販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。
こんにちは。
2021年、早くも4日目に突入しましたね!
三が日、ゆっくり過ごされましたか?
さて、今回の手帳NEWSは
「ゆく手帳、くる手帳」というテーマですが、
わたしはゆく手帳もくる手帳も
新しいタイプの手帳を使うことになりました。
2020年では、新しくカズンを使い始め、
その上5年手帳も初めて購入してみました。
そして2021年は
今まで使ったことのなかった Planner と
しばらくぶりのweeksを使おうと思っています。
というわけで今回の手帳NEWSでは、
新しいタイプの手帳を昨年1年どう使ったか、
そして今年1年どう使おうと思っているかを
ご紹介できたらと思います。
なんとも個人的な話になってしまうのですが、
こんな風に使う人もいるんだなあ、と、
ひとつの例をして見ていただけたらうれしいです。
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◆ゆく年の新しい手帳その1
5年手帳
2020年は初めて5年手帳に手を出した年でした。
買った理由はいたって単純で、
2020〜というのがきりのいい数字に思えたから。
最初の方は毎日書くペースを
つかめなかったのですが、
ルーティーンができてからは
わりと毎日書くことができています。
それに、5年手帳を使っている方から
2年目以降がよりたのしくて、
続けていることが大事と聞いてからは、
来年も再来年も書きながら
読み返してたのしい手帳にしたいと
毎日書くようになりました。
5年手帳初心者なりに、
書き続けるコツとも言えないコツを
ご紹介するとしますと‥‥。
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(1) 書く時間を決める
夜寝る前に、ベッドの中で書くと決めて、
ベッド脇の棚に置いています。
手帳が取り出しやすい場所にあるのもポイント。
(一度部屋をすっきりさせたい!と
手帳をひきだしの奥にしまっていたら
1週間しまいっぱなしでした。反省。)
(2) 好きなペンで書く
書き心地のいいペンって、
どうでもいいことでさえ
なんだか書き続けたくなりませんか?
(わたしだけ‥‥?)
私は、「kakimori」というお店で
万年筆用のインクを自分で補充して使う
ローラーボールを購入したのですが、
これがするする書けてたのしいんです。
その上、店員さんに
「毎日書かないと乾燥して
インクが固まってしまう」と
教えていただき、
それも毎日書く
いいモチベーションになっています。
▲これがkakimoriのペン。Soda Glassという名前のインクを入れて使っています。インクの色までいいから、さらに書く意欲を掻き立てられます。
(3) ひとこと(それも、どうでもいいこと)でも
いいと割りきる
わたしは、新しい手帳を前にすると
「きれいに、いいことを書きたい!」と
意気込んでしまい、
結局最初の一文字を書くのに時間がかかって
その年は手帳をあまり使わない‥‥
なんてことが多々ありました。
ましてや同じ手帳を5年間も使うとなると、
「丁寧に書いてきれいな手帳を保ちたい」欲が
むくむくと湧いてきたのですが、
今回はあえてこの欲を切り捨てて、
「雑でいいからとにかく書こう」の
方向に切り替えました。
最初は、きれいな字で書きたいから
ちゃんと机で書こうかな、なんて
思っていたのですが、
そうなると本当に書かなくなってしまって。
なので、雑な字でもいいし、
くだらないことでもいいから
とにかく1日1回は5年手帳に
書くことにしました。
何かしら書いていればいい、と
ハードルを下げるとたのしくなります。
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‥‥このような感じでしょうか。
とにかくたのしく、気負わずに書くと
続けられる気がします。
今となっては、寝る前に
自分の思ったことや感じたことを書いていると、
手帳に心の一部を預けている感じがして
落ち着いて寝られるんですよね。
たとえ沈むことがあって、
こころがどよんとしていても
こころにかかっている重さの一部を
手帳に分散できるといいますか‥‥。
‥‥なんていいことを書いていそうな
雰囲気を出しましたが、
たいていの日は
「あつまれどうぶつの森でこの家具作った」とか
「今日ラジオでこんな話していた」
「おいしいもの食べた」など
単純な日々の出来事帳(?)になっています。
▲その日分に入らなかった場合は右ページに。
こうしてみるとオリジナルの手帳1ページ分くらい書いているのでは‥‥?
もし5年手帳を使おうと
思っている方がいらっしゃったら、
「人生のなかの5年間」を
記録しているみなさんに
お話を聞いたコンテンツの
5 YEARS OF MY LIFE
がおすすめです。
ぜひ夫婦ふたりで書いている方のお話や
仕事用の手帳として使っているお話、
はたまた置いてあるだけでいいんじゃない?
