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2016/11/08 11:57
chef

atelier shimuraのストール、
まき心地もいいんです。

atelier shimuraのストール、
11/8(火)ぶじ販売を開始しました。
(こちらのページです。)

志村ふくみさん、洋子さんから
芸術精神を受け継ぐブランドとして
誕生したatelier shimura。
これまで「いろ」「染め」について
コンテンツでくわしく説明をしてきましたが、
お伝えしきれずにいたことがあります。

それは、このストールの、
さわりごこち、巻きごこち。

atelier shimuraのストールの糸は、
“糸の魔術師”と呼ばれる
大正紡績の近藤健一さんが開発した
コットンが35%、絹が65%の
うんと細くつむいだ混紡糸。
それを、フランスのとても有名な
メゾン系のブランドが
ストールをつくっている工場にあずけ
(山梨にあります)、織り上げました。

できあがった織りはとても繊細で、
ひろげると向こうが透けて見えるほどのうすさ。
「春にならないと、つけられないのかな?」
そんなことはありません、
もちろんあたたかな日なら、
一重でふわりと羽織るのもおすすめですけれど、
風のつめたい日はきゅっと結んでどうぞ。
幾重にか畳むと、布と布のあいだに
空気をたっぷり含むので、
とてもあたたかく、また、
見た目にもボリュームが出ます。
つまり「冬もぜひ」なストールなのです。
ちなみに「二枚かさね」もいいですよー!

撮影スタイリング担当の
轟木節子さんいわく
「ボリュームがあるのに、かるくて、
 そしてとてもコーディネートしやすい生地です。
 思ったようにかたちをつくることができて、
 型くずれしにくいんですね」。
また、TOBICHIでの展示販売で
さわったり、巻いたみなさんからは、
「このストールを、まるめて触っていると、
 まるで、ふわふわのどうぶつのような
 気持ちよさです」
という声も。
写真から「女性的なストールかな」と
思われるでしょうけれど、
男性がつけても恰好いいですよ。
白髪の紳士で、茜の濃い色を
お求めになったかたがいらっしゃいましたが、
グレイのスーツにとてもよくお似合いでした。

「顔うつりがいい」というのでしょうか、
植物から染めた色って、ひとの肌の色を
(いろいろなトーンがありますが)
ぱっとはなやかにする効果があるみたいです。

ちなみにぼく(武井)は
その紳士のマネをして、
茜の濃い色を狙っております。
冬のダークネイビーのコートに
よく合うんじゃないかな、と思っております。

みなさまどうぞご検討くださいね!