木村くんの部屋はありませんか？ 山手線の内側で、麻布に近くて３万円って、ない？

これが木村拓哉くんだったら、あっという間に決まりそう。 しかし、そうじゃなくって、木村俊介くんなんです。 「ほぼ日」に出来たらチャリで通える場所が理想ですが。

第５回　不動産訪問／鼠穴宿泊／そして最終回の巻。 11月30日、今まで集めた情報をもとに 動きはじめました。はじめの狙い目は、恵比須3.0万。　 電話で問い合わせてみたら、 まだ借りられていない。よし、行ってみよう。 渋谷の不動産屋に直接行くと、受付のお兄さんが 恵比須の大家さんに電話してくれる。 「はい。こちら男の学生さんです、え？　門限？」 門限があるみたいです。それは気付かなかった。 しかも夜九時半、、。無念。　 このアパートは主に、上京して 予備校に通う方が住む場所なんだって。 よく考えたら、そういう物件も必要ですね。 他のよさそうな物件の大家さんにも 電話連絡してもらったのですが、 「はい、あの二万九千のものです、 　ああ、昨日売れちゃったんすか？」 「あれ？　女性のみ？」 というわけで、やっぱり難しいみたい。 でも一軒だけ、東急目蒲「不動前駅」の近く、 西五反田四丁目あたりに2.9万があったので、 すぐに連れてってもらいました。 六畳トイレ共同はこういうものだ、と目でわかったし、 寝るだけなら結構大丈夫そうだろうとは思ったけれど、 いくつかの理由があって、 そこにする気になれませんでした。 ネットでチェックした物件は不動産屋で ほとんどぜんぶ実際に調べてみました。 でも、どうやらけっこう厳しいようです。 十個以上物件候補あったのに きちんと調べると駄目なんだもんなー。 ちょっと落ち込み気味、、、 って、いかんよ、このムード！　もう早く決めなきゃ。 たぶん部屋探しの長期戦は絶対やばそう。 そうなっちゃうと疲れ過ぎるような気がする。 部屋探しは、仕事そのものじゃないんだ。 町田の往復３時間を無駄にしないで、 早く仕事してぇと思うから、部屋を探しているんだ。 こういうことをたのしんでいる場合じゃない。 編集部でそういう感じで相談してたら、何となく 「じゃあ、とにかく移動することをはじめよう。 　今日はとりあえず鼠穴（編集部）に泊まっていいよ」 みたいな話になったんです。　 何かわからないけど一応動いてる、 と思ってどきどきしてました。 しかし、そうやって 鼠穴初宿泊を開始した一時間後の12月1日午前一時、 この部屋探しコーナーはいきなり終了しました。 以下、ぼくが夜中にdarlingに送ったメールと、 返信です。 Re: 部屋、決まったあああ！！！！！ おおいっす。 タイトルに気圧されたよ。 >糸井さん、今ともだちのところに電話して、 >奴の部屋をシェアしてもらうことに決まりました。 >浜田山です。ちょっと距離ありますけど、 >けっこう遅くなってもチャリで帰れることは帰れます。 >もう、これで決めちゃっていいっすか？ いいっす。そうしたほうが、 「部屋探ししている時間を楽しんでいる」より、前向きでしょう。 （せっかくの人気企画だったけどな。あはは） >これからしばらくは >埋蔵金の面白さに力を入れたいので、 >明日で「木村部屋」最終回でいいんでしょうか？ >今つくってますけど。 よーし、やっちゃえやっちゃえ。 速度の「ほぼ日」だもんねぇ。 > >埋蔵金、明後日更新できるようにやってみます。 >（アイコンまだかもしれないですね） というわけなんですよ。 えーっと、こうなっちゃうと、ふと思うんですよね、 今までいろいろ情報を下さった方に この終了について何ていえばいいんだろう、って。 たいへん言いにくいんですけど、うーんと、 あのその、まあひとことでいうと、 友達の部屋で寝れるようになったってことっす。 「不動産でらちがあかないかも」 と思ってシェアメイト募集の電話を友達にしてみたら、 「あ、いいよ」 といってくれた、それだけの話です、、、。 「大袈裟に募集した割に、友達の家かい！」 という感じでした。すみません、、、。 でもすっきり決まっちまいました。嬉しいです。 心配してくれたみなさん、どうもありがとう。 これからはゲリラ的に友人宅寝袋宿泊を展開して ほぼ日ではたらいていきますんで、よろしくー。 （おわり）

