ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【わたしの、生まれる。】
タイ&チーフができるまで

こんにちは、手帳チームのシマダです。 

「わたしの、生まれる。」をテーマに
お届けしているほぼ日手帳NEWS。

私からは、
以前にも少しご紹介したことがあるのですが、
改めてweeks手帳の「タイ&チーフ」が
うまれるまでのことをご紹介します。

まずはテーマを決めて、
そこからデザインを考えていきます。
うさぎの場合、表現がとても細かかったので、
ここからどこまで再現できるかを
生地屋さんと相談していきます。



似ている色は同色にしたり、
再現できない部分は少し表現を変更し、
どんどん修正していきます。
そして織られた最初の生地サンプルがこちら。
うさぎの体の色で
生地の印象がだいぶ変わりますね。




できるだけ表情豊かな仕上がりになるよう、
生地屋さんとあれやこれや相談し、
サンプル生地を見ながら
最終的に使用する糸の色を決定します。
1枚の刺繍生地を作るのに、
これだけたくさんの糸を使用しているんです。




たまに出現するクローバーの緑の糸も、
こんなにたくさん使われています。




生地が完成したら手帳の表紙に加工するため、
裏側に紙を貼ります。



それを表紙用の台紙にくるんで、
本体と張り合わせたら完成です。



写真だとちょっとわかりにくいのですが、
裏に糸がたくさん走っている生地を
貼り合わせているので、
どうしても斜めに生地の凹凸が出ます。



刺繍の細部の表現にこだわることで、
たくさんの糸が使われていることを
みなさんに少しでも
知っていただけたら嬉しいです。

次回の【わたしの、生まれる。】も
どうぞおたのしみにー!