販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。
こんにちは、ほぼ日手帳チームの平野です。
ゴールデンウィーク期間は
ほぼ日手帳チームの乗組員が
日替わりでニュースを更新していきます。
テーマは「この日、わたしは。」です。
イトイからのメッセージでも
話していた「ほぼ日手帳2022」のテーマ。
ほぼ日手帳チームの乗組員も、
それぞれ異なる使い方をしているので
いろんな「この日」がありそうです。
きょうが、その企画の1日め。
ほぼ日の乗組員は、
「撮影したいから手帳を貸してもらえる?」
と頼まれる機会がよくあります。
ぼく自身もよく手帳を借りていて、
みんな気前よく協力してくれます。
過去に使っていた手帳は全部、
ロッカーにしまっているのですが
「この日、わたしは。」ということで、
過去の手帳を開いてみました。
最初に「ほぼ日手帳」を使ったのは
2011年版でした。
そこから少し飛んで2014年版からは毎年。
いま使っている2022年版を含めると、
10年目になります。
気に留めていなかったのですが
もう10年目だったのですね。
20代の前半だったのが、
30代の中盤になっています。
毎年「オリジナル」がメインで、
「カズン」と「weeks」も
用途にあわせて使い分けています。
毎日書いているわけではありませんが、
自分のことばかり書かれている文庫本が
10冊も生まれていたと考えたら、
けっこうなボリュームですよね。
ためしに「文庫本 10冊」で検索したら、
『夏目漱石全集 全10冊セット(ちくま文庫)』
『宮沢賢治全集 全10冊セット(ちくま文庫)』
がヒットしました。
ああ、相手が偉大すぎる。
でもポジティブにこじつければ
「ほぼ日手帳」10冊を並べるのも、
「夏目漱石全集」10冊を並べるのも、
「ほぼ日手帳」10冊を並べるのも、
質量的な意味では同じようなものです。
もはや、「平野全集」であるとさえ言えます。
そんな過去の手帳を紐解きましょう。
では、1枚め。
2018年10月3日(水)
「根性ではなく計画です。」
これは、ほぼ日手帳マガジンの
読み物の数を増やしていこうという話で、
が発したことばです。
本人も覚えていないかもしれませんが、
グサリと刺さったのを覚えています。
さらっとそういうことを言いたいし、
It's not "Konjo", but "Keikaku".
という英語構文のように覚えておきたいです。
そういえば小学校の修学旅行で、
「根性」というハチマキを
浅草のおみやげとして買いましたが、
「計画」というハチマキを買うべきですね。
続いてはこちら。
2019年6月7日(金)
「四つ葉のクローバー」
ラッキーモチーフ、
四つ葉のクローバーがはさんでありました。
この日、長男が生まれたんです。
妻が里帰りをしていて
立ち会うことはできなかったのですが、
生まれる日の前日に
長女が里帰り先の庭で見つけた
クローバーをくれたので、はさみました。
葉っぱもちゃんとついたままですし、
ここまで保存状態よく残るものなんですね。
2019年6月11日(土)
「ドスコーイ! ドスコーイ!
あたしの女子力はー! 高いぞー!」
当時7歳の姪っ子が
四股を踏みながら叫んでいたんです。
息子が生まれて4日めですし、
たぶん面会にきてくれたんでしょう。
女子力をどんな意味で捉えていたのか、
いま聞いても教えてくれないんでしょうね。
うちの娘がことし6歳なので、
こういう変なことを言ってくれるのも
あと数年かもしれません。
こどもの言ったこと、書き留めておこうかな。
そして、この1枚。
2015年10月17日(土)
「平野XY」
この日付から察するに、
娘がお腹にいるとわかったときですね。
時期的にはまだ、
男か女かもわかっていないと思いますが、
早々に名前を決めようと
画数を調べていたときのメモです。
「平」が5画、「野」が11画、
そこが固定だとすると
相性のいい画数はうんぬん、
みたいなことを考えていました。
で、今になって振り返ると、
もうまったく無視して名付けていますね。
そもそも「平野」という名字に、
人望、大成、逆転成功を感じないもんなあ。
最後にこの1枚も。
2017年11月13日(月)
「NAOT」
2017年に六本木でおこなわれた
「生活のたのしみ展」で
「NAOT」さんのお店番を任されたときに、
事前に勉強しておこうとメモしたもの。
接客の仕事が慣れないので、
商品知識を覚えようと思って書いたのでした。
実際にお店はひっきりなしに
お客さんがいらして賑わっていました。
いま見ると、当時の消費税8%が懐かしく感じます。
4月29日から開催される
「生活のたのしみ展2022」でも、
「NAOT」さんが出店されます。
よかったらぜひお越しくださいね。
ぼくも会場内をウロウロしている予定です。
ほぼ日手帳チームの「この日、わたしは。」企画、
ゴールデンウィーク期間は毎日つづきます。
われわれ乗組員の手帳とエピソードが、
ご自身の手帳をのんびりと読み返す
きっかけになればうれしいです。
それでは、失礼します。
よいゴールデンウィークを!