1999-12-01-WED

第４回　木村君本人登場。 はじめまして、部屋を探してる木村です。 「烏山1.2万、窓ないけど電気通っててよかったね」 の情報を前回下さった方、どうもありがとうございます。 いいなあ、これ。かっこいい物件だ。 何か「よっしゃやってやる！」っていいたくなりますよね、 「俺は行くよ、鍛えるよ」みたいな。 挑戦してえ、肝試しだ。でも遠い。 もし麻布に近かったらまじで住むよ、 いやー、惜しかった（っつうか助かった）。 今日も情報もらいました、ありがとうございます。 >ぼくも以前から、 >都内格安物件に興味を持っており、 >特集していた雑誌を保存していました。 >マガジンハウス発行の「POPEYE」98年8月25日号に >「渋谷・原宿３万円の部屋」とあります。 >ここには具体的な部屋の写真や間取り図が >10件ほど掲載され、取り扱い業者も明記されています。 >神宮前６丁目、和室３畳、管理費込28000円なんていう >物件もあるようです。 >掲載された物件はとうに借り手がついているとしても、 >業者はいずれも地元のようですから、 >問い合わせてみる価値は充分あると思います。 >出版社は古い号の雑誌を保存しないと >聞いたことがありますので、 >とりあえず掲載されていた業者の >問い合わせ先を書いておきます。 >＊＊＊＊＊ >＊＊＊＊＊（問い合わせ先） > >むらやま うーむ、神宮前管理費込み28000円はすごい。惜しい。 でも、やっぱありそうだぞ。 誰か物件雑誌関係詳しい人いないかな？ 今日は、 自分でもインターネットで探してみました。 高田馬場2.4万円 三軒茶屋2.5万円 西新宿2.5万円 北新宿2.9万円 品川／西五反田2.9万 下北沢3.0万円 代々木3.5万円 港区はなかったけど、 いやー、けっこうありますね。噂の恵比須3.0万もあった。 やっぱ早稲田付近はいいかも。 地図片手に麻布との距離を測ってみると、 五反田もけっこう近い。 今度、各方面に自転車でツーリングしてみよっと。 それでいい感じの道に住もう。 そう思ってたら、今、すっごいメールが来ました！ >後楽園にすんごい物件がありました。 > >山手線円内！ >丸ノ内線後楽園駅下車徒歩３分！ >１軒屋！８０平米！ >で、なんと７万円！ > >但し築３０数年というシロモノ・・・。 > >たばこ屋のおばあちゃんがほそぼそひとりで暮らしてて >諸般の理由で?最近」空いたのでは？ >と友人間では推測しましたが >さだかではないです。 > >念がこもってそうですが >みんなですむと楽しいのでは？ >俺たちの旅 ver.1999みたいで。 > >僕は遠慮しましたが。 > >でわでわ。 > >okapod the cut なんだこりゃ、すっげえぞ！ 一軒家だよ！　誰か誘ってすめばいいじゃん！ 「諸般の理由」「僕は遠慮しましたが」 うおー、行間に謎がうようよしてる！ このたばこ屋、気になります（おばあちゃんも）。 これ、今問い合わせているので、 みなさん続報を楽しみにしてくださいね。 第二の鼠穴（社宅？）誕生か？ 今日はこのへんで。 ほかにメールを下さったみなさんも、 情報ありがとうございました。 きちんとした物件からチャレンジ精神旺盛なものまで、 何でも待ってます。 かなり本気で探してますので、 「これ受けないかも」「載らないかも」なんて思わず、 いい部屋見つけたらぜひお知らせ下さい。 宛先はroom@1101.comまで。 （つづく）

