販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。
はじめまして。
入社5ヶ月の安木です。
初めての手帳ニュースなので、
はりきってこの原稿を書いています。
さて、わたしが突撃してきたのは、
海外販売担当の大森さん。
ほぼ日手帳をはじめ、
さまざまなほぼ日の商品を
世界中に広めるお仕事をしています。
ちなみに4歳と1歳のおかあさんで、
編み物が趣味という面も。
そんな大森さんに話をききたいと思ったのは‥‥
「わたし、スケジュールはカレンダーアプリで
管理しているんですけど、
ほぼ日手帳は何冊も使っているんです」
と言っていたから。
スケジュール管理ではないのに、
何冊も使っていることに驚いて、
詳しく話を聞いてみたいとずっと思っていました。
取材時に大森さんが持ってきてくれた手帳は、
なんと6冊!
「習慣を記録する手帳」や
「読み返さない手帳」など
その1冊1冊に、生活を彩るヒントがありました。
ちょっと長めの記事ですが、
どうぞごゆるりとお楽しみください。
◆◆◆◆◆
朝のはじまりは5年手帳から
▲カバーと下敷きに惹かれて、贈りものセットの5年手帳を選んだそうです
大森さんは、とっても早起き。
夜はお子さんが寝る時間に一緒に寝て、
可能な時は朝4時に(!)起きるそう。
こどもが起きる前にいろんなことを済ませたくて。
朝の時間は気持ちいいんですよ。
身支度をすませたら、まずは5年手帳。
昨日の出来事を思い出しながら書くそうです。
5年手帳には一番はじめに、
時間を必ず書くようにしています。
そうすると、自然と何を書こうか浮かんでくるんです。
▲ちょうど切り替わりのタイミングで、今年は1年目。使っている万年筆はKawecoのもの。
凛とした朝の空気の中、自分を振り返る手帳。
想像するだけでわたしまで
すっきりとした気持ちになるのが不思議です。
思いついたアイディアを書き留めるWeeks
つづいて大森さんが見せてくれたのはweeks英語版。
こちらはさきほどの5年手帳といっしょに、
かごに入れてリビングにいつも
置いているのだそうです。
▲「いつもはこんなんじゃないんですよ‥‥」と謙遜しながら見せてくれた、リビングに置かれた手帳
こちらの手帳には思いついたことや、
買い物リストなどのほか、Inspicの写真もたくさん。
本の表紙をカレンダーページに貼ったり、
編み物がお好きなので、
今編んでいるものや編みたいものを
メモページに貼ったりして、たのしんでいます。
この手帳に収められている大森さんの習慣の中で、
特にユニークなのが、「1日1捨」。
1日1個、何かを捨てるようにしています。
やみくもに捨てるんじゃなくて、
冷蔵庫の中身をチェックしたり
こどもの使っていないおもちゃをチェックしたりして、
1個だけ選んで捨てるんです。
家の中の新陳代謝になってとてもいいですよ。
そのときのチェックシートとして使っているのは
英語版に入っている365Days Check-off Sheetのページ。
▲娘さんのカラフルなカラーペンで塗りつぶし。かわいいモザイクのようです。
大森さんが英語版を使っているのは、
お仕事柄もあるそうで。
海外のお客様の気持ちを知りたくて、
あえていろいろ使うようにしています。
「今日の言葉」はきちんと読みたいので、
日本語版ももちろん持っているんですけど。
お客様の気持ちを知るには、
まずは自分もたのしむこと。
ほぼ日全体に広がっている考え方な気がします。
読み返さない手帳HON
毎日ほぼ日手帳を書かれている多くの方々は、
「読み返す」のもたのしみになさっていると思います。
大森さんももちろん「読み返す」手帳もつけているのですが、
このHONに書いた内容だけは
「読み返さない」と決めているとのこと。
お客さまに教えてもらった「The Artist's Way」という本の中に、
「モーニングページ」といって
「毎朝3ページ、とにかく思いついたものを
書き出してみる」という方法が書かれていたので、
2月からはじめてみました。
「今日は体がだるい」とか、
「昨日はあれがうまくいった」とか、
ほんとうになんでもないことを
書いているんですけど。
人に見せないし、
自分も読み返さないというのがテーマです。
それが思考のデトックスになっているような気がして、
気に入っています。
10分くらいかかるので、
できる日・できない日があるんですけど。
頭がすっきりして、とてもいいんですよ。
なるほど。読み返さないと決めいているからこそ
書けることありそうです。思考のデトックス手帳、
心に留めておきたいと思います。
仕事場で活躍original&dayfree+ペーパーズ
いままでご紹介したのは、
大森さんのお家に置いている手帳。
ここからは持ち歩いている手帳をご紹介します。
まずは、メインで使用中のoriginal。
スケジュール管理はカレンダーアプリなんですけど、
この手帳には1日のスケジュールを
書き出しています。
そうすることで、今日は何をやるべきなのか、
スキマ時間はどこなのかが
分かるようになりました。
▲英語で書かれたスケジュール(一部機密事項は塗りつぶしています)
ミーティングの時のお供には、こちらの手帳を。
▲カバーはART&SCIENCEのもの
A6サイズのカバーに、
dayfreeとペーパーズをセット。
誰と打ち合わせしたかや、話たいこと、
話たことをメモしたり、
ブレインストーミングに使うこともあるそうです。
ペーパーズは、主にメモ帳代わり。
どんどんやぶいて使っているとのこと。
私は英語が母語ではないので、
お客様から複雑な英文のメールが来た時なんかに、
英語を因数分解するのにも使っています。
ここに入れておけば、
探さなくてもすぐに出てくるので。
【番外編】娘さん(4歳)におくったweeks
いっしょに手帳づくりができたらと、
娘さんにも手帳をプレゼント。
シールを箱に入れて、
ペタペタ貼って楽しんでいるそうです。
写真のページには、
弟さんが進級することが書かれているとのこと。
ふだんは喧嘩ばっかりなんですけどね。
弟のことをちゃんと気にしていたんだなって、
このとき発見できました。
◆◆◆◆◆
大森さんの暮らしをいろどる、6冊の手帳。
どれもアイディアが光ります。
改めてみると、結構ありましたね。
でもToo muchな感じはせず、
逆に生活が整頓できる感じです。
こどもが二人いると、
毎日わちゃわちゃなんですけど、
手帳おかげでうまく回っている気がします。
書くことが気分転換になりますし。
さまざまなライフスタイルに対応する、
変幻自在なほぼ日手帳。
また新しい使い方を知ることができました。
手帳ニュースはまだまだ続きます。
次回の更新もおたのしみに!
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北岸由美 みてみて(weeks/英語版)
タイ&チーフCats & Me (HON/A6)
symphony【navy】(A6)
ほぼ日ペーパー(ズ)みてみて
カラーズラベンダー(weeks)