こんにちは。アースボールチームの深澤です。
まるくて、かるくて、やわらかい、
ほぼ日のアースボールは、
ビニール素材でつくられています。
子どもたちには
ビーチボールがわりの、
格好のおもちゃにもなるはずです。
でも、ただのおもちゃじゃありません。
地球儀としても、本格派なんです。
ほぼ日のアースボールは、
自然地形をはじめ、
国境線や地名、都市名などを
詳しくわかりやすく、
高度な技術で精緻に印刷。
本格的な地球儀と比べても
遜色のないようにつくりました。
今日は、その地図としての特徴をご紹介しますね。
アースボールの地図は
標高差によって色分けされています。
教科書や地図帳でよく目にする、
地形をベースにした「地勢タイプ」です。
陸地は標高の低いところがみどり色、
高いところが茶色、
海は浅いところが水色、
深いところが濃い青に、
21段階のグラデーションで
塗り分けられています。
この地図は、
NASAの人工衛星などが測量した
データをもとに作成されたもの。
複雑な地形や、海岸線も、
精密で正確に表現されています。
海嶺や海溝といった海底の地形も、
しっかりわかります。
ヨーロッパ最北の地として知られる、
ノール岬周辺の入り組んだ地形も
細かく描かれています。
水深10920m。
地球上でもっとも深い、
マリアナ海溝の最深部もよくわかります。
ほぼ日のアースボールは、
こうした正確で精密な地形図とともに、
最新の国境線や主な山脈、海洋、都市名などを、
高度な技術で、ビニール素材に
精緻に印刷しているんです。
小さな国がたくさんある、
東ヨーロッパや中東エリアも、
首都名までしっかり記載されています。
紛争などのために境界が定まっていない
未確定国境線も詳しく、わかりやすく、
記してあります。
未確定国境線は点線で記載。
白い部分は、氷雪地帯。
赤色で表記されている
各国の首都のほかにも、
人口が1000万人を超える巨大都市や、
人口が300万人を超える大都市も、
地図記号を変えて、わかりやすく表現。
人口が多いエリアも、
一目でわかります。
また、都市の規模は小さくても、
リゾート地や観光地として
多くの人が訪れる場所は、
文字を太くするといった工夫をしています。
中国東南部のメガシティ、
広州、深?は大きな丸で、
人口700万人の香港は
少し小さな丸で囲まれています。
人口は少ないけれど
著名な観光都市・マカオは太字で記載。
また、中国とアメリカは、
省名・州名、省界・州界も記されています。
いかがでしょう?
おもちゃのようで、よーく見ると
本格的な地球儀なんです。
きっと、ニュースや映画に
出てきた地域や地名も、
この地球儀で確認できるはずです。
ぜひ、「生活のたのしみ展」の会場で、
大人とこどもの地球儀、
ほぼ日のアースボールを、
実際にご覧になってみてくださいね!