と話すほぼ日の學校長の回
もご覧になってみてください。
◆ゆく年の新しい手帳その2
カズン
2020年、もう1冊初めて買った
手帳のタイプがあります。
A5サイズのカズンです。
今までは文庫本サイズのオリジナルを
プライベート用にも仕事用にも
使っていたのですが、
仕事用の方に日々TO DO リストを書き連ね、
加えてちょっとしたメモを書いていたら
1日1ページでは収まらなくなってしまいました。
そこで、仕事用の手帳を
大きいA5サイズのカズンに変更。
今までは、スペースがないからと
ちょっとした考えごとやメモを
裏紙や手帳以外のノートなどに
パパっと書いていたのですが、
そうすると後々そのメモと出くわしたときに
いつ、どういう思いで書いたのかを
忘れることが案外多かったのです。
それがひとつの手帳にまとまることで、
考えの形跡が一か所にまとまり
とても便利になりました。
この1冊のどこかしらには書いたから、
この中を探せば見つかる!と思えるのは安心です。
単体でみたら??と思うひとことメモも
日付やその日の TO DO と一緒に見ると
何のことか見当がつきます。
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◆くる年の新しい手帳その1
Planner
今までプライベート用に
オリジナルを使っていて、
主にはその日何を食べたかをだけ
書いていました。
使い始めた当初は
食べたもの以外にも何かしらは書くだろうと、
ページ上部にある
チェックボックス(TO DO リスト)に沿って
食べたものを書き、
メインの部分は空白にしてとっておこう、
というフォーマットにしていたのですが、
食べたもの以外について書く日が
少ないこと少ないこと‥‥。
▲こんな風に1ページ書く日もあるけれど(にしても全部食べ物関連)
▲こんな風にメインの部分が真っ白なことも多く‥‥。5年手帳や仕事用のカズンに書いていた結果、オリジナルに書く内容がめっきり減ってしまいました。
しかもTO DO リストから
食べたものリストは溢れているし、
時間軸も秘密の縦ラインも
活用していない!と気づき、
2021からはPlannerを
使ってみることにしました。
なんとなく左側のざっくり時間軸に沿って
何時頃何を食べたかを書いて、
別で書きたいことがあったときは
空いているスペースに書こうかな、と
のんびり思っています。
◆くる年の新しい手帳その2
weeks
weeksは過去に1度だけ
使ったことがあったものの、
その年はまったくもって
使いこなせなかったので
今年こそはと意気込んでいます。
と意気込んだものの、
今のところ考えている使い道は「文具手帳」。
シンプルに、文房具について書く手帳に
したいと思っています。
でも、どのように
書き進めていくかは未定です。
2021年すでに始まっていますが、未定です。
とりあえずは
こんな感じで書いているのですが‥‥
▲文具女子博に行ったとき
▲好きな色のペンに出合ったとき
使い道定まっていません。
和田誠さんの「星座を抱いて」を購入したのですが
正直なところ、表紙のイラストのかわいさと
質感に惹かれて
使い道定まらないまま
思わず購入してしまったのでした。
と、なんとも参考にならない
ご紹介になってしまいました。
代わりに‥‥と言ってはなんですが、
お仕事用にweeksを使う方におすすめな
の使い方を
ご覧になってみてください。
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【番外編】
今年初めて買ったほぼ日の文具で
使いこなしたいのがフィルムふせん!
いつも仕事用の手帳の
1日1ページ部分しか使っておらず
月間カレンダーは空白なのですが、
1か月の予定を手帳を使って見渡したい。
だけど予定って案外変わる。
そんなときのフィルムふせんです。
月間のマス目に
ぴったり合うように作られているので
見た目もすっきりしますし、
味気ない手帳に色を
簡単に足すことができます。
1つ注意点としては
フィルムなのでペンによっては
はじいてしまうかもしれないこと。
私はこのふせん用に
細い油性ペンも購入して準備万端です。
・・・・・・・
最後に、今年使う手帳を並べてみました。
▲左から仕事用のカズン、文具手帳にしたいweeks、プライベート用のPlannerと5年手帳です
冊数が多い気がする‥‥!
でも、それぞれの手帳に役割を決めているので
たのしく書くことができるのではないかなー
と思っています。
それでは、明日のNEWSもおたのしみに!
2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」も募集中。
しめきりは明後日、1/6(水)11時です。
2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」募集!