ほぼ日手帳 ニュース

手帳チームのメンバーが、日々の情報をお届けします。

成人の日と手帳のこと。

こんばんは。
もう、夜になってしまいましたが、
本日の手帳ニュースをお届けします。

昨日、1月14日は「成人の日」でした。
今日(1月15日)の東京はどんよりと曇って、
雨もぱらついていましたが、
成人の日は、ニュースを見る限りでは、
全国的に快晴だったようです。
成人式に参加した方たちは、
気持ちよい日を迎えられたことでしょう。

成人式といえば、
北九州市のド派手さを競うような成人式が印象的です。
しかし、個人的にはバンジージャンプです。
橋の上などから飛び降りるレジャーのアレです。

昔、テレビで観た、
バンジージャンプの起源と言われている
バヌアツで行われる成人の儀礼が印象的だったのです。
何かのつるを足に結んでやぐらから土の地面に飛び降りる
という過酷な儀礼なのですが、あまりに衝撃的で、
ぼくの中に「バンジージャンプ=成人式」という図式が
できあがってしまいました。



まだバンジージャンプの経験はないのですが、
いつかバンジージャンプをすることがあれば、
その日がぼくの成人の日かもしれないです。
もちろん、
つるを足に結んでやぐらから土の地面に飛び降りる
儀礼のほうのバンジージャンプではなくて、
橋の上などからゴムのロープで飛び降りる
レジャーのほうのバンジージャンプをしたときです。

さて、ぼくが成人式に出席した頃、
―― もちろん、通過儀礼としてのバンジージャンプを行った
という意味ではなくて、
日本で毎年行われている成人式に出席したという意味です。
その頃の「成人の日」は今日(1月15日)でした。
1990年代の後半のことです。
その日も晴れていたのを覚えています。

*念のため「気象庁 | 過去の気象データ・ダウンロード
で調べてみましたが、やはり東京は晴れていたようです。


通った小学校の体育館で、
懐かしい地元の同級生と顔を合わせ、
地元の名士の話を聞いて、集合写真を撮りました。
久しぶりに会った同級生と連絡先を交換するのですが、
スマートフォンなどはおろか、
携帯電話のたぐいも普及していないので、
やり取りはほとんど紙とペンだった気がします。
あっても名刺。
それも、ゲームセンターで作ったファンシーな名刺です。

この頃、ぼくは中学の卒業記念だったか、
高校の入学記念だったかでもらった
バインダー式のシステム手帳を使っていました。
A6サイズだったと思います。
(ほぼ日手帳オリジナルと同じくらいのサイズ)

この頃、スマートフォンは存在せず、
同年代に携帯電話を使っている人はおらず、
PHSもまだそこまで普及してなかった気がします。
ほとんどがポケベルを使っていました。



ですので、手帳はおもに友人の連絡先を書いた、
アドレス帳として使っていました。
名前と住所、自宅の電話番号とポケベルの番号が
数ページに渡って書いてありました。

プリクラを貼っているページもありました。
当時は2×3センチくらいの小さい写真のシールで、
友達同士で交換したりしたよくわからないものが
ページにびっしりと貼られていました。

ほかには、付箋や自分で作った名刺のようなもの
(ゲームセンターで印刷したやつ)を
カードポケットに入れていたり、
お気に入りのポストカードを、
手帳用のクリアフォルダーにはさんでいたり、
メモページにおみくじを貼ったりしていました。

書き出してみて気づきましたが、
いまとそれほど変わらない使い方ですね。
ただ、このときの手帳には不満がいっぱいで、
リフィルや付属品をいろいろ試したり、
新しい手帳をいつも探していました。

手前味噌ではありますが、
ほぼ日手帳を使い始めてからは、
おおむね落ち着いているように思うので、
手帳については、ほぼ日手帳との出会いが
成人の儀礼だったのかもしれません。

……ちょっと無理があるか。

*イラストは「いらすとや」さんのものを使わせていただきました。