あれから1か月。
このコンテンツのテキストを担当した
下半身太りが悩みの乗組員菅野は、
毎日ラジオ体操を行いました。
格子先生の著書
『実はスゴイ! 大人のラジオ体操』を読み、
DVDを観てマスターしたあと、
「ラジオ体操第1」のピアノの音楽を
iTunes Storeで買い、
イヤホンをつければいつでもできるよう
自分のiPodに入れました。
朝、午後5時、お風呂前の3回。
午後5時の体操は、会社で、
ほぼ日乗組員有志を集めて行いました。
1回しかできなかった日もありました。
完全にサボった日も5日くらいありました。
それから、敷布団を買いました。
(じつは、それまで自分用に
ちゃんとした布団を持っていなかったのです。
なぜなかったかは、説明が長くなるので
またの機会に‥‥)
からだを丸めず、あおむけで6時間
毎日寝るようにしました。
姿勢は、思いついたら三角形をつくって
正すようにしています。
「おなかひっこめ」も、気づいたら、ときどき。
1か月で、体重は1kg減っていました。
久しぶりにはいたズボンなどで
「あれ?」とおなかまわりが
スッキリしていることに
気づくようになりました。
途中「北海道フェア カニの食べ放題」に行ったり
夏休みは実家に帰って
食っちゃ寝、食っちゃ寝。
好きな甘いものも食べました。
6時間寝ることで食欲が落ちたかどうかは、
自分ではわかりません。あいかわらず食っています。
もうすこし時間が必要なのかな?
でも、ラジオ体操をやることで、
エレベーターを使わないようにしたり、
知らず知らずのうちに少しは
食事に気をつけるようになっていたのかも
しれないです。
糸井重里が「虫歯のない会社宣言!」のとき、
こう言っていました。
「どうせ、おれの歯はひどいもんさ、と
開き直った気分になっていたら
歯磨きだっていいかげんになってしまう。
優先順位がきわめて低い、
他のいろんなことが忙しくて手が回らない、
というような理由があるのかもしれないけれど、
『意気』やら『意思』やらも、
からだの支えあってのことだ」
──「ダーリンコラム」2009年12月21日より──
幼いころの記憶のおかげで
ちょっぴり覚えていたラジオ体操は、
実は、練りに練られた全身運動です。
格子先生は、終わりにこんな話をしてくれました。
「人が何年生きるかなんて、わかりません。
でも、健康寿命をできるだけ長くすごすことが
とても大切だと思います。
ラジオ体操で刺激を入れて、
意識をすこし替えてもらうだけでいい」
ラジオ体操を入口に、
健康でごきげんでいられる時間を
長く持てればいいなぁ、と思います。
これで「ほぼ日」の
ラジオ体操のコンテンツを終わります。
格子先生、ありがとうございました。
みなさま、ご愛読、ありがとうございました。
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