ポカスカジャンの脱線マガジン。

5月26日 by玉ちゃん

大久保「今日は稽古休みだけど仕事だな」
玉井 「日テレの“笑ってGO”だよな」
大久保「ゲスト、郷ひろみだぜ」
玉井 「そうだな」
大久保「あと山田まりやもだぜ」
玉井 「ふ〜ん」
大久保「省吾どうでるかな? 有名人好きだしな」
玉井 「そうだな」
      ・
      ・
      ・
      ・
大久保「郷ひろみ笑ってたな」
玉井 「ずっと足組んでたな」
大久保「省吾、郷ひろみの目ちゃんと見て
    ものまねしてた?」
玉井 「ううん、目見てなかったよ」
大久保「見てたの山田まりやだろ?」
玉井 「うん、乾貴美子ちゃんの時と一緒だよ」
大久保「またアプローチか、有名人好きだしな・・」
玉井 「これギャグじゃないよな」
大久保「いつものこったからな」
玉井 「どうする」
大久保「どうしょうかな?」


5月28日(日) by省吾
休み明けはどんな天気でもブルー


AM11:30、若手の女の子、清水ひとみと待ちあわせて
久しぶりに自転車に乗って池尻のスタジオへと向かう。
僕の黄色い愛車は大ザンス強化合宿から帰ってきたら
撤去されていて、やっと引き取りに行ってきたのだ。
電車だと乗り換えやらなんやらで40分ほどかかるのだが
裏通りをスイスイと走り抜けて約20分でスタジオに到着した。
電車嫌いの僕としてはこれはメチャクチャ快適な通勤である。
スタジオにつくとけいこ着に着替えてモップがけ。
今日は掃除当番なのである。

スタッフのかたがたが作ってくださった
仮のセットに掃除機をかけながら、しみじみと思う。
「舞台は出演者だけのものじゃなくて
 みんなのものなんだなあ……」
そのうちみんながぞろぞろと入ってくる。
PM12:30、ストレッチ開始。これはツライ。
普段の生活態度の悪さがこういうところで出てこようとは。
体が曲がらない。ちょっとムリをして開脚をしたら
股関節を傷めてしまった。左足の付け根がイタイ。
その横で20歳の若手が、開脚しながら
上半身をベタ〜〜〜ッと床にはわせている。
「弱音なんてはくものか!」
と思った自分にトシを感じた。


5月29日(月) byのんちん

汗・汗・汗。飛び散る汗。
今日はとにかくダンスの稽古。
大ザンスの大ダンスだ。
ワハハは今まで様々な芸術的ダンスを産みだしてきた。
寅さんのコーラスライン、胎児を振り回すダンス、
お○んこダンス、ドラァグ・クイーンの日舞・・・・・・
今回も奇抜でシュールなダンスが目白押しだ。
まずは洋舞。
もうワハハとは20年近くの付き合いだという
菅原先生が指導にあたってくれる。
先生はいつもモッコリパンツだ。
それだけで格が違う。
先生に振り付けしてもらうこと3時間・・・
もう体全体がクラゲ状態(力が入らないこと)、
Tシャツは絞れそうな程。
ここでワハハ恒例の「今日のトップダンサー」の時間だ。
これはその日一番踊りのおもしろかった人を決める時間、
もしくは踊りの下手な人……みせしめのようなものだ。
さて今日のトップダンサーはズバリ玉井伸也。
下手というより変なのだ。
オレも、いやオレも省吾も人のことはいえないが、
玉井はロボット以下だ。
関節に曲がろうとする意志がない。
エナジー0だ。
そういうオレは、踊ってる時、顔がマリオネットだ。
表情0。
省吾は手足が短いんで踊るだけでかわいい。
本人もそれを知っているのが憎らしい。
好感度0。

夜は日舞。
これまたワハハがいつもお世話になってる橘左梗先生。
日舞は心で踊るものだ。一緒に踊る者同士の呼吸が大切だ。
ある意味ヨガみたいなもんだ。
ヒクソン・グレイシーにならなければならない。
ん〜奥深い。
そして日舞のトップダンサーはオレだった。
笑いの渦だった……。
昨日の玉井といい今日のオレといい
ワハハには新人が9人も入ったというのに
ポカスカって……。

PS:ブランキージェットシティーに黙祷。

2000-06-08-THU

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