1999-11-30-TUE

第３回　木村君の部屋、ぼつぼつ情報きてます。 夜中にメールチェックしていたら、 ぼつぼつですけれど、木村くんの部屋情報が届くので、 これは、のんびり更新していると本気じゃないように 思われてしまうなと、気をひきしめ、 急遽、darlingが臨時で原稿書きをはじめました。 まずは、先日の夢のような ４５万円の部屋情報のエンディング。 こんにちは。 先日は失礼いたしました。 なんか期限付きなのかも、とか、 家具がそのまま置きっぱなしなのか、とか、 事件があった部屋なのかといろいろ一人で想像してましたが、 ただの掲載ミスだったんですね。 言われて気づきましたが、 そういえば家賃より駐車場のほうが高いなんて 変ですよね。 しかし家賃４５万なら敷金は１８０万！ いったい誰が住むんでしょうね。 ちなみに元東京都知事邸は 家賃３００万で貸してるらしいですが。 木村さんも良い部屋（安い部屋？）が 見つかるといいですね。 また続きはほぼ日で読めるのを楽しみに待ってます。 では。 みなと　ゆみ ゆみさんのせいじゃないんです。 でも、その後もご親切に祈っていてくださってありがとう。 絶対にさがすからねー。 次は、日々動いている情報らしいけれど、 「ありますよ、きっと」ということがわかってきた。 はじめまして。 友人が２３区内に部屋を探しているので手伝っていたら 良い情報がありましたのでお送りします。 恵比寿駅から徒歩６分。 家賃３万円（プラス管理費３０００円） 木造４．５畳。２階。トイレ共同。日当良好。築２０年。 銭湯・ランドリー１分。コンビニ２分。 ｙａｈｏｏ不動産情報で見つけました。 この情報は毎日変わるようなので、 もう無いかも知れませんが 一応、１１／２８に見つけたものです。 では、がんばってください。 かねひら 恵比寿、いいねぇ。 コンビニ、２分っていうのは、つまり、 冷蔵庫もいらないってわけですよね。ある意味で。 こういうの、具体的に訪ねていかないといけないかな。 次は、超リアリティ。 なんてったって、自分が住んでいるようだし、 部屋が空いているっていうし。 「チャリで通う」・・・には、多少根性が必要でしょうが、 早稲田近辺なら、２万円台がごろごろしています。 かく言う私も 「２万５千円小さいキッチンつき風呂なし トイレ共同一軒や二階」 の住人です。 女の子だけの下宿で、４部屋あって、 ３万円のへやひとつ空いてます。 大家さんもいい人だし ご近所は昔ながらの住人なので安全だし、 かなり気に入っているのですが、ともだちは、 「がんばってるねえ（こんなところで・・）」 といいます。そんなこと無いもんっ。銭湯も楽しい。 早稲田駅周辺の、やはり 「昭和な感じの不動産や」で探しました。 男の子用なら、１万円台も夢じゃないかも。 でもなあ、やっぱり遠いですよねえ、麻布・・。 それに、(東大の学生さんなら） 本郷周辺にもそういう下宿、あるのでは？ あっそうだ、いつか「オリーブ」で、 原宿にもそういうやっす〜い下宿があって、 アーティスト志望の男の子女の子が共同生活している、 という記事を読みましたよ。 「昭和な感じの不動産や」でさがしてみては？ 　　 中台順子 あ、これは、女子限定でしたか。 でも、あるっていう確信がでてきたぞ。 もうひとつ。 現物あり、の、１万円台。 さ、どうするって、試されている感じ？ どうする、木村くん。 こんにちわ・・ 3万のお部屋お探しだそうで･･ 前に聞いたんですが、もちろん風呂・トイレは共同です。 ４畳半ですが・・日当たりは 気にしますか？気にならない？！ いい物件があるんです・・この時代になんとたったの・・・・ １万２千円！！（んーお借り得！！） いかがですか？日当たりだけが問題なんですよ・・ でもね・・すばらしいことに 冬は冷蔵庫の後ろからの熱でお部屋は暖かく えっ？夏？そりゃー暑くて・・でも人間暑さで死なないわ！ 暑さでフラフラになって気を失う ぐらいで寝ると寝れるって･･エアコン付けようかって？ ウィンドウ型はもちろん無理！ 普通のだって室外機置くところが・・ 朝の光で目覚める？ないない・・ 今日の天気だって・・・わかんないのに そう・・感のいいあなたならおきずきでしょう。 「窓」がないんです。 どんな部屋かって？ コの字方のアパートでコの字の真ん中なんです。 電話でしたっけ？ そのアパートで引いてる人いなくって 電話線引く工事が 電柱からの工事になるそうで・・あっ電気は通ってますよ。 よかったね。 テレビなんかなくったって 周りの人の観てるテレビがラジオのように・・ どうですか？こんなとこ。 たしか場所は烏山とかあっちでした。 まー麻布までは遠いけど・・こんな部屋もあるんですよ。 実際に・・ あっ、ちなみに今は 近くのふとん屋の倉庫になってますが・・ いつでも開けてくれるそうですよ・・ でわ・・ ｍａｋｉ あらためて読んでみたけど、 度胸試しじゃないっつーの。 烏山じゃ遠すぎるし、これはない！ 木村くんがオッケーしても、俺が止める。 これ、おたのしみ読み物としてだけの情報ですよね？ どうぞ、「見つけ方」などでもいいですし、 具体的に、「ここにある」という情報でもいいですから、 なんとか、使える情報を教えてください。 連絡はメールで、 room@1101.com にお願いします。 （つづく）

