201606/17FRI11:00
ほぼにちわ。モギでございます。
突然ではございますが、
ワタクシ、ここに上海で行われた「手帳EVENT」の
レポートをしたいと思います。
「いきなりなんのこっちゃ?」だと思いますので、
まずは「そもそも」からご説明をさせていただきます。
(えー、レポートは大変長いのです。恐縮です。)
それはこのあいだのゴールデンウイークのことでした。
「ほぼ日」のは用事があって
中国の上海市に行ったのです。
唐突ですが、ただの事実なのです。
そのときに、ひょんなことから、
「ほぼ日手帳」の大ファンだという、
上海在住の黄黄(ファンファン)さんと知り合いになりました。
▲黄黄さん。
食べ物中心のイラストの仕事もされています。
ほぼ日手帳には食べ物のイラストを
たくさん描いてくださっています。
ご本人もブログもたいへんかわいい。
その時に彼女が
5月28日に上海で「手帳EVENT」という
手帳メーカー、文具メーカー、手帳ファンが
一同にあつまるイベントがあって、
毎回大人気ですごい人出があるんだということを
教えてくれたのです。
なんでも主宰者は、中国版のTwitterであるWeiboというSNSで、
「我們愛手帳_主編君」という名前で活動し、
26万人のフォロワーを誇る人。
主に手帳に関する投稿をしていて、
中国で手帳に関することに対して、
とても大きな影響力をもっているのだそう。
ここまでから話をきいて、
これは見にいかねば! と思ったのです。
だって、26万人のフォロワーがいて、
「手帳EVENT」を主宰する女性がいる?
というか、「手帳」だけでイベント?
すごい人気? なんじゃそら?
なんか、すごくないか?
中国でなにがおこっているのだ?
しかし、いかに上海が日本からひとっ飛び3時間とはいえ
行ったことがある都市でもなくてたいへんに心もとないし、
一人の眼でみるよりも人数がいたほうが
いろいろなものが見えるのではないかと思って、
主にHobonichi Plannerの製作や
「ほぼ日ストア」の英語ページの製作をしているをナンパいたしまして、
上海まで行ってくることにしました。
見に行くだけとはいえ、手ぶらではいけません。
中国の手帳が好きというみなさんの中に
ぐいぐいっと入り込んで、
大いに「ほぼ日手帳」の宣伝をしようと、
手帳チームのを巻き込み、
チラシがわりのオリジナルシールを
大急ぎでつくってもらいました。
▲こんな、シールをつくってもらいました。
さらに、開設したばかりの「ほぼ日」の公式Weiboで
「上海の『手帳EVENT』にいきます!
ステッカーをもっていきます。
ぜひみなさんの手帳をぜひみせてください!」
と、中国語はできないので、日本語で投稿をし、
さらに、ずうずうしくも、黄黄さんを通じて
主宰者の「主編君」にも
「ほぼ日手帳ともうします。
見学にいきます! どうぞよろしく!」と
連絡をいれていただきました。
たぶん、準備は万端だ! さあいってくるぞ!
▲上海到着。魔都は見事に雨。
上海にも梅雨がございまして、もう梅雨入りしていました。
「しらんがな」とは思いますが、くせ毛にこの湿気はつらいです。
ホテルに到着したところで、
Weiboを通じて日本語で連絡をくれていた
12万のフォロワーを持つ、
「銀河系手帳指南 」という手帳ユーザーサイトの
momoさんとそのほか手帳ユーザーのみなさんが
ロビーで待っていてくださいました。
▲VJさん、Violetさん、momoさん、Jennyさん。
なんだか全員とても控えめで物静か。
私たちは中国語が話せないので、
会話は英語でお願いしました。
みなさん、「手帳」が大好き。
なかには「ほぼ日手帳」の大ファンで
もう何年もお使いいただいている方もいらっしゃいます。
実際にお手持ちの手帳をみせていただいたのですが、
イラストあり、はりつけあり、マスキングテープあり、と
何が書かれているかはわからなくても、
とても楽しそうでした。
もちろん、「ほぼ日手帳」は世界120カ国以上に出荷していて、
その中には中国ももちろんはいっている、
ということを頭ではわかっていたのです。
でも、こうしてあらためて海を超えた手帳が
1ページ1ページ丁寧に書き込みがされて、
とても大切にされているのをこの眼でみて、
あらためて、感激してしまいました。
上海でしょっぱなからこんなに感激をするとは
思っていませんでした。
その後、私たちは上海の街へでて、
名物の焼き小籠包をたべたりもしましたが、
主に、手帳を販売しているお店をめぐりまくったのでした。
古くからある文房具ストリートから、
おしゃれエリアの文房具屋さんまで。
▲上海名物、焼き小龍包(生煎)。
小籠包というか、
スープたっぷりの肉まんを焼いたような食べ物。
安くてうまい!
ふらっとはいった店でとてもおいしかったので、
名店といわれるところはいかばかりかと思います。
▲こんなすてきな並木が!
いいわ~。雰囲気あるわ~。すてきだわ~。
願わくば雨じゃないといいんだけど~。
▲「物心」というお店。
とてもおしゃれな文房具やさん。
話がきけないかなとおもって、
「ほぼ日手帳」のスタッフだと名乗ったら、
記念撮影をしようということになりました。
「ほぼ日手帳」ご存知なんだ! うれしいぞ!
そんなこんなで、1日目は暮れていったのでした……。
あれれ、「手帳EVENT」になかなかたどり着かないぞ。
(明日につづきます)