ミナ ペルホネンの「tambourine」に
ズームインしてみた。
こんにちは、です。
昨日ご紹介した「skyful」に引き続き、
ミナ ペルホネンの「tambourine」にズームインしてみます!
「刺繍をデザインしはじめたときに、
いつも均一に刺されていることが気になったんです。
牛もアリも人間も、
大きく見ればみんな同じような見た目ですが
よく見ればやっぱり個体差があって、
顔つきなどちょっとずつ違いますよね。
そんなデザインができないかなぁと思って」
そんな皆川明さんの思いから生まれた「tambourine」は、
小さな粒が大きな円を描いている、シンプルなテキスタイル。
▲tambourine(brown)
この小さな粒が、実は不揃いなんです。
遠目からではわかりづらいので、
寄ってみますね。
ズーーーーームイン!!!
1つ1つの粒の刺繍の形が、
微妙に違うのが見えますでしょうか?
形が不揃いになることで個性をもった粒たちが
生き生きして見えるのが不思議です。
この刺繍は糸を重ねているため、
ぷくっとした触り心地もたのしめます。
ふくらみがわかりやすいように、
別角度で、ズーーーーームイン!!
▲tambourine(black)
このふくらみにも個体差を感じられて、
触れるごとに愛着が増しそうです。
初期につくられた「tambourine」が、
色や素材を変えながら
10年以上愛され続けている理由が
わかったような気がしました。
ズームインすることで、
見えてくることってありますね。
また、やってみたいと思います!
(おおたか)