1999-11-29-MON

第２回　木村君の部屋、情報きてます。 11月24日（木）からスタートした新企画。 ３万円の部屋探し。情報きてますよぉ。 『なんとリアルタイムな』 本日、私め、 鉄筋コンクリート、マンション、 しかしフロ無し、トイレ共同、台所付、７帖半、 ￥43.000を仕事場として借りたものです （ちょっと九龍城みたいな感じ）。 場所は恵比須駅のガーデンプレイス出口から徒歩5分。 破格なお値段。 木村君がもし、フロ無し、トイレ共同で、 さらに木造アパートなどでしたら、30.000円代でも かなりいい物件が恵比須の駅前の不動産屋にはあります。 ちなみに私の行った所は、サンエースさんです。 ネコを抱えた老女二人でやってる、 ちょっと昭和な感じの店です。必見です。 たしか私がみた時にも、恵比須周辺に、 男子専用でそういう物件何個かありました。 最初私も30.000円代で探していたものですから。 それでは。 貝塚貴子 情報ありがとうございます。 ４万3000円、フロなし、トイレ共同、 いい線いってますねぇ。 “昭和な感じ”の不動産屋さんには、 ３万円くらいの物件があるんですね。 候補のひとつとしてキープしておきましょう。 『木村くん、出て行かないでー！』 木村くんへ 突然の雄叫び、ごめんなさーい。 町田から、出て行く……なんて、 寂しいことを言わないでー！ 私も、町田市つくし野に在住しています。 確かに、町田は、多くの方々から、 「えっ！　町田って、東京だったのー！？」 なんて言われるくらい田舎で、 メジャーじゃないところですが、 木村くんまで失うなんて、悲し過ぎます。 また、いつか、帰って来てくださることを祈りつつ、 麻布十番に住んでいるステキな方に、 近辺のお部屋探し、お願いしてみます。 町田のサンタより 『家じゃないんだけど』 おもしろそうな企画ー！ あたしも町田市民です。 ほぼ日のことだからきっといろいろ情報くるでしょうね。 そこで三代目魚武濱田成夫 「東京住所不定」をやってはいかがですか？ 二番煎じですけど。 １カ月おきに家をかえていくんです。 では、いい家がみつかるといいですね。 　　 町田市民　ヨコタキョウコ　19才 町田市民の方から、ですね。 「東京住所不定」もわるくないんですが、 木村くんはあくまでほぼ日でバリバリ仕事するために ご近所にねぐらを見つけなきゃならないんです。 見つけてください、３万円の部屋を。 お願いしますよぉ。 『こんなのどうでしょう？ 　３LDK　4.5万円／月　管理費無し　港区麻布十番』 こんにちは。 いま私も引っ越し先を探してるので、 ついでに探してみました。 ネット上ではあんまり見つからなかったけど、 こんなのがありました。 格安すぎてなんだか裏があるような気が しないでもないです・・・。 （お客をつるための物件だったり）。 予算がちょっとオーバーですしね。でも一応参考までに。 ************************* 港区麻布十番２ 六本木駅　徒歩12分 家賃４万５千円　管理費無し　礼０敷４　即入居 和６、洋７・５、洋６、ＬＤ12、Ｋ３ 87.38平米　６／７階　'82年築 洗濯機・乾燥機・冷蔵庫付き バルコニー、エレベーター、オートロック、 冷・暖、シャワー、給湯、バス・トイレ別 ************************* 敷金がもうちょっと安ければ 私も物件見にいくくらいはするんですけどね。 これが載っているのは「インフォシーク」で イサイズの住宅情報・住まいを借りるで 六本木駅を５万円以下で検索すると出てきますよ。 では。 みなと　ゆみ こ、これ、すごい安さだね！ オレ（スタッフＫ）が借りたいくだいだよ。 きっと問い合わせが殺到してるだろうなぁ。 だけど、ちょっと安すぎる気もするな。 14万５千円のまちがいなのでは……？ とゆーわけで、「インフォシーク」で調べてみました。 たしかにあった！　４万５千円だ。 なになに、マンションの敷地内に駐車場があって、 それが月５万2500円。家賃のほうが安いぞ……？ よっしゃ、電話してみよ。 「はい、もしもし」。 イイ声のお姉さんが電話に出た。 ちょっとお伺いしたいことがあるんです。 インターネットで調べて見つけたんですけど、 あのー、麻布十番にある３LDKのマンションで……。 「あ！　４万5000円の物件でしょうか？」。 ええ、そうです。 「まことにもうしわけありませぇ〜〜〜ん。 　45万円のまちがいなんです〜。 　ほんとうにすみませぇ〜〜〜ん」。 はあ、45万円ですか！？ いえいえ、こちらこそ、いや、いいんです、いいんです。 はい、はい、どーも、わかりました。すみません。 なに謝ってんだよ。 ……45万円だってよぉ。 「14万５千円のまちがいなのでは……？」 なーんて、したり顔で書いてたの誰だよ。オレだ。 『本物！！』 はじめまして。早川といいます。 わたし、「奇抜の人」を読んで以来の 木村さんのファンです。 こんなところでお会い（？）できるなんて、 おどろいています。うれしいです。 目次のページに「木村俊介」という字を見つけても、 あの木村さんと糸井さんがつながるとは思えず、 「まさかなー」と思いながら新しいコーナーを開きました。 とってもうれしいです。これからが楽しみです。 でも、お部屋探しには協力できることがありません。 ごめんなさい。 よいお部屋が見つかりますように、お祈りしています。 意味のないメールでしつれいしました。 お、こんどはファンレターだな。 「お部屋探しには協力できることがありません」って、 いーのよ、いーのよ、応援してくれるだけで 十分ありがたいことですよ。 さてみなさん、今回は「これだ！」とゆーような “一発ツモ”になる決定的な情報はありませんでした。 まだまだこのコーナーは続きます。 予算３万円ですからね。 その条件だけクリアすれば、あとはうだうだ言いません。 場所も、ほぼ日まで片道30分くらいなら オッケーだよね？　木村くん。 部屋がみつかるまで、 木村くんの往復３時間の旅はつづくのだ。 情報おまちしておりまーす。 （つづく）

