首都大学東京渡邉研究室との
共同研究によるコンテンツの第3弾は、
「学生たちの手作り人工衛星」です。
ではさっそく、端末を
ほぼ日のアースボールにかざしてみましょう。
あ、人工衛星が飛び回ってる!
ほぼ日のアースボールのまわりを飛び回っている人工衛星は、
実は学生たちによる、手作りの、人工衛星なんです。
※およそ一日のあいだに描く軌道を、200倍速で再現しています。
UNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)に加盟する、
大学や高等専門学校の学生たちが、
ミッション策定にはじまり、
設計、はんだ付けや機械加工による製作、試験、
そして打ち上げ、宇宙空間での運用まで行っているのです!
すごい!
驚いたのは、それぞれの人工衛星のサイズ。
その大きさは、
小さいものでなんと一辺が10cmの立方体、重さは1kg。
「キューブサット」と呼ばれるこの超小型人工衛星は、
日本では2003年に東京大学と東京工業大学のチームが初めて
打ち上げに成功したそうです。
それぞれの人工衛星をタップすると、
それらがどの大学が打ち上げたものなのか、
どんなミッションを持って飛び回っているのか、
などを知ることができます。
小さいながらも高度は400〜1000kmくらい、
時速は2万6,000km以上!で地球のまわりを周っています。
(ほぼ日のアースボールだと、1cm〜2cmくらいの高さを、
1時間で地球を2/3周するくらいのスピードです。)
しかも、大型の人工衛星にひけをとらない
観測・実験成果をあげているんですって。
学生たちが作った小さな人工衛星が、
今日も地球のまわりを飛び回っているなんて、
ロマンを感じるお話ですね!