ただいま製作中!ただいま製作中!

2021/08/10 17:44
akiko.kusaoi

酒井順子さんへの
共感のお便り

エッセイスト酒井順子さんの
ほぼ日の學校での授業
「『処女の相場』の乱高下
“捨てる・あげる・捧げる”
時代を過ぎて今は?」が公開され、
うれしい感想をいただいています。

女性が自分の初めてのセックスを
いつするとかしないとか、近代以降、
まわりに流されたり、
政府の方針や男性の視線など、
周囲に規定されていた部分が多かった。
そんななかで、今ふたたび
女性たちが自分で決める
選択権みたいなものを
取り戻した時代なのではないか。
大人たちは性への関心が減る
『しない化』を心配するけれど、
そんなことを心配する必要はなくて、
それぞれまわりに惑わされず
好きなときにする時代になったとも
言えるのではないか――。
酒井さんの言葉です。

それに対して、こんな感想が届きました。
「同世代として共感したし、この授業は
娘にぜひ聴かせたいと思いました。
いや、息子にも。
日本の女性が、ずっと自分の性を
国家や男性に利用されながら、
でもしぶとくちゃんと自分のために
獲得したいともがく感じに、
こんなに寄り添ってくれる人がいるんだ、
と嬉しくなりました」

酒井さんの授業は
50代の生き方をしみじみと噛みしめる
ものでもありました。
「酒井さんの最後の言葉に
ガッテンガッテンという感想です。
(中略)
専業主婦でボランティアを
20年間続けてきましたが、
子育ても終了し、細々の暮らしを
いつまで続けていくのだろうか?
いつまでも? 元気なうちは?
飽きないか? という言葉に
そんな言葉で言語化するの? と(笑)。
こたえました」

いろんな見方をしていただける授業だと
思います。ぜひお楽しみください!