1999-11-27-SAT

第１回　木村君の部屋探してます。 オーストラリア留学から帰ってきた木村俊介くんを、 「ほぼ日」のスタッフとしてこき使うことが決まりました。 で、現在の町田市から通うのは往復３時間もかかるので、 安い部屋を探そうということになりました。 ・予算は、３００００円／月。 ・風呂はなくても大丈夫というより、贅沢はいわない。 ・トイレも、キッチンも、どこかにあればよい。 ・コンセントと、電話線は欲しいなぁ。 　でも、PHSが使えればそれでもいいか。 ・狭いのも気にしない。 ・素敵な女性が、「カーテンで仕切るけど、いい？」 　なんて言ってくれたりするのも、かまわない。 ・「広い家にいた息子や娘が独立してしまって、 　さみしいので、ひと部屋使ってください」なんてのも、 　とても、かまわない。 ・友達のいるアパートの隣の部屋が空いてますよ、とか、 　「私は不動産屋ですけど、そんなの、ありますよ」なんて 　情報もありがたい。 木村くんは、現在東京大学の３年生で、 学生ですが『奇抜の人』（新潮社刊）という本の 著者でもある、前途多難にして有望なナイスガイです。 『奇抜の人』は、大著『死霊』の作家・埴谷雄高さんの 周辺の人々（吉本隆明さんも、瀬戸内寂聴さんもいる）を 取材して、ハニヤユタカの人間像を浮き彫りにした （軽くも読める）力作ドキュメンタリーです。 特長は、身長が高い。英語は大丈夫。本は読む。 初対面の人をつい油断させてしまう「ぼーっ」がある。 オーストラリアでも、ともだちにもらった寝袋もって、 いろんな場所を泊まり歩いていたらしいので、 「寝られればいいんです」は、本気です。 　 うちにどうぞ、とか、となりにありまっせ等々の 情報をぜひください。 連絡はメールで、 room@1101.com にお願いします。早く決まればそれだけ早く 「ほぼ日」に反映しますので、ぜひ、よろしくね！

ほぼ日編集部への激励や感想などを、
postman@1101.comに送ろう。

1999-11-24-WED

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