メールするからメールしてね。2020
今年もゴールデンウィークがやってきます、が。
さすがに、例年とは違いますよね。
いったい、どんな感じで過ごすのでしょう。

おそらく、連休だ、旅行だ、遠出だ、買い物だ、
という感じではないのでしょう。
まさかこんなことになるなんて、ね。
きっとみんな、自宅で、静かに過ごすのですね。

んん? 待てよ? だとすると?
まさにこの「メールするからメールしてね」が
みなさんに求められるかもしれない!
どういう企画かご説明しましょう。

まず、あるアドレスにメールを送ります。
すると、お返事のメールが1通返ってきます。
もう1通送ると、もう1通。また送るとまた1通。
しかも、驚くことに、読むたびに違うお返事が届く。

あ、わかった。AIでしょ? 人工知能でしょ?
いいえ、違うんですよ。「人力」なんです。
1通、1通、ほぼ日の乗組員が
手分けして約500通のお返事を書いたんです。

変なこと、するでしょう?
でももう13年も続いているんですよ、この企画。
「きらきらヤギはがき」のプレゼントもあります。
今年も、メールするから、メールしてね!
メールする
メールする
いまどき、eメールを駆使する企画。

でも、けっこうハマると思いますよ。
今年のゴールデンウィークは、
あまりにも例年と違いますねー。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
おそらく多くの人がどこかに出かけたりせず、
おもに自宅で静かに過ごすのでしょう。



だとすると! この企画は
ますます求められるようになるかも!
メェ~~~~~~~~。
ほら、ヤギもそうだと言ってます。
外出自粛のこのご時世、
自宅でのんびりメールを出したり読んだりするのが
いちばんいいんじゃないかと。



そういう遊びを、ほぼ日はなんと
13年も前から続けているのです。
それが、「メールするからメールしてね。」という、
メールするとメールしてもらえる企画なんです。
メェ~~~~~~~~。
え? なにがなんだかよくわからない?
もっとわかりやすく説明しろ?



それでは、ヤギにうながされて説明しましょう。
まず、「ほぼ日」が指定するアドレスに
メールを1通送ります。
すると、「ほぼ日」からメールが返ってきます。



以上です。 えっ。

えっ。



これだけですか?

これだけです。



ただね、ふつうじゃないのはこれからです。
もう1通、メールを送るでしょ?
もう1通、返事が返ってくるんです。
内容はぜんぜん違うお返事です。
じゃあ、っていうんで、
もう1通、メールを送るでしょ?
もう1通、返事が返ってくるんです。
内容はぜんぜん違うお返事です。
じゃあ、っていうんで、
もう1通、メールを送るでしょ?
もう1通、返事が返ってくるんです。
内容はぜんぜん違うお返事です。
じゃあ、っていうんで。
メェ~~~~~~~~!!!!
ヤギにいい加減にしろと言われました。
ヤギに怒られたのははじめてです。
雄ヤギにもぶたれたことないのに。



言いたかったのはね、
メールを送るたびに、
違った内容の返事が返ってくるということです。
つまり、この企画の最大の特長は、
「お返事メールの種類がとても多い」
ということなんです。



おそらく、やってみると、
送っても送っても違ったメールが返ってくる、
というふうに感じるはずです。



それもそのはず、なんと私たちは、
お返事メールを約500通用意してあるのです!
写真
あ、そうそう、こういう感じですね。
実際は電子メールですから、
積み上げたりはできないんですけどね。
「電子メール」て。



ところで、そんなにたくさんのメール、
いったいどうやって準備したんでしょう?
メェ~~~~~~~~。
ヤギも「いい質問だ」と言ってます。
500通ものお返事メールを、
私たちはいったいどうやって用意したのか?



