Phoenix-4
乗組員体験談「会場の信濃川もすごい!」
「フェニックス」を見るべきです!
って、こんなにおすすめしてるわけだけど、
いきなり行って大丈夫なの?
去年は花火大会の2日間で、
88万人の観客が長岡に訪れたそうです。
そうですね‥‥
もうすでに宿はいっぱいかもしれません。
有料の観覧席も、ほとんど残ってないかも。
観覧席についてのくわしくは
「長岡まつり」のHPでお調べいただきたいです。
まず、日帰りなら宿はいらないよね。
あとはすこしはなれたところで
ホテルを見つけるとか。
宿泊に関してはそういうことになりますね。
花火はいろんな場所から見れるんです。
無料の自由席もあるし。
ガッツで並べばなんとかなるかも。
無料自由席の開放時間は午後2時からだね。
はい。
去年はあたし、雨でずぶ濡れになって
大渋滞の中を車で日帰りしたけどさ、
そんなの関係ないね。
あれが見られたんだから。
あ、そうか、お天気は心配だ。
よっぽどのことがない限り、雨天決行です。
でもぼくらは2日に生中継をするから、
できれば晴れてほしいよね。
うまくいくかね、中継は。
電波の状況とか不確定要素はありますが、
出たとこ勝負で可能なかぎりがんばりましょう。
うん。
大会の最後も、感動ですよー。
「光のメッセージ」っていって、
みんなで懐中電灯や携帯電話を振るんです。
川の両岸からお互いに無数の光が見えて‥‥。
花火師さーん。
そうだ、花火師さんといえば、
ちみらは花火師さんにインタビューを。
はい、はい、してきました。
山下、コウノ、ぐっさんの3人で。
(パソコンを操作)
長岡駅に到着したら、
改札の中にいきなりこんなものが。
花火玉だ!
ぐっさんとふたりで
しばらく見学してしまいました。
これ、三尺玉の模型ですよ。
これが中身? どうなってんの?
それはこのあとのインタビューをおたのしみに。
うーん。
あ、いろんな大きさの花火玉が。
はい。
でも圧巻だったのは三尺玉ですよ。
でっかい。
一尺は約30.3センチだから‥‥90センチ?!
そういう感じで驚きながらのんびりしてたら、
前の日に実家に戻っていたコウノさんが
改札で待ちくたびれていました。
花火師さんと約束の時間があったので。
で、改札を出たら、駅前でまたびっくり。
何を見たの。
三尺玉と、打ち上げる筒のモニュメントです。
おお。
見てくださいよ、この大きさ。
大きなぼくが小さく見えるでしょう。
‥‥山下さんべつに大きくないじゃん。
ここでもすこし時間をつかってしまったので、
急いでレンタカーを借りました。
でもせっかくなので、
花火を打ち上げる河川敷におりてみたんです。
時間がないのに‥‥。
川に出るにはどうすればいいんですかー?
銅像の人は言いました。
「あちらへ進みなさい」
わかりました、あっちですね。
ほんとうだ川が見えます。
ありがとうございました、銅像の人。
いまのくだりは、まるまる要らなかったね。
河川敷が広いんですよ。
川に出るまでしばらく歩いて。
時間がないのに‥‥。
これが信濃川です。
豊かだねえ。
「フェニックス」はどの範囲で見えるのかと、
コウノさんにたずねたら、
上流のあの橋のずっと向こうから‥‥。
あの橋の向こうから?
下流のあの橋の向こうまでだと言うんです。
つまり、このあたりが‥‥。
ぜーんぶ、「フェニックス」で埋まると。
すごいね。
花火のなかにあらわれた、
不死鳥を表現してみました。
それも要らなかったね。
あと、人間というものは、
川を前にすると、どうしても石を投げます。
水切り‥‥。
ほんとに時間がないので、行くことにしました。
正解だね。
いや、あのね、3回跳ねたんですよ、石。
予定外の時間をだいぶつかったのですが、
ぐっさんの安全運転で
約束の時間に花火師さんの会社へ
到着できてよかったです。
ここが今回お話をうかがう花火師、
小泉欽一さんが専務をつとめる、
「新潟煙火工業株式会社」です。
ここに、菅原文太さんのような花火師さんが。
ぼくも菅原文太さんのイメージがありました。
‥‥果たして、出迎えてくださった花火師、
こちらが小泉欽一さんです。
お、おおーー。
これはまた意外な。お若いですね。
ね。
この小泉さんが、すごく親切にわかりやすく、
花火のことを教えてくれたんですよ。
というわけで、次回、
花火師・小泉さんへのインタビューをお楽しみに!
 

(7月26日の月曜日、
 花火師さんインタビューにつづきます)


2010-07-23-FRI