ほぼ日の物流業務について

ほぼ日では「ほぼ日手帳」をはじめとする文具や
アパレル、生活雑貨など
幅広い商品コンテンツを企画し、
実現した企画の生産、仕入れ、販売までを
自分たちで企画し手掛けています。
ほぼ日の物流担当は、
これらの様々な販路で販売される商品全体の
物流業務全般を担当しています。

「ほぼ日」がはじめて販売を行ったのは
1999年の「ほぼ日オリジナルTシャツ」でした。
WEB通販がまったく主流でなかった時代に、
おかいものを安心して楽しんでいただけるよう
ほぼ日ではたらくスタッフが総出で
梱包から発送までを手掛けました。

「ほぼ日手帳」が2001年に発売となり
2004年には３PLの外部委託を行うことで
注文件数の伸長に対応し、
お客さまとのコミュニケーションや企画に
より注力できるように体制を切り替えました。
翌年の2005年からは
「ほぼ日手帳」が全国のロフトで取り扱われることとなり
本格的な卸販売も物流の見渡す範囲となりました。

自社EC「ほぼ日ストア」に加え
国内外のECモールへの出店、
卸先販路での取り扱いなど、
お客さまの声や要望に向き合うかたちで
販売と物流の仕組みづくりに取り組み、
現在では100を超える国と地域のお客さまに
ほぼ日の商品をお届けしています。

2017年の上場を機に
会計との連携や在庫管理の品質向上など
物流面での内部管理体制の
見直しにも取り組んできました。
食品やお酒、化粧品など、
商品コンテンツの幅もふえたことで
温度管理やロット管理にも対応しています。

当初は１拠点だけだった倉庫・３ＰＬの委託先も
販路の拡大や販売量の伸長にともなって
４つの拠点に増えました。
昨年にはメインの３PL先の移転を行って
よりスピーディーに、もっと多くのお客さまに
「ほぼ日」のさまざまな
商品コンテンツを楽しんでいただけるよう
物流基盤の再構築に踏み出しているところです。

この募集を通して目指したいこと

ほぼ日の事業基盤である
「販売コンテンツ」の可能性を広げ、
下支えしてきたのが「ほぼ日」の物流チームです。

商品企画担当や販売担当部門、
サプライヤー、委託先３PLや配送会社など
社内外の関係者と
よいコミュニケーションを緊密に行いながら
それぞれの関係者が
安心しながらも大胆な取り組みができるよう
物流担当が「ほぼ日」の販売を下支えしてきました。
その取り組みが会社の成長をも支え、
物流の役割もそれに伴って成長を重ねてきました。

いま「ほぼ日」が大きな開拓の動きを
推し進めていく中で、
従来の動きに追随するだけでなく、
物流担当の側から
商品コンテンツや販売などの企画に
「こんなこともできるよ」と提案していけるような、
そんな物流のあり方を作り出していけないかと
考えるようになりました。
その中で「ほぼ日」の物流の新しいチャレンジとして
取り組みたいと考えたのが
サプライチェーンマネジメントの構築です。

具体的には、越境物流も含めた
物流の理想的なあり方の設計から構築に加え、
規模が大きくなってきたことで可能になる
資材調達から商品生産に関わる受注、配送、
納品方法のアレンジに至るまで、
ほぼ日の商品コンテンツにおける
サプライチェーン全体を見渡すこと、
従来の手法にとらわれず、
ときに大胆な変革も見据えながら
SCMがよりうれしいものになるように設計し、
実行していくことを想定しています。

物流の「大開拓」ともいえるこの動きの、
中軸、けん引役となって下さる方を
今回の募集ではお迎えしたいと考えています。

物流のプロフェッショナルが
社内にいない中でも
その時々の自分たちの取り組みが
もっともよいプロセス、仕組みとなるように
考えて取り組んできましたが
社外で行われているSCMや物流の取り組みから
いまのほぼ日が学べることは
たくさんあると考えています。

SCM、物流の仕事のおもしろさと向き合いながら
新しい場所でのチャレンジを
求めていらっしゃる方がいれば、
ぜひこの募集にご応募ください。
きっとこれまでのご経験が活かせて
それが貢献となり、よろこばれる仕事になります。

くわしくはこのあとに続く
募集要項をご覧くださればさいわいです。