ほぼ日刊イトイ新聞

今年もゴールデンウィークがやってきます。
なんと今年は最大10連休?
どかーんと休んでらっしゃる方も多いでしょう。
さあ、大型連休といえばこれです。
もう12年も続いてる恒例のヒマつぶし企画。
あるアドレスに、メールを1通送ると、
お返事のメールが1通返ってきます。
もう1通送ると、もう1通。また送るとまた1通。
しかも、驚くことに、読むたびに違うお返事が届く。
いったいどういう仕組? AI? 自動生成?
‥‥いいえ、それは「人力」です。
「ほぼ日」の乗組員たちが、
連休前にお返事を手分けして書いたのです。
用意したお返事は、なんと約1000通!
どうぞ、みなさん、ご参加くださいね。
去年からはLINEの遊びも加わりました。
「きらきらヤギはがき」のプレゼントもあります。
今年も、メールするから、メールしてね!

※メールの返信は終了しております。
たくさんのメールをありがとうございました!
イラスト:ながしまひろみ

毎年恒例のGWヒマつぶし企画、今年ももちろんやりますよー!

ウグイスは春を告げ、
木枯らしが吹けば冬が来る。
蝉しぐれは夏の岩に染み入り、
鹿鳴く声を聞くとき秋は悲しい。

ならば、ゴールデンウィークの
訪れを告げるものは、いったいなんでしょうか?

メェ~~~~~~~~。

そう、ヤギです。ヤギこそは大型連休の季語。
ヤギこそはゴールデンウィークのすべて。
All You Need Is

メェ~~~~~~~~。

みなさま、こんにちは。
ほぼ日名物、長い長い無駄な挨拶がはじまりました。
いいから。わかってるから。
さっさとやらせてもらうから。
という人は、このあたりを読み飛ばして
さっさとメールを送っているでしょう。

そうではなく、
「いったいこの企画はなんですか?」
という人のために、私はこの文章を書いています。

メェ~~~~~~~~。

ようこそいらっしゃいました、とヤギも言ってます。

まずはざっくり歴史からご説明しましょう。
この企画は、おどろくことに、
2007年からほぼ毎年続いている恒例企画です。
恒例企画ということは、人気があるっちゅうことです。
ゴールデンウィークといえばこれですね、
といった認識が広まっているということです。

なぜゴールデンウィークに
このコンテンツを公開しているかというと、
この企画が「ヒマつぶし」に最適だからです。
渋滞、行列、待ちぼうけ。
とかく、ぼんやり待つことの多いこの大型連休に、
この企画はたいへん相性がいいのです。

さあ、それでは、いったいどういう企画なのかを
ご説明いたしましょう。
いろいろ言ってる割に、
企画そのものはたいへんシンプルです。
単純で明快で簡潔でスカッとしています。

まず、「ほぼ日」が指定するアドレスにメールを1通送ります。
すると、「ほぼ日」からメールが返ってきます。

以上です。

えっ。これだけですか?
えっ。これだけです。

ただ、なめてもらっちゃぁ、困ります。
この企画の最大の特徴は、
「返ってくるお返事メールの種類が
 とんでもなく多い」ということ。

つまり、送っても送っても送っても、
読んだことのないメールがどんどん届くのです。
「ようこそ、ここは○○村だよ。」的なメッセージを
延々と繰り返している16ビット時代のRPGの
ノンプレイヤーキャラクターとはわけが違うのです。

驚くなかれ、そのメール数、約1000通!
1000通っていうのは、あれですよ、
なかなかイメージがむつかしいかもしれませんが、
絵で示すならだいたいこんな感じですよ。

1000通ってこんな感じです。

この「千通のメール」の絵も、
何年か前から恒例になりました。
なにしろ、とんでもない量だということが
伝わったでしょうか。

ところで、ここまでのところを読んで、
クレバーでクールでソウルフルな読者のみなさんは、
こう思ったんじゃないでしょうか?

‥‥そんだけたくさんのメール、どうしたの? と。

メェ~~~~~~~~。

ヤギも「いい質問だ」と言ってます。
千通ものお返事メールを、
私たちはいったいどうやって用意したのか?

