手帳チームのメンバーが、日々の情報をお届けします。
こんにちは、ほぼ日の岡田です。
今日はほぼ日に送っていただいた
メールを一通、ご紹介します。
手帳書いてて、よかったなぁ。
と、しみじみ思うことがありました。
4月末に弟が生まれ、それまで約5年間、ひとりっ子を堪能していたアニキは日々葛藤をしています。
弟を可愛がってくれる一方で、怒ったり、拗ねたり、駄々をこねたり。特に母である私に対しては、分かってはいても、笑って過ごすにはキツイ態度も多くあります。
どうにも感情の整理がつかない時が続いて、産後ブルーもあったのかもしれませんが、怒れるアニキの赤ちゃんの頃から、できることが1つずつ増えてきた頃の手帳を読み返していました。
当時は、はじめての子ゆえの、難しさの中で、かわいい!を楽しめないこともありました。正直、しんどかったことの方が色濃く覚えています。それでも、手帳の中の我が子は、ひたすらに可愛くて、可愛くて。
連日の赤ちゃん返りにめげそうな今も、あとからこうやって振り返ったら愛しい思い出になるのかも、と光が射してきたように思えます。
そんな中、今日はアニキが「ぼくが三歳のときの手帳が見たい」とリクエストをしてきました。結婚してからずっと、自分の手帳とは別に、家族用手帳を書いています。
一緒にぺらぺらめくりながら、「なんて書いてあるの?」「これはぼく、何してるの?」と、これまでも見たことは何度もあるそれを、嬉しそうにまた眺めていました。イラストだけのもの、写真付きのもの、言葉だけのもの。空白もあります。白紙もあります。それでも、少しの何かで、たくさんのことが思い出されます。
「三歳のぼく」から随分と大きく重たくなったアニキは、いつのまにか、膝にのってきていました。
きみのことがすきだよ。
その思いが、伝わったように思えました。
子供が生まれて5年。
まさに、我が家のLIFEのBookになってきています。
アニキも弟も。
自分が大切にされていることを、いつでも、実感できるような。そんな家族用手帳をこれからも記していきたいです。
(ぽんすけ)
お子さんたちを見守るあたたかい視線を感じて、
読んでいてうれしい気持ちになるメールでしたので、
こちらで紹介させていただきました。