販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。
こんにちは、ほぼ日手帳チームのひらのです。
ほぼ日手帳2022の発売が
もう目の前まで迫ってきました。
ぼくはいま「きょうのぼうけん」か
「こいぬとこねこ」の
どちらにするかで迷っているところです。
自分のスマホのカメラロールを振り返って
ことしの思い出を振り返ってみたところ、
『ほぼ日手帳公式ガイドブック2022』の
制作にまつわる写真がいくつかありました。
ことしのガイドブックでたくさんの写真を
撮影してくれた、かつおさん。
この写真は3月で、暫定版の台割をお見せしながら
「まだ取材の依頼もできていないんですが、
このぐらいのページ数でいかがでしょう」
というお願いをしているようすです。
P84でファミ通編集部の藤川Qさんを
たくさんのどせいさんで迎えるために
社内のどせいさんをかき集めたときのこと。
どせいさんはゲームの中でも
よく捕われるキャラクターなので
なんだか罪悪感のある仕事でした。
P80の漫画家一星さんの撮影は
横浜港でおこなっています。
過去に豪華客船「飛鳥2」のことを
漫画に描いたという話をしていたところに、
ちょうど飛鳥2が停泊するという偶然が。
船と親子と手帳のすべてが
ちょうどいい感じで写るように、
かつおさんが距離や角度を調整して
試行錯誤しながら撮影していました。
日暮れ前の横浜港で、粘る、粘る。
P98の「LIFEのBOOKライブラリー」は、
図書館のようなテイストにしたくて、
「ほぼ日の學校」スタジオにある
和田誠さんに寄贈いただいた本棚を使いました。
過去のほぼ日手帳カバーを並べるのですが
けっこうたくさんの数を本棚に入れないと
図書館らしい雰囲気がでないことがわかり、
この準備にかなり時間を使いました。
そしてこの場所、奥行きがあまりないんです。
目一杯背中を反って
すこしでも距離を稼いで撮りました。
ページにビシッとはまるように
かつおさんにはがんばってもらいました。
かつおさんの最後の撮影が
P38の光浦靖子さんでした。
ほぼ日神田ビルのラジオブース前で
おつかれさまでしたのポーズ!
このあと彼は、別の撮影のため
北海道へと旅立っていきました。
取材も撮影もデザインもすべて終えて
最後の校正の日が8月2日でした。
印刷所の光邦さんで
担当の溝口さんにゲラを渡しているところです。
まだ1か月も経っていないのに
ずいぶん前のように思えます。
ガイドブックの企画は
毎年1月からはじめているのですが、
ことしは正月に帰省しなかったこともあって
おろしたての手帳に
「こんなことができたらいいな」と
ぼんやり書いていたことがかたちになりました。
おまけ付きにできないかな、とか。
でんぱ組.incの根本凪さんがTwitterで
ほぼ日手帳に1年間の振り返りをしていたから、
ガイドブックで取材したいな、とか。
お正月は「三日坊主」ということばを
すごく意識するけれど、
三日じゃない坊主は続ける名人だよなあ。
現役のご住職に三日坊主対策を
教えてもらうことはできないかな、とか。
そういう思いつきを手帳に書いていました。
成立させた案ばかり紹介しても
なんだか話ができすぎなので、
ボツ案もひとつ載せておきますね。
あの恋愛シミュレーションゲームを
彷彿とさせるデザインにして
リアルに手帳に書かれたメモを紹介する企画です。
そのちょっと前に『日記のおダイっス!』という
サイコロの企画を公開したばかりで
ダジャレばかりだなと悲しくなったのと、
さすがに無理があるか‥‥と思って
誰にも提案しないままやめました。
手帳と恋愛、しないよね。
このようなことを日々考えながら、
なんとか発売までこぎつけました。
いよいよです「ほぼ日手帳2022」も
どうぞよろしくおねがいします!