田島 |
ふわー!
上から見るとやっぱ怖い!!
サメといっしょの水槽に
イワシなんかが入っていると
食われないのか心配になるんですけど、
大丈夫なんですか?
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広瀬 |
最初はサメに食べられたりもするんですが
そのうちそれぞれのなわばりが
わかるようになってきて、
大丈夫になるんですよ。 |
田島 |
へええ。
(魚が通りすぎる)
うわ、でっけえ。あれは何ですか? |
広瀬 |
あれはエイの仲間です。 |
田島 |
(魚が通りすぎる)
うわ、でっけえ。あれは何ですか? |
広瀬 |
あれはサメで、シロワニと呼ばれています。 |
田島 |
(魚が通りすぎる)
うわ、でっけえ。
(魚が通りすぎる)
うわ、でっけえ。
(魚が通りすぎる)
うわ、でっけえ。 |
広瀬 |
あのエイは体重が200キロくらいあります。
エサをあげるときに
覆いかぶさってくるときがあるので
ちょっと身の危険を感じますよ。 |
田島 |
そうなんですか。
上から見るとわかるけど、やっぱり
こいつらは「生きもの」ってかんじですね。 |
── |
さあ、ここで田島番長の大好きな
クイズの時間です。 |
広瀬 |
これは、いったいなんでしょう?
ヒントは、サメに関係あるものです。
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田島 |
わかったわかった!
オレわかった!
ハイハイハイハイ(手を上げる番長)。 |
── |
はい、番長どうぞ。
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田島 |
これは●●●です! |
広瀬 |
(ひるむことなく)いえ、ちがいます。 |
田島 |
えー? ドリル型してるって
聞いたことあんのにな。
じゃあ×××?
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広瀬 |
いえ、あの、ちがいます。 |
田島 |
わかんないなあ、じゃあ△△△。 |
── |
番長、まがおで
やばい系の発言をくり返しています。
いたってまじめなので、
誰もツッコめないです。
正解は、サメの卵でした。
惜しかったですよ、番長! |
── |
大水槽を上から見たあとは、
イカやタチウオの水槽の裏側に
回ってみます。
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田島 |
一匹一匹の魚のことを、
かわいいと思ったりしますか? |
広瀬 |
「かわいい」という感覚は、ないですね。
「かわいい」という感覚はきっと
自分より下の位置にいるものに対して抱く
感情だと思うんですけれども、
わたしはもっと対等に考えています。
わたしたちは、魚を
お客さまに見ていただくことを
目的としているので。 |
田島 |
なるほど。
こうやって、水槽を裏側から見ていると、
そのことがよくわかります。 |
── |
水のそばにいるからか、
田島番長と木暮さんが水泳自慢をはじめました。
オレ、選手だったよ。
オレもだよ。
オレは個人メドレーとかやってたよ。
オレは平泳ぎだったよ。
こらこら、そんな浮かれたことを
言っている場合ではありません。
おふたりにはこれからウミガメの水槽の掃除を
していただきます。
高校時代から培った音楽活動の
チームワークの成果をひとつ、ここで
結実させてください。
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広瀬 |
特にあいつ、いまはああやっていますが、
ちょっかいを出してくるので、
気をつけてください。
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田島 |
かみついたりするの? |
広瀬 |
はい。 |
田島 |
ハハハハ! 木暮、かみつかれな! |
木暮 |
かまれると、痛いんですか? |
広瀬 |
痛いです(キッパリ)。
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