ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

手帳などの販売休止のお知らせと、
「ほぼ日の百人一首」。

こんにちは。
ほぼ日のある東京は、今年の冬はそんなに寒くない気がしますが、
それでも数日前にはちょっと雪も降ったりして、
強めの風でも吹いた日には、
「冬がいなくなればみんな喜ぶのに」と、
イソップ童話のようなことを考えたりしています。

そんな中、「ほぼ日手帳」は、もうすぐ春。
4月始まり版の「ほぼ日手帳 2020 spring」の販売を迎えます。
その準備のため、ほぼ日手帳のページは、
本日より2月1日(土)午前11時まで、
手帳、ひきだしポーチ、文具・雑貨の販売を停止しています。


ご不便おかけしますが、ご了承ください。

このお知らせだけ、というのも
なんだかちょっとさみしい気がしますので、
手帳を買ったおまけに付いてきた
「ほぼ日の百人一首(サイズ小さめ)」から、
春っぽい歌の書いてあるものをピックアップして写真に撮りました。


(恥ずかしながら、百人一首の知識はほとんどないので、
Googleにて検索しまして、諸説ある中、独断で選んだ8首です)

この8首の中でも、
抜群に気に入ったのはこちらです。

 小野小町

花の色は
うつりにけりな
いたづらに
我が御世にふる
ながめせしまに




この歌にラフレシアのイラストを持ってくるところなど、
和田ラヂヲ先生の
ナンセンスな世界が突き抜けていてたまりません。
この歌を詠んだ小野小町の心情を表すのにラフレシア。
養分にする虫などをおびき寄せるために
強烈な匂いを漂わせるという花です。
花言葉は夢うつつともいいますし、
なにか深い意図があるのでしょうか。
あらためて、和田ラジオ先生の凄みを感じます。
高校生の頃、週刊ヤングジャンプで連載していた
「和田ラヂヲのここにいます」を
初めて読んだときの衝撃は忘れられませんが、
当時、不条理ギャグとも評されていたそのシュールな作風を
2020年のこの百人一首に至るまで貫いているということが
すばらしいを通り越して信じられない思‥‥は!
‥‥
‥‥失礼しました。
つい興奮してしまいました。ふぅ。

この「ほぼ日の百人一首(サイズ小さめ)」は、
ほぼ日ストアで「ほぼ日手帳2020」の
カバー&本体セットなどを購入すると、
おまけとしてついてきます。
(詳しくは、
ほぼ日ストア購入特典について」をごらんください。)


本格的なかるた競技のように遊びたいかたには、
こちらの「ほぼ日の百人一首」がおすすめです。
絵も大きくてすばらしいです。

こちらのよみものもおすすめです。
「ほぼ日手帳 2020 spring」の販売を迎えるまでのあいだに
お読みいただけるといいかもしれません。
(「ネコが出ますよ。」は傑作です(個人の感想です)。)

あらためて、百人一首のこと。
もし、和田ラヂヲ先生が 百人一首の絵を描いたら。
*ラフレシアのくだりがちょっとだけ出てきます。
ネコが出ますよ。
*ほぼ日刊イトイ新聞で2008年から4年にわたって連載された漫画作品。