まず、はじめに言っておこう。
ぼくらはスマホが大好きだ。超便利だと思う。
実務的にも、暇つぶし的にも、気持ち的にも、
スマホは暮らしに欠かせないツールになった。
それをしっかりと認めたうえで、
嗚呼、そのうえで、こう思うのだ。
こんなにもスマホをさわり続けていいのかい?
手持ち無沙汰な時間がそんなに困るかい?
数年前はなくても大丈夫だったじゃない?
ちょっとした時間にスリープ解除して、
スクロールして、スワイプして、
なにをそんなに確認することがある?
....と、わかっていても、
ついついさわっちゃうのがスマホです。
そこで、ほぼ日刊イトイ新聞は、
全社をあげて、こんな実験をしてみます。
2015年11月12日、この日、ぼくらは、
スマホをむやみにさわらないことにします。
簡単にいうと、スマホ禁止デー。
さて、そこでぼくらはなにを感じるのか?
なにを発見し、なにを思い出すのか?
あるいは、とくになにも感じないのか?
60人の乗組員の地味なドキュメントを
おたのしみください。
あ、読者のみなさんは、大丈夫ですよ。
じゃんじゃんさわってください、スマホ。
声援、つっこみ、とても励みになります。
ハッシュタグ「#スマホ禁止デー」でどうぞ。
ああ、どうしてもスマホがさわりたい!
という乗組員のためにスマホさわり放題の部屋、
サンクチュアリを準備しました。入室記録つき。