バスク地方のスーベニア・スカーフ

スーベニアスカーフには中央に大きく地名が
書いてあるものが多いのですが、
この一枚にはそれがありません。
中央に描かれた絵が
おそらくとても有名な場所を
示しているのだろうと思い、
インターネットで調べてみたところ、
すぐにわかりました。
ルルドの洞窟近くで薪を拾っている
14歳の少女ベルナデットが
聖母マリアの顕現に驚いている、という場面でした。
つまりこのスカーフはルルドの泉を主役に据えて
周りにバスク地方の風物を配したもの。
ペロタというバスク地方特有のスポーツや
高級リゾート地ビアリッツ、
大きな橋で地区同士が結ばれる観光都市バイヨンヌ、
それにベルナデットの生家も描かれています。
ブルーが基調になっているのは
聖なる泉のイメージから、なのでしょうね。