いまから３年前の2017年、
ヒアリのニュースが
日本を脅かしたことがありました。
アリの研究者である
九州大学の村上貴弘准教授に、
ヒアリって実際はどんな虫で
日本にやってくることで
どんな危険に見舞われるのか、
お話をきく読みものをつくりました。
「正しく恐れるためのヒアリ講座」

その村上先生が最近、本を出されたんです。
そのタイトルがおもしろくて、
『アリ語で寝言を言いました』と。

まず第一に、
アリってしゃべらないじゃないですか。
ぼく、そう思ってましたもん。
せめて鳴くイメージのある
動物に置き換えたとして
『イヌ語で寝言を言いました』
だとしても、
きっとそんなひといないですよ。

でも村上さんは、
アリの研究に没頭していた頃、
娘さんに朝起こされて
アリ語で返事をした、のだと。

まえがきもアリの言葉で
「キョキュキュキュ
キュッキュキュキュキュキュ」
からはじまる本です。
先生の語り口がおもしろくて
読み進めていくうちに、
またアリの話をききたくなって
村上先生にリモート取材を
させていただきました。

８月のどこかで
公開できたらなと思っています。
アリの世界、おっもしろいですよー。