気仙沼のほぼ日 気仙沼のほぼ日とは
ほぼ日刊イトイ新聞へ
メールを送る ツイートする




2013/01/08 11:00
まるでそこに立つかのような

こちらの巨大な水彩画に描かれているのは
南三陸町の防災庁舎だそうです。
震災後私も何度か、
その場所に立ったことがあります。
解体が行われた後の、
基礎だけが残った建物の周りには、
元の街を想像することがむずかしいほど、
草原のように草が生えていたことを思い出します。

こちらの巨大画は宮城県仙台市の
せんだいメディアテークにて開催されている
巨大画で描かれる東日本大震災2」で、
展示されています。
作者は、宮城で制作活動を行っている
画家の加川広重さんです。
縦5.4m、横16.4mの大きな作品なので、
絵画を見るというよりは、
その前に立つ、という気持ちになります。

会場にいらっしゃった加川さん、
それから来場していた方々とも、
自然と震災時の話になりました。

普段私は気仙沼にいますが、
こうして震災の話をするのは久しぶりでした。

会期は1/9(水)までです。
お近くの方はぜひご覧になってみてください。

(サユミ)


前へ 「気仙沼のほぼ日」トップへ 次へ


メールを送る ツイートする ほぼ日刊イトイ新聞へ HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN