「オッケーだそうです。」
そして、4人のうち2人がオッケーとなった。
のこるは2人。
ブックデザインとカバーデザインをされた
秋山政美さんと永井博さんである。
ネットで連絡先をさがしあて、
メールをだしたところ、
秋山さんからは、
「復刻、再出版の件は、了解いたしました。
ご自由に制作してください。」
永井さんからは、
「自由にやってください。よろしく、どーぞ。」
快諾の返事がすぐに飛んできた。
「自由に」というすてきな言葉つきで快諾だ。
じつは、連絡をする前には、
さまざまなことが頭をよぎったのも事実だ。
「ことわられたら?」
「いろいろな条件があったら?」などなど。
そんなことを考えた自分が恥ずかしくなる快諾だった。
どうにも、この世代の人々は、
「快諾」をする傾向にあるような気がする。
過去にも何度か、この世代の方々に
許可をいただく仕事などをしたことがあるが、
大概「オッケー」なのだ。
しかも、無条件なのだ。
世代でないのなら、経験がそうさせるのかもしれないが、
ともかく、やりとりをしている間じゅう、
さわやかなのだ。
「いつか、じぶんも」と思わせられることしばし、だ。
話がそれたが、ともかく
「さよならペンギン」は進む。
(地味なのは、ここまでだ!
つぎからは、派手になる、かも! しれない!)
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