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2022/02/16 11:30
yukiko.wakushima

橋本治さんの授業、そして
鈍器本から殺人事件へ

「ごくごくのむ古典シリーズ」
シェイクスピア講座・4回
橋本治さんの授業の再配信が
ほぼ日の學校ではじまりました。

橋本治さんといえば、
約1400ページ、重さ1.7kg、
お値段も1万円超え、という
いろいろ規格外な超・鈍器本
『人工島戦記 ーあるいは、ふしぎと ぼくらはなにをしたらよいかのこども百科ー』
が去年9月に発売され、
ほぼ日での販売や、ちいさな展示でも
予想外の反響をいただきました。
(『人工島戦記』についての読み物は、
こちらからどうぞ!)

ちなみに、この『人工島戦記』の
長い長〜いサブタイトル、
「あるいは、ふしぎとぼくらは
なにをしたらよいかのこども百科」
というのは何なのかと思っていたら、
元となっている橋本治さんの別の作品があり、
『ふしぎとぼくらは
なにをしたらよいかの殺人事件』
というこれまた長〜い名前の小説でした。

そしてこちら、絶版になっていたのが
『人工島戦記』の版元のホーム社さんから
復刊されることが決まったそうです!
どんな本なのか、気になります。

私、小さな声で申しますと
『人工島戦記』は未だ、
「第さん部」の途中に居ります。
そっと鈍器本をにぎりしめ、
「殺人事件」が世に出るのを
たのしみに待ちたいと思います。

橋本治さんのシェイクスピア講座
「シェイクスピアの本質」は
こちらから、おためし動画が
ご覧いただけます。