ほぼ日手帳 ニュース

手帳チームのメンバーが、日々の情報をお届けします。

ほぼ日手帳チームの、ゆく手帳、くる手帳(4)

【お知らせ:ほぼ日手帳チームでは商品企画と生産管理に携わる
あたらしい仲間を募集しています。
くわしくはこちらをご覧ください。1月8日締切です。】

まいど! 
ほぼ日手帳チームの海外班におりますモギです。
いや、ぶっちゃけ申し上げると、
「 ほぼ日手帳チームの、ゆく手帳、くる手帳」が
回ってくる確率は少ないと踏んでいましたが、
回ってきました!

ほぼ日手帳は
初代誕生秘話の現場にもいましたが(自慢)、
その後の使い方としては、
さっぱり褒められたものではないので、
まったくもって適任ではござらん!
しかし、回ってきたのも
なにかのなんだかだろうと思います。
書かせていただきますとも。
書かせていただきますとも。

今日はまだ2018年なわけなので、
わたしは「ゆく手帳」をするのが
ミッションだと思われます。

さて、どこから語り始めればよかろうか?
ふりかえるということならば、
まずは、今年私が使っている手帳を
ご紹介するところから。

わたくしは、ジッパーがぐるりとしているものが
大好きでございます。
まず、お財布がぐるりとしたジッパーのものです。
なので、「ほぼ日手帳」には、
ジッパータイプのカバーが豊富ですし、
「ひきだしポーチ」もありまして、
ビバ・ジッパー! と思っています。
毎年、ビバ・ジッパー! と思っていますが、
とはいえ使っているのは
2015年の「ARTS&SCIENCE」のものです。
これを長年使っていて、
毎年買い替えているわけではないので、
「今年もほぼ日手帳は
たくさんジッパーをつかっているな、
よしよし、ジッパーつきの手帳カバーを使う仲間が
たくさんいるのだな」と思っているだけではあります。



そして、そこにいれているのは、毎年avecです。
単純に薄いから、この革のカバーを閉じたときに、
見た目がイケてるという理由からです。
今年はそこに、今年の秋にわたしが推しに推した
「ドラえもん アクションボールペン」をさしています。
クールな外見がいいという心は
ドラえもんのかわいさには勝てませんでした。
かわいいでしょう?


中身はというと……。

ジー。
ぺらり。



ん?

ズーム・イン。



なんじゃこら?

なぜ私は、この扉ページのアルファベットの
閉じている部分を塗りつぶしているのだろうか?
まずはインクを検証だ(する必要ある?)。

これは、フリクションのインクだろうか。
いや、ごしごししても消えないので、
フリクションではないペンで
塗りつぶしたに違いない。

実際、私はペンホルダーにはドラえもんをさしていますが、
カバーの中にいれてあって普段さかんに使っているペンは、
フリクションなのです。
なぜならば、消・え・る・か・ら。
ドラえもんはいわば、チャームです。
携帯電話でいうところのストラップです。

しかし、この塗りつぶしは消えません。
なぜ、いつも使っていないペンを使って、
塗りつぶしをおこなったのか?

つまりこういうことだろうと思います。

私の机にはペン立てがありましてな。
そこには、消えないペンもささっているのです。
ということは、この塗りつぶし行為が行われたのは
おそらく、席についているときではなかろうかと思います。
つまり、会議中にはにヒマに苦しみ、
塗りつぶしをしてしまったのならば、
フリクションで塗りつぶされているはずなのです。

机に座って、わざわざペン立てに立ててあったペンで、
ご丁寧に塗りつぶしをするって、
どんな状況だ、自分よ。ほんとに。
ぜんぜん思い出せないし、
どういう心持ちだったのかも想像ができない……。

そして、なぜ赤ペンで?
いや、それは検証しなくてもいいか?
いや、検証する。

私は、今年の手帳のなかの
公開できる数少ないページをみても、
赤いペンで書いたり、黒いペンで書いたりしています。
まあ、何色で手帳を書くかということは
なんにも気にしていない気配です。
だから、赤! でしょう。おそらく。



あ、つまり私の手帳の使い方は、
毎年、このように荒涼としたものです。
メモをとるべきときに、
ペンの色などが何色かということは
まったく気にせず、
打ち合わせのメモが雑に記されている。

だからといって、中身が軽いわけでもなく、
当人にとって、結構大事な情報。
しかし、時間が経つと、なんだかわからなくなるやつ。
いわゆる謎メモの類が、
ぎっしりと書かれているわけです。



ああ、最初のは本を作っているときのことだろうけど、
ページ下の日付の記憶がまったく無いですねえ。
なんのランダムさだ、これ。

そして、次の写真のメモは、
大阪の「生活のたのしみ展」で、
なかしましほさんが「おやつミックス」
試食のホットケーキを出してくださるということで
段取りを打ち合わせたときのものだろうと思われます。
なんとも半端なメモをするものよのう。

9月のイベントの打ち合わせを
7月にしているはずはないので、
ぺらっとめくったページに、なにも考えずにメモをとり、
あとで探すのに苦労したことが推察されますな。
しかし、おかげで、東京から持っていくものに
ヌケモレはなかったわけなのですが。イエイ。

地味だし、謎だし、荒れ果てた感じがするけれど、
どんな使い方だって、許してくれるのが
ケ……いや、度量の広い「ほぼ日手帳」である、
ということで、どうでしょう?

で、もとに戻ると。
戻る必要があるほどのトピックだとは思えないけど戻ると。
なんでそこ、塗りつぶすのよ。ほんとに。
扉ページやっちゅうねん。
大事なページやっちゅうねん。
よく見てみれば、gの字だけ塗りつぶしてないし……。
あとで、「トホホ」となるんだから、
やらなきゃいいのに。

しかし、それもまた私の2018年でございます。
来年は、できたら、塗らないで済ませたいです。
もう、いい年なんだから、塗らない。
でも、こんなこと書いちゃったから、
来年も塗りたい衝動にかられて大変な気もしてきました。

さて、2019の手帳の扉ページは塗られるのか?
塗られないのか?
結果は、もしも来年「ゆく手帳」の担当が回ってきたら、
ご報告させていただこうとおもいます。
来年じゃなかったらその次の年になるかもしれません。
求められてはいないと思いますが!

では、アディオス! 
良いお年をお迎えくださいませ!