短い最終回です。 10月の三連休の、まんなかの日曜日の夜。 そこには |
短い最終回です。 10月の三連休の、まんなかの日曜日の夜。 そこには |
ふたりは、あの3月の沖縄ライブで それなのに 僕たちは、そのようすを眺めながら スミンの歌声は、やはり素晴らしかった。 |
以前から「好きな歌だな」と思っていた 筆談と手話、 そのなかで、スミンは 「今まで撮られた写真と、違ったんです。 齋藤さんのスライドショーに合わせ |
「どうして、齋藤さんの撮る写真のことを そのことについて で、いろいろ考えたわけですけど、 というか、それは、最初からありました。 知り合った初期に届いたメールのなかに 「おれのばあい、聞こえないということで |
接点。 それは、 でも、どんなかたちであれ、 齋藤さんの写真には、だから、 |
もうひとつの印象は、「正直」ということ。 齋藤さんは、正直にものを言うと思います。 だから以前、ふと思い立って 「筆談でうそをつくってこと、ありますか?」 齋藤さんの答えは、こうでした。 |
「ぼくにとって筆談は ほかの人がどうなのかはわかりませんが でも、筆談に真実味、それはあります。 残るし、見えるし、書くのに時間がかかるし、 残る、見える、一文字書くのに時間がかかる、 『うそを』 筆談でうそをつく、ということを こわい、ではないか。めんどうくさい、かな。 せこいうそをつこうとして ながあああああああああい文字の旅の果てが だから、ぼくにとって それでも、 |
齋藤さんは、スミンを撮ってからというもの、 吉祥寺ライブの数日後、 作品名は「音楽のかたち」。 ピアノを弾く若い女性を主人公にしたような そこには、以下のようなメッセージが 「思えば、ぼくは、目に見えるだけのものに 音楽のように、見えないものだからこそ それは、耳の聞こえないぼくにとっては ああ、自分のなかで今、つながりました」 |
【おわります】 2012-10-16-TUE |
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