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以前から カラフルなしおりのレポートをお届けした 女の子4人組デザインユニットsunuiとのコラボレーションによるカバー 「sunui ジャーニー」。
先日、バケーション中のに代わって わたくしが、 生地の印刷、ラミネート加工の 立ち会いに浜松の工場へお邪魔してきました。
sunuiさんのこだわりがつまったこのカバー、 我々製作担当は16本のしおりについつい気をとられてしまっておりましたが、実は生地のラミネート加工というのも、加工の際に生地がかなり収縮してしまうという、今回の企画には致命的なプロブレムを抱えており、急遽浜松に飛んだ次第です。
男子にはたまらないアジトのような趣の現場(こんな形容ですみません!)では、 自動スクリーン捺染機や ラミネート加工機がリズムよく 重いビートを刻んでおります。
年季の入った巨大なマシンを 猛獣使いよろしく扱いこなす熟練工の方々の動きについつい目を奪われつつ。。。。
さて、 件の我々の生地が抱える問題は、いろいろ試行錯誤してくださった結果、
?ラミネート加工前に、 予め生地が縮んでしまうことを 想定し、印刷済みの生地を強制的に縦横に引っぱり、縮む前にその分伸ばしておく。
?伸ばされた生地がラミネート加工によって縮むことで、元の大きさの生地のサイズになるように調整する。
という素人にはなんともびっくりな熟練工ならではの 技にてめでたく解決されるに至りました。
3枚目の写真は、この日お世話になった、 原田さん、松島さん、籠谷さんのお三方です。 本当にどうもありがとうございました!
これからこの生地は、海を渡って中国へ。 カラフルなしおりと合体して、すてきな手帳カバーに仕立てられてゆきます。
では、つぁん、 あとは頼んだよ〜。
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