2022/02/04
13:44
ロシア文学者の亀山郁夫さんによる
ドストエフスキーの授業を、本日から
ほぼ日の學校で公開しました。
(2分のおためし版は、こちらからどうぞ!)
授業で取り上げたのは、ドストエフスキーの
五大長編の1つ、『未成年』。
二十歳の青年、アルカージーの
手記のかたちをとった小説です。
最初から何なのですが、実はこの『未成年』、
「読みにくいことで有名」な作品だそうで
(かのヘルマン・ヘッセも匙を投げたとか!)
亀山さん自身も何度も挫折したそうなのですが、
一念発起して読み終わってみたら、
「ドストエフスキーは、この作品で
終わっても良かったんじゃないか
というくらいの感動」があったそうです。
この作品は、ドストエフスキーからの
「挑戦状」だ、と言う亀山さん。
作品に込められた意図や背景を読み解き 、
読みすすめるためのコツを交えて、
「私たちのようなドストエフスキーのオタク
ではない方たちにも、この作品の面白さを
届けたい」と、熱く、丁寧に、
語ってくださいました。
授業の第1部では、亀山さんが
ドストエフスキーゆかりの地をめぐった
取材旅行のお話も。
ドストエフスキーが晩年を過ごし、
『カラマーゾフの兄弟』のモデル地とも
なっている別荘も紹介されるのですが、
緑あふれる庭でおどろきました。
ロシアは、北の大地で荒涼としていると
ばかり思っていました。
どうぞご覧ください。
ドストエフスキーの授業を、本日から
ほぼ日の學校で公開しました。
(2分のおためし版は、こちらからどうぞ!)
授業で取り上げたのは、ドストエフスキーの
五大長編の1つ、『未成年』。
二十歳の青年、アルカージーの
手記のかたちをとった小説です。
最初から何なのですが、実はこの『未成年』、
「読みにくいことで有名」な作品だそうで
(かのヘルマン・ヘッセも匙を投げたとか!)
亀山さん自身も何度も挫折したそうなのですが、
一念発起して読み終わってみたら、
「ドストエフスキーは、この作品で
終わっても良かったんじゃないか
というくらいの感動」があったそうです。
この作品は、ドストエフスキーからの
「挑戦状」だ、と言う亀山さん。
作品に込められた意図や背景を読み解き 、
読みすすめるためのコツを交えて、
「私たちのようなドストエフスキーのオタク
ではない方たちにも、この作品の面白さを
届けたい」と、熱く、丁寧に、
語ってくださいました。
授業の第1部では、亀山さんが
ドストエフスキーゆかりの地をめぐった
取材旅行のお話も。
ドストエフスキーが晩年を過ごし、
『カラマーゾフの兄弟』のモデル地とも
なっている別荘も紹介されるのですが、
緑あふれる庭でおどろきました。
ロシアは、北の大地で荒涼としていると
ばかり思っていました。
どうぞご覧ください。