ほぼ日手帳 ニュース

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家系図のメモを、手帳に貼る。

こんにちは。手帳チームの田中です。

たいへん個人的な話ながら、
先日、法事で実家に帰ってきました。

我が地元は瀬戸内なので、
家で出る魚がおいしくてですね‥‥。

というのはどうでもよくて、
ふと「手帳があってよかったな」と思った
瞬間があったので、そのご報告です。

今回、法事ということもあって、
こういうときにしか関わることのない
親戚にいろいろと会いました。

で、終わったあと、夜に母親と
「今日の法事で会ったあの人は誰の兄弟?」
「あの人はどういう関係?」
などと聞きながら、お酒を飲んでいたのですが、
ふと、母親が家系図めいたものを書いて、
すでに亡くなっている親戚のことも含めて、
こまごま説明してくれました。


▲そのとき母親が書いた、家系図みたいなもの。
(あまりにプライベートなので一部だけですが‥‥)
貼っている場所は、手帳の巻末のメモページです。

そういうことがあってわかったのですが、
家系図を書きながらだと、詳しく聞きやすいのです。
「この人はどういう人?男?女?」
「どこに住んでる人?」
「あ、この人がこの前いたあの人か」
などなど聞いて、ぼくは生まれてはじめて
親戚関係の全体像を理解しました。
(亡くなっている人も多いので、
そういった話をもうしないのです)

また、初めて聞いた話もたくさんありました。
祖母の家が材木商だったとか、
祖父の家は実はものすごい金持ちだったとか、
亡くなったある人は超ギャンブラーだったとか、
フランスに留学したあと、帰国してバレエスクールを作り、
自分の大恋愛を本として出版した親戚がいるとか
‥‥へええ、知らなかった。
よく家系図を調べるおじさんとかがいるけれど
「こういう面白さがあるからか!」と思いました。

「聞かれなければ、永遠に言わなかったと思う」
と母親。
たまたまそこにメモと鉛筆があって、
そういう話になったから聞けた話でした。

それで、なんだか嬉しかったので、
そのとき母親が書いた
落書きのようなメモをもらって、
自分の手帳のページに貼っておきました。
よその人にはおそらく
何がなんだかわからないメモですが、
ぼくは話を聞いたので、このメモさえあれば、
親戚のいろいろな話を思い出すことができます。
今回の帰省の、自分にとってのお土産です。

‥‥と、まあ、それだけなんですが、
こういう落書きのようなメモをとっておきたいとき、
ほぼ日手帳ほどぴったりの場所は
ない気もしました。
手帳に貼っておけば、見たくなったときに
すぐ見つけられるし、
間違えて捨ててしまうこともなさそうです。

なので現在、手帳を使っているみなさま、
もし、なにかの機会に
「取るに足らないメモだけど、
ちょっととっておきたいなあ‥‥」と思ったら、
ぜひ、ほぼ日手帳のことを思い出してみてください。

あと、家系図を描いてもらいながら
話を聞くのもおすすめですよ〜。
めちゃくちゃおもしろいです。 


▲これは翌日、親と行った道の駅で食べたサザエ。
買ったあと、その場で焼いて
食べられるという‥‥おいしかったです。