お答えいたしましょう。
──書いたのです。
ほぼ日の乗組員約100名が、
手分けして、ひとりひとり、前もって、
ちょっとした空き時間などに、
一通一通書きためたのです。
一時期はひとり10通書いてましたが、
今年は人数も増えたこともあって
ひとり5通のお返事メールをしたためました。



みんながんばって書いたんですけどね、
すごく正直に言ってしまうと、
お返事として返ってくるメールは、
内容的には「ふつう」です。
だって、作家でもエッセイストでもない
ほぼ日の乗組員たちが、
真面目に実直にお返事を書いただけですから、
腹がよじれるほどおもしろいとか、
感動して鳥肌立ったわヤバかったわ、
というようなことはまずありません。
まあ、約1名、日本を代表するコピーライターの
メールが5通まざってはいますが、
まぁ、大半のお返事メールは「ふつう」です。



というか、むしろ、
「ふつう」なのはこの企画の長所です。
メールを1通送ると、
「ふつう」ののんびりしたメールが
1通返ってくる遊びだと思ってください。
メェ~~~~~~~~。
ヤギもそのとおりだと言ってます。
ちなみになぜヤギが毎年
このコンテンツのシンボルになっているかというと、
古来よりヤギは手紙を象徴する動物だからです。
かつて、人と獣がもっとわかりあってい頃、
こんな出来事があったらしいのです。



黒ヤギさんが白ヤギさんにお手紙を書いたけど、
白ヤギさんはそれを読まずに食べてしまった。
困った白ヤギさんはさっきの手紙のご用事なあに?
という手紙を黒ヤギさんに書いたんですけど
今度は黒ヤギさんがその手紙を(以下略)。



そういうわけで毎年ゴールデンウィークになると、
ほぼ日刊イトイ新聞のページに
かならずヤギが現れるという、
なんだか不思議な伝統になってしまってますが、
それはそうと、今年のヤギもかわいいでしょう?



今年のヤギは、
イラストレーターの福田利之さんが
描いてくださいました。
福田さん、ありがとうございます!



そして、福田さんはこのページの
あちこちにいるポップなヤギさんのほかに、
たいへん美しい、美術的で絵画的な
ヤギのイラストも描いてくださいました。



こちらはプレゼント用の絵ハガキの柄に
つかわせていただいていますよー!
そう、この企画には、豪華なオマケとして、
メールを送ってくださった方のなかから、
抽選で510名の方に絵ハガキを
プレゼントすることになっているのです!



応募のために特別にやることは何もありません。
この「メールするから、メールしてね。」に
ふつうに参加していると、ラッキーな510名の方には、
当選をお知らせするメールが届くというわけです。
「福田さんのヤギはがき」をお送りする住所については
そのときの当選メールでお訊きするので、
当選するまではとくに気にしなくて大丈夫です。



ちなみにこの「福田さんのヤギはがき」は
毎年、510名の方にプレゼントしているんっですが、
なんで510名なのか、わかります?



ええと、毎年この苦しい理由を説明するのが
気恥ずかしいのですが‥‥
「ヤギ」は英語で「goat」‥‥「ゴート」‥‥
「ゴー、ト」‥‥「5、10」‥‥「510」‥‥
‥‥メェ~~~~~~~~!
おかしなダジャレの説明はやめて、
そろそろ話を締めろとヤギが鳴いてます。



おさらいしましょう。



指定のメールアドレスにメールすると
お返事メールが1通帰って来ます。
また、メールを送ってくださった方の中から
抽選で510名の方に
ヤギから「福田さんのヤギはがき」が届きます。
「はじめてです」という方は
以下の「くわしいやりかたとご注意など」を読んでから
はじめてみるといいでしょう。
「毎年やってるのでだいたいわかってます」という方は
さっそく「メールする!」をクリックしてメールしてね。
あ、そうそう、ヤギのフキダシを押すと、
すごくいいヤギの鳴き声がするよ?



それでは、どうぞ、たのしいゴールデンウィークを。
自宅で遊ぶには、うってつけの企画です。



今年も、メールするから、メールしてね!
メェ~~~~~~~~。
メールする
メールする


くわしいやりかたとご注意など
フキダシをクリックするとヤギがとてもいい声で鳴きます。

※パソコンの環境によっては鳴かない場合があります。
2020-04-29-WED