生産管理では
商品の仕様やそれにかかるコスト、
発注数量、発売スケジュール、
発注・製造委託先
（当社では、「取り組み先」と呼んでいます）のなど状況を
総合的に踏まえて生産のスケジュールを立て、
取り組み先の方々ととよい連携を取りながら
製品が無事に納品するまでの一連の業務に携わっていただきます。

「ほぼ日手帳」は毎年、ほとんどの商品が
新年度版に向けて新商品として企画され、
９月１日の発売日に向けて、生産されます。
商品企画の意図をしっかりと汲みながら、
商品を手がけてくださる取り組み先の状況を
ときに生産現場に足を運ぶことも含めて把握・確認し、
信頼に足る品質の商品を期日までにご提供できるよう、
生産管理を進めていきます。
商品企画の担当者や
WEBショップの担当者や販売・物流に携わるチームなど
社内とのよい連携をつくることも大切な仕事です。

ほぼ日5年手帳のような新しい判型の手帳を企画開発したり、
ひきだしポーチなど手帳が売れるとされるシーズンだけでなく、
通年を通してお楽しみいただける新商品の開発にも力を入れており、
このような新商品の品質、コスト設計、納期コントロールにも
注力していく必要があります。

2018年度版では、本体とカバーをあわせて
約90点の商品を発売し、78万部を売り上げました。
２年前に実施した募集での思いと変わらず
現状に満足することなく
より多くのお客さまに「ほぼ日手帳」を楽しんでいただけるよう
社内外とよりよい連携をして
生産管理の力をさらに高めていきたいと考えています。

なお、ときに生産管理業務に付随して、
発注業務にも携わっていただく場合もあります。
例えば、タイムリーに「ほぼ日手帳」をお届けできるよう、
初回発注数量の検討に加わったり、
販売推移や取り組み先の状況、原価などのコストに照らして
追加発注量を検討したりする状況などで
生産管理担当からの情報発信が求められます。
発注数量を決定する上で大切な要素をしめることもあり、
スケジュール管理や社内外と連携する力に加えて
数値を読み解き、表現する力も求められる仕事でもあります。