弊社の和室の障子には
穴が空いている。

その穴を
こんなふうに覗く乗組員が
いることを君は覚えているかい？

今日、和室のまえに
すんごいブーツがおいてあった。
そして、障子に張り紙がしてあった。
穴は、その張り紙でちゃんと隠されていた。
ということはつまり、
わたしのしらない
破れ穴がもう一個あったのだな。

穴といえば、以前に
いしいしんじさんが
「ふるいふしあな」という
小説を連載してくださってたことが
あるのですよ。