震災以降、避難生活をしていた人はもちろん、 自宅が無事だった方々も、 ライフラインが止まり、 お風呂に入れない日々が続いていました。
内湾近くにあった、 漁船員さんたちに愛されていた銭湯は、 残念ながら被害を受けてしまいましたが、 駅の近くにある『友の湯』さんは、 被害を免れ、震災からほどなく 営業を再開しました。
我が家でも、避難所にいた頃から、 自宅2階に戻ってからも、 家の補修が出来るまで通いました。 銭湯があって、助かった…。
市民にとっても、ありがたい場所だったけど、 なんといっても、全国からいらして下さる ボランティアの皆さんが、 入浴出来る場所として貴重でした。 瓦礫片付けたり、町も空気が汚れていました。 きれいさっぱり、あたたまって、 頑張って下さっていたと思います。
銭湯のおばさんは、 そんなボランティアさんのために、 ボランティアさんたちが使う シャンプーやボディーシャンプー、 お風呂上がりに飲めるようにと、 たっぷりの麦茶を、いつも用意してました。
今も、数は減ったそうですが、 ボランティアさんたちが訪れているそうです。
たまには、熱いお湯がたくさん張られた、 大きなお風呂に入りに行こうかなー。
(*kazue*) |