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2012/01/10 11:18
気仙沼の銭湯

震災以降、避難生活をしていた人はもちろん、
自宅が無事だった方々も、
ライフラインが止まり、
お風呂に入れない日々が続いていました。

内湾近くにあった、
漁船員さんたちに愛されていた銭湯は、
残念ながら被害を受けてしまいましたが、
駅の近くにある『友の湯』さんは、
被害を免れ、震災からほどなく
営業を再開しました。

我が家でも、避難所にいた頃から、
自宅2階に戻ってからも、
家の補修が出来るまで通いました。
銭湯があって、助かった…。

市民にとっても、ありがたい場所だったけど、
なんといっても、全国からいらして下さる
ボランティアの皆さんが、
入浴出来る場所として貴重でした。
瓦礫片付けたり、町も空気が汚れていました。
きれいさっぱり、あたたまって、
頑張って下さっていたと思います。

銭湯のおばさんは、
そんなボランティアさんのために、
ボランティアさんたちが使う
シャンプーやボディーシャンプー、
お風呂上がりに飲めるようにと、
たっぷりの麦茶を、いつも用意してました。

今も、数は減ったそうですが、
ボランティアさんたちが訪れているそうです。

たまには、熱いお湯がたくさん張られた、
大きなお風呂に入りに行こうかなー。

(*kazue*)


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