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2018/02/28 19:18
asami.fujita

いのくまさんのこと。

月曜まで連載していた
いのくまさんのこと。

その猪熊さんの物語作品集、
猪熊弦一郎のおもちゃ箱』が
小学館から発売されました。

美術館の方が送ってくださったのですが、
猪熊さんの作品、
世界中で集めたコレクション、
これまでの歩み、自由な考え方が
絶妙な構成で収録されていて
すごくいいです。
私は、この本に収められた
あーちんの文章にも心を打たれました。

ところで、私がこの会社に入って
驚いたことのひとつは、
「猪熊さんの絵が好き」という
乗組員が多かったことです。

私にとっては、地元に美術館があって、
高校の大先輩で、
昔から身近な存在だったので、
社内で「いのくまさん」の名を聞くたび、
今もちょっと不思議な感じがします。

は、猪熊さんの展示を見るために
1年に2〜3回も
東京から丸亀まで行っているそう。
「今年は5月と7月に丸亀に行きます。
携帯の待受も、ずっと猪熊さんの絵です」


コンテンツのデザインを担当したも、
もともと猪熊さんの絵が好きで、
壁にポストカードを貼っています。


は、16歳のころに三越で
猪熊さんの展示を見てファンになったそうで、
部屋にはポストカードを7枚飾っているそうです。
パソコンに貼ったステッカーも
猪熊さんの猫の絵です。

は、
「8年前に行ったオペラシティでの展示が
すーごくよかった。この本の
絵には勇気がいる、という話も好きです」

は、
「丸亀の美術館で
顔の絵が描かれたタイルを買った。
えーとね、これくらいの」と、
両手で示してくれました。


「芸術は大衆のものだ」という考えのもと、
人の心があかるくなる
作品を作り続けた猪熊さん。
生活を大事にした猪熊さん。
その作品や考え方が、今を生きる若者に、
こんなにも受け入れられていること、
本当にすごいことだなと思いました。


香川に行かれた際には、ぜひぜひ
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「MIMOCA」にも
足を運んでくださいね〜!
併設のカフェも居心地がいいですし、
周囲にはおいしいうどんやも、
たくさんあります。