こんにちは、乗組員の
です。
個人的な話で恐縮ですが、
私はギリシャという国が好きです。
これまでに現地を訪れた回数は20回。
それでも全然飽きなくて、
行けば行くほど好きになる
不思議な魅力がある国だと思っています。
(特に、春夏の島が最高!です)
そんな私なので、
たまに訪れるほかの国でも、
つい、その国の「ギリシャ」を
探してしまいます。
たとえば、日本に中華街があるように、
世界にはギリシャ人街というものがあります。
おいしいギリシャ料理店も
世界のあちこちにあります。
そういった場所や、
あるいはほんの少しでも
ギリシャを感じられる場所があれば、
行ってみることにしています。
すいません、前置きが長かったですね。
そんなギリシャ話を
アースボールチームの
としていたら、
ぜひその写真を「地球アルバム」に!
とすすめられて、
やってみることにしました。
地球アルバム‥‥それは、
自分のスマホやタブレットに
保存した写真を選んで、
ほぼ日のアースボールのうえに
置いて見ることができる機能、だそうです。
▲地球アルバムを開いてみたところ。
たしかに、おもしろそう。
しかも操作も簡単そう。
ということで、
過去に訪れた場所の写真を使って、
私もアルバムを作ってみることに。
▲アルバムタイトルは、
「世界のギリシャ」
‥‥壮大なタイトルをつけてしまって
若干恥ずかしいですが、
恥ずかしさついでに
いくつか紹介させてください。
台湾のギリシャ
まずは台湾南部の都市、高雄にある
ギリシャ遊園地です。
あるときギリシャを訪れて
その地に魅せられた実業家の男性が、
大胆にもギリシャそのものをテーマにした
遊園地を作っちゃったのだそう。
同じギリシャ好きとして、
その思いに激しくシンパシーを感じます。
▲サントリーニ島をイメージしたエリア。
すごいクオリティに感動。
▲遊園地なので、もちろん乗り物もあります。
スパルタの兵士のほうが目立ってますけども。
そして、次は首都・台北にある
「希臘(ギリシャ)天空」という飲食店へ。
台湾の友人が、私がギリシャを好きだと知って、
この店に案内してくれました。
ギリシャ料理が出てくるお店ではなく、
外装やインテリアだけが
ギリシャ風なのですが、
それでもうれしかったです。
ちなみに、「訪日」「訪米」のように
漢字1文字で国を表す場合、
ギリシャは「希」です。
なんというか、希望を感じられていいな、と
個人的に思っています。
トロントのギリシャ
さて、今度は北東にぐるーっとまわって、
カナダへ。カナダはトロントに
大きなギリシャ人街がある、と知って
5年前に訪れました。
▲ここが、トロント!
▲トロントのGreek Town。
カナダとギリシャの国旗が掲げられてます。
▲こんなふうに、ギリシャのお店がたくさん並びます。
▲ギリシャ料理店で働くギリシャ人男性。
トロントのギリシャ人街は、
食材店、レストラン、お土産屋などが
数多く立ち並び、
行き交う人もギリシャ語を話し、
かなり居心地のいいところでした。
モントリオールのギリシャ
さらにそこから電車で4〜5時間かけて、
モントリオールにも行きました。
ここにもギリシャ人街がある、
と聞いていたのですが、
それらしきストリートが全く見つかりません。
がっかりしていた矢先、
古い雑居ビルの入口に、
ギリシャ語で書かれた小さなチラシが
貼ってあるのを偶然見つけました。
そこで、思い切って
ドアを開けてビルに入ってみたら、
なんとそこはギリシャ人コミュニティの
集会場だったのです。
▲ドアを開けた瞬間。
カナダに来ているのに
英語がひとことも話せず、
ギリシャ語を用いる日本人
(しかも突然一人で飛びこんできた)が
相当めずらしかったようで、
ものすごく歓迎してくれ、
翌日のパーティにも招いてくれました。
彼らいわく、モントリオールのギリシャ人街は
昔はもっと大きかった、とのことです。
▲ものすごく親切にしてもらいました。
ポーランドのギリシャ
次は北ヨーロッパのほうに飛んで、
ショパンが生まれた国、ポーランド。
なぜポーランドに行くことになったかというと、
昨年、「お邪魔者」というカードゲームの
日本大会で2位になり、
ポーランドで開かれる
世界大会に招待されたのです。
(急に変な話をすみません‥‥)
ということで、ポーランドでもギリシャ。
首都ワルシャワにギリシャの
ファーストフード「ギロ」の
お店がありました。
▲ギリシャ名物の「ギロ」を食べることに。
▲店員さんと。
ゲーム大会の応援にきてくれた
乗組員コマタもいっしょです。
ノルウェーのギリシャ
さて次は、もっと北に飛んで、
北欧のノルウェー。
▲首都、オスロに行きました。
ここでは友人宅に泊まりました。
昔、ギリシャのイカリア島で開かれていた
ギリシャ語の2週間集中講座に
参加したことがあり、
そこに来ていたノルウェー人の女性と
仲良くなって、その数年後、
ノルウェーで再会をしたのです。
家でギリシャ料理を作ってくれて、
ギリシャ語で会話をする、という
ギリシャ気分を存分に感じられた旅だったので、
これも地球アルバムに載せることにします。
▲ノルウェーの空港で
ギリシャの国旗を振って迎えてくれる友人。
▲ギリシャワインとギリシャ料理。
▲友人宅の冷蔵庫もギリシャづくし。
50回くらいギリシャに行っている、私以上のギリシャ好き。
日本のギリシャ
そして、日本。
神奈川の大倉山駅付近にある
ギリシャ風建築物が並ぶ通り、
東京駅の駅前にある
アガピ(ギリシャ語で愛)の像、
東京と横浜と大阪にあるギリシャ料理店‥‥
などなど、国内でギリシャを
感じられる場所はたくさんあるのですが、
今回は、2009年に訪れた
小豆島の写真をアルバムに登録しました。
この島は、ギリシャ・ミロス島と
姉妹島なんです。
▲小豆島にある
ギリシャの教会を模倣した建物。
▲ここには、ミロのヴィーナスのレプリカも展示されてました。
今はルーブルにあるミロのヴィーナス、
もともとはミロス島で発見されたものなんです。
いちおう、本場のギリシャも
それからもちろん、本場ギリシャも
アルバムに入れておかなくては。
ギリシャには魅力的な島がたくさんあるので、
1つ1つの島の写真を
「地球アルバム」に入れていくのも良さそう。
▲これはサントリーニ島。
アースボール用に特別編集した
動画コンテンツがある
「岩合光昭の世界ネコ歩き」にも登場する島です。
地球アルバムを作り終えて
あらためてアースボールを眺めてみると、
カナダで出会ったギリシャ人が
「故郷までは10時間くらい」
と言っていたのを
立体的に実感できたり、
この土地に行くには、
こっちまわりで飛んだほうが早かったな、
というふうに感じたり、
いろいろ発見があって楽しかったです。
いつか世界一大きい
メルボルンのギリシャ人街にも、
アメリカの各地で行われている
グリーク・フェスティバルにも
行くつもりなので、
そのときはまた地球アルバムに載せようと思います。
以上、「地球アルバム」の
使い方レポートでした!
もしも、なにかの使い方の
参考になったらさいわいです。
(おしまい)