の学校長・河野通和が、
毎週木曜日に掲載しているコラムです。
メールマガジンで読むこともできます)
本を中心に、ジャンルを問わず
おすすめのコンテンツを紹介していて、
いい作品にたくさん出会えます。
ほぼ日の乗組員のなかにも
「毎週読んでます」という人が多い、
社内人気の高いコンテンツでもあります。

【Twitterのおすすめコメントより】
ブレイディみかこさんのことを知ることができたこと、
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」に
出会わせてくれたこと、感謝します。(のーどみ)

====================

▶2019年の「ほぼ日」の記事一覧は、こちら。

====================

■ 2020年のはじまりに読みたい、
ずいぶん昔の「ダーリンコラム」。

====================

大昔に糸井重里が週1で書いていた
「ダーリンコラム」の記事のなかから、
おすすめを7つほど選んでみました。
10年以上前のもので、なんだかけっこう
糸井の文体が若い気もしますが、
読むと、どれも発見があります。
ピンときたタイトルのものを、どうぞ。

====================

◆ 明るいだけで、基礎点40点(2003年)

====================

◆ プロポーズは、こちらから(2001年)

====================

◆ あなたは、こんがらがっている(2005年)

====================

◆ ぼくの思う、価値ある人間像
‥‥ってやつ?(2005年)

====================

◆ 「多忙は怠惰の隠れみのである」
ということについて(1998年)

====================

◆ すべて「また会う人」として(2007年)

====================

◆ 納豆に、ちょっぴり何を混ぜるか?(2006年)

====================

▶そのほかの「ダーリンコラム」を読みたくなったら、こちら

関連コンテンツ

今日のおすすめコンテンツ

「ほぼ日刊イトイ新聞」をフォローする