お答えいたしましょう。
それは、書いたのです。
ほぼ日の乗組員約100名が、
手分けして、ひとりひとり、前もって、
ちょっとした空き時間などに、
一通一通書きためたのです。
だいたい100人で10通ずつ書いたから、合計約1000通。

その意味で、とても正直に言ってしまうと、
1000通のメールは、内容的には「ふつう」です。
作家でもエッセイストでもないほぼ日の乗組員たちが、
真面目に実直に10通のお返事を書いたので、
腹がよじれるほどおもしろいとか、
感動して鳥肌立ったわヤバかったわ、
というようなことはまずありません。
約1名、日本を代表するコピーライターの
メールがまざってはいますが、
まぁ、大半のお返事メールは「ふつう」です。

しかし、まぁ、届いたメールを読むだけで、
それなりにヒマはつぶせるじゃないですか。

まとめますと、ほぼ日が指定したメールアドレスに、
なんでもいいからメールを1通送っていただけますと、
1000通準備したお返事メールのうちから
1通があなたに届く。以下、何度でもくり返し可能。

それが、この、
「メールするからメールしてね。」という企画です。
あっ、このコンテンツのタイトル、
いろいろ説明しなくてもわかるようになってるじゃん。
じゃあ、説明しなくてもよかったんじゃね?
ねぇ、ヤギ、そう思わない?

メェ~~~~~~~~。

そうだそうだ、とヤギも言ってます。
ところでなぜヤギがこのコンテンツのシンボルかといえば、
ヤギが「お手紙のやり取り」を象徴する動物だからです。
黒ヤギさんからお手紙ついたのに
白ヤギさんたら読まずに食べちゃったりするからです。

ちなみに今年のヤギの絵は、
漫画『やさしく、つよく、おもしろく。』を連載し、
去年ははじめての単行本も発売された
ながしまひろみさんにお願いしました。
かわいいヤギさんですね。

さて、そんなヤギさんをあしらった
スペシャルなプレゼントがあるということも
説明しておかなくてはいけません。

これも恒例となりましたが、
この「メールするからメールしてね。」に
メールを送ってくださった方のなかから、
抽選で510名の方に、
ながしまひろみさんのイラストをもとにした
「きらきらヤギはがき」をお送りいたします!

応募のために特別にやることは何もありません。
この「メールするから、メールしてね。」に
ふつうに参加していると、ラッキーな510名の方には、
当選をお知らせするメールが届くというわけです。
「きらきらヤギはがき」をお送りする住所については
そのときの当選メールでお訊きするので、
当選するまではとくに気にしなくて大丈夫です。

ちなみにこの「きらきらヤギはがき」は
毎年、510名の方にプレゼントしているんっですが、
なんで510名なのか、わかります?

ええと、毎年この苦しい理由を説明するのが
気恥ずかしいのですが‥‥
「ヤギ」は英語で「goat」‥‥「ゴート」‥‥
「ゴー、ト」‥‥「5、10」‥‥「510」‥‥

‥‥メェ~~~~~~~~!

あまりの気まずさに思わずヤギが鳴きました。
最後に、もうひとつだけ説明を。

去年、試験的にやってみた
「LINEでメールするからメールしてね。」、
今年もやりますよー。

といってもLINEですから、
メールを送るわけではなくて、
LINEの「ほぼ日」の公式アカウントを
ともだちとして登録してただけると、
「メールするからメールしてねっぽい、
お返事がかえってくるやり取り」を
たのしむことができるというものです。

くわしくは以下のページをご覧ください。

LINEでヒマつぶしのおしゃべりをたのしむ くわしくはこちらのページへ

メェ~~~~~~~~。

さぁ、ヤギがそろそろ話を締めろと鳴いてます。
指定のメールアドレスにメールすると
お返事メールが1通帰って来ます。
今年、準備したお返事メールは約1000通。
また、メールを送ってくださった方の中から
抽選で510名の方に
ヤギから「キラキラヤギはがき」が届きます。
「はじめてです」という方は
以下の「くわしいやりかたとご注意など」を読んでから
はじめてみるといいでしょう。
「毎年やってるのでだいたいわかってます」という方は
さっそく「メールする!」をクリックしてメールしてね。
あ、そうそう、「メールする!」ボタンを押すと、
すごくいいヤギの鳴き声がするよ?

それでは、どうぞ、たのしいゴールデンウィークを。
今年も、メールするから、メールしてね!

メェ~~~~~~~~。

くわしいやりかたとご注意など

※メールの返信は終了しております。
たくさんのメールをありがとうございました!