今回から「気仙沼のほぼ日」を読んで
気仙沼に行きたくなった人のために
ほぼ日なりの気仙沼ガイドを
何日か連続で更新します。
年末年始のお休みに、
ゆっくり時間をとって
どこかに行こうと思っていたみなさん、
予定に空きがありましたら、
ぜひ、気仙沼もその候補地に入れてくださいね。
第一回の本日は、
気仙沼への行き方と宿泊についてご案内。
「気仙沼ってどうやって行くの?」
と、東京近郊に住む友人に聞かれたら、
わたしはこう答えています。
「東北新幹線で、東京駅から
岩手県の一ノ関駅まで行って
そこからレンタカーか
JR大船渡線で気仙沼駅へ。」
もちろん、夜行バスや飛行機など
それ以外の方法もあるとは思うのですが、
ひとまず、東北新幹線を軸にご説明します。
東京から一ノ関へは、約2時間半。
そこからレンタカーを借りて、
気仙沼への移動は、
さらに1時間半、とみておいてください。
レンタカーの手続きやなんかで、意外と時間がかかるのと
これからの季節、
路面が凍結する可能性がありますからね。
運転には、じゅうぶんご注意を。
JR大船渡線の場合も、
一ノ関から気仙沼まで1時間15分ぐらい。
つまりどちらも、東京から、
約4時間と思ってください。
東京を朝の7時に出たら、
午前11時ごろ着きます。
東北新幹線以外のルートについては、
こちらの観光コンベンション協会のページを
ご参考になさってくださいね。
レンタカーとJR大船渡線、
どちらがオススメかというと、
気仙沼市内に入ってから自由に動ける、
という意味では、
もちろん、車!
なのですが、
その気仙沼市内に入ってからのことを考えると
通行可能な道が、震災前より限られていますので
時間帯と場所により、渋滞があったりします。
また、市内で回る場所やタイミングによっては
冠水している場所もありますし、
盛り土によってできた道路もありますので
運転に自信のない方は、
JR+観光タクシーを、ぜひ検討してください。
気仙沼市内に入ってから
地元のタクシーを利用して、
おすすめの観光ルートをお願いして
街を回るというのも、ひとつの方法です。
空いてる時間や予算によって、
運転手さんとお話ししながら、
おすすめルートをひと回りというのも、
なかなかいい時間と
お金の使い方なのではないかと。
それに、JR大船渡線が通るルートは、
古き良き日本の原風景といった感じで
ほんとにとってもいいですよ。
地元では、山汽車と呼ばれているだけあって
「ギギギギーーーーッ」という
音もたのしめます。
新幹線との接続がよければ、
JR大船渡線に一度乗ってみて欲しい!
でも、市内の移動を考えると
運転できる人は、車のほうが便利!
という矛盾した状態で、
両方おすすめしておきます。
それから、宿泊については、
こちらのサイトが参考になります。
◯気仙沼復興物産市 宿泊施設案内
いや、もう、びっくりするぐらい
営業再開中の宿泊施設が
たいへんわかりやすくまとまっています。
わたくし、自分でまとめようと思っていたので
たいへん助かりました!
復興物産市さん、ありがとうございます!
こちらのページでは、オンラインショップで
気仙沼のさまざまな名産を
購入することもできますので、
宿泊希望以外の方も、ぜひどうぞ。
ちなみに、たびたび気仙沼を訪れている
わたしたちの感覚では
気仙沼市内の宿泊施設は、
工事関係、警察関係、報道関係、視察・仕事関係、
ボランティア関連などのかたで
予約がいっぱいの場合があります。
日にちが迫っていて、
「それでも、気仙沼に行きたい!」
という場合には
新幹線の駅のある一ノ関周辺や、
気仙沼から南に車で1時間ほどのところにある
「南三陸ホテル観洋」への宿泊も
移動可能範囲ということで
あわせて、ご検討ください。
(車での移動が必須になりますが、
南三陸ホテル観洋から観る朝日は
ほんとうにすごいっ!ですよ)
今回はいわば、気仙沼に入る前の準備の回に
なってしまいましたが、
ひとまず、
「気仙沼、そんな遠くないんじゃない?
行ける、行けるよね? 行けそうだねっ!」
というところまで
いっしょにイメージを持っていただければ。
行けるなら、行ってみたいな、気仙沼!
それでは、また明日!