|
|
|
『さよならペンギン』が
複刻・再出版への道を歩みはじめたのは、
去年の春のことであった。
糸井重里が毎年出版している
「小さいことば」シリーズの第四弾
『あたまのなかにある公園。』の表紙の絵を
荒井良二さんに描いていただいていたので、
出版に合わせての対談を企画した。
その中で、『さよならペンギン』が話題に上がったのだ。
その内容は、
「『さよならペンギン』探しています。」の中でも
紹介したとおりだが、再度ここに記そう。
--------------------------
荒井 はい。で、もうひとつ、
すごく影響を受けたのが、
糸井さんと湯村(輝彦)さんの
『さよならペンギン』だったですよ。
糸井 えっ。
荒井 あれは、ぶっ飛びましたね。
で、すごく欲しかったんだけど、
これ、家に持って帰って読んだら、
たぶん、打ちのめされて
自分の絵本がつくれなくなると思ったから
買わずに本屋に置いとこうと決めたんです。
それくらい、ぶっ飛んだ。
--------------------------
という話をされたのである。
|
対談中の荒井良二さん。絵本を開くジェスチャーを。 |
(その内容は、いまもここで読むことができる。)
これが、そもそもの発端である。
この時、その場にいた糸井重里以外のスタッフの
全員が「タイトルを聞いたことがあるが、
読んだことはない」という状態であった。
もしかしたら、あの棚にあるかもしれない、と思い、
対談中に私(モギ)が書庫に走ったが、
発見することは出来なかった。
後にその対談が行われた部屋から、
社内の2冊目の『さよならペンギン』が発見されることになるが、
それは、まだ先の話である。
対談は、『さよならペンギン』を置き去りにして、
先へ先へとすすみ、その日の対談は無事に終了した。
そして、数日の後に‥‥。
(モギ記)
|
2011-02-01